去年の頭くらいから、表題のようなことをよく考えるようになりました。 ある状況に対して取る行動を100回繰り返して、それでもいい結果が残るかどうか、で行動をするべきか否かを考えるようになったわけです。
もう少し詳しく説明すると、ある行動をある状況で取った場合に、1回1回だけを見て、成功、失敗について一喜一憂するのではなく、100回とかの多くの回数その行動を繰り返してどれくらいの確率で成功するかという、大きな視野に立って、行動の仕方の是非を判断するわけです。
例えば、株式が急騰しているときに飛び乗る行為。これは、それなりの確率で儲けることができる行為です。 しかし、100回それを繰り返した場合を考えると、大損してしまう危険性が相当高く、リスキーな行為ということで、思いとどまるのが正解ということになります。
また、あるセールスのやり方について、その当否を分析する場合でも、この考え方に則って考えると、やはり、相当の回数テストしてみてはじめて結論が出せるということになるわけです。
ま、マーケティングのプロの方にとっては常識的な考え方だと思いますが、意外に一般の方は知らない場合もあるのでは、と思って書いてみました。
実際のところ、私も、以前はその場その場で、少ししかテストしないで性急に結論を出すタイプでした。
人間も同じだと思います。その人間の一回や二回の失敗で、その人間の能力は測れませんよね。しかも、人間はどんどん変化していくのですから、尚更です。
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