同業者様の悩みと思惑を読み解く！

業界内のうわさ話ですが　アマゾンとオートバックスさんが提携して
「アマゾンで購入したカー用品をオートバックスさんが取付をするサービス」を始めました。
タイヤやカー用品の取付ができるインフラ設備と人員を
持ち込みの取り付けに振り向けるわけです。

カー用品やタイヤなどをネットで買っても取り付の関門があるために
今ひとつ売れ行きが芳しくないのがオートバックスさんがその下請けをすることで
ＷＩＮ・ＷＩＮの関係が構築できるということでしょう。

オートバックスさんはもちろん「下請け」とは言いませんが
実体は「下請け」そのものだというが業界の評判です。
ではなぜ　そうしたサービスを始めたか　
始めざるおえないのかといえば
・・・・・・・なのです。

頭の良い人が考えることは　「理屈」が優先します。
効率とか生産性とか数字に顕されるもの　それを上げる為に
「工場の稼働率を上がる」「人を遊ばせない」「ついでに他の物を買ってもらう」
そうした理由があるはずです。

ところが現場はどうなるか？
少し前　牛丼のすき屋さんが牛鍋定食を発売したら
手間がやたらめったら増えて　店員さんがてんてこ舞いになり
大量に離職して店舗運営ができなくなったという事例がありました。
特にスタッドレスのシーズンにアマゾンで買って
オートバックスでつけるという作業は
実質パンクするのではないか？と噂されています。
タイヤを取付する手間はとても複雑なのです。
現場から反乱の声が上がらねば良いのですが？
「理屈」が優先しすぎると　人の感情はものすごく害されるものです。
現場の苦労を　企画部門は知らない・無視するとトラブルになります。


当社の事例を持ち出すと　
「持ち込みのタイヤ交換をします。」とある時期　本店のみをオートウエーさんという
ネット業者の取り付け店として登録した事があります。
その時どうなったかというと　
雪が降る頃取り付け依頼や確認のメールや電話が殺到して
自店で販売したタイヤの取付にも支障をきたしそうになったので
さっさとその取り付け店登録を外しました。

「お客様のために」と発想したことが　
結果として「お客様の立場」を知らないことが露見したわけです。
そりゃそうです。　雪が降ると聞いたからあわててネットでタイヤを買うから
そのＨＰに載っている取り付け店に連絡されるのは当たり前のことです。

その時痛感しました　
私たちの店で買おうとしてくださる「お客様の立場」を最優先するのが大切で
ネット買って取り付けだけを依頼しようとする「お客様の立場」とは一線を引くことが重要だと。
小さなタイヤ屋に価値を見い出してくださる人　
想定するお客様の立場に立つことが最優先であることを忘れてはなりません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

理屈を優先し現場の苦労を知らないと最悪です。
人は数字で攻められ疲弊します。


その点　洗車・コーティング専門店は感性が優先します。
すると伸び伸び洗車技術の伝授が行なわれます。



新人の佐藤さんを指導中の大山サブチーフ。
教える立場になって張り切っています。
教えることを学ぶ立場です　指導者としての始まりです。





物販業は　お客様が欲しいとされる付加価値は「物品」の中にあり　
製造者が付加価値を創造し　販売業者が付加価値を作ることはありません。
タイヤという品の付加価値は「タイヤ」そのものにあり
私たちはそれを取付する・できるという価値を重ねる事に
存在価値を見い出し　スモールタイヤ商売として
地域の毛細血管となぞらえて商売を展開しています。
つまり商品の価値と取り付けという価値がセット販売なのです。



車美容業としての洗車・コーティング業はサービス業ですから
付加価値は店舗で作りだすものです。
キレイの仕上がりが付加価値そのものともいえますから
働く人のやりがいモチベーションはとても高くなります。


これから物販業はますます競争競合が大手の寡占化になりそうです。
一方サービス業の価値が高まる流れです。

この流れを見るのがとても大切だと思います。

「キレイ」ちゃん成長！

成長と発展こそ　私たちに「人」に埋め込まれ備わっている特性だと思います。
生まれると自動的に身体と身体能力が成長を始めます。
体重が増え身長が伸び　ハイハイができるようになり
そのうち直立二足歩行をいつの間にか身につけます。
そういうフィジカルの成長が２０数年続き　
そのピークを越える頃から人は精神メンタルの発展向上に目が向きだします。
体の成長から精神の成長へ（少年から青年へ）
体の老化が始まっても精神はますます成長へ（壮年から老年へ）
この大まかに二つの段階・課題を経ていくのです。

５４歳の私は体の老化は始まりましたが　精神も老化気味・・・というわけにはまいらず
肉体はともかく精神はますます発展向上させていかねばなりません。


その為に産みだしたキャラクターが「キレイちゃん」です。

５０過ぎのおっさんが「キレイ」「キレイ」と騒いでも
キモイと言われるのが関の山です。
黒子に徹するのが役目です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

開業から４年目が始まった「キレイちゃん」が活躍するキーパープロショップ岐阜店
その店が　また一段と上昇の波をとらえた感じです。
売り上げという指数で８月は１７０％という数字で
今月も１５日で前年同日比１８８％に達しています。

そこでインフォメーションでもご案内しましたが
アルバイト・パートさんの募集をしたところ
大勢のひとからコンタクトがあり　面接をして
今日からひとりの女性がパートさんとして研修が始まりました。
これから予想されるタイヤ繁忙期とのダブル大繁盛に向けて
スタッフの充実をはかる時期と判断したわけです。

世の中に車の「キレイ」を車美容業として認知し受け入れてくれる
条件が揃いつつあるとは　前のブログに書きました。
まさに　その通りに動いている感じです。
「需要はあっても人が集まらない」ならその時期ではないのかもしれませんが
「需要はあるし人も集まる」　それなら時は満ちていると判断できます。
安全君（タイヤキャラクター）とキレイちゃんが出会ってから
その活躍の場としての店舗は業績を伸ばし続けています。


今回のパートアルバイトさん募集は店長とキーパー課長が仕切って
社長としての私は事後報告を受けるだけに留めましたが
現場を良く知る二人の意気が合ってよい結果を生みそうです。
募集をする決断だけはしましたが　あとはお任せです。
これが上手くいく秘訣かもしれません。

ありがたいことです　うれしいことです。

「キレイ」が顕れる場所 キーパープロショップ岐阜店！

あなたの心の中にある「美」！
逆に言うと「美」が始めから備わっているから　
「キレイ」を求めるのです。
その心の中にある「美」は　外の世界と共鳴します。
この世が写し世と呼ばれるのはそのあたりに由来がありそうです。
秋になると紅葉に「美」を求めて　紅葉狩りに出かけ
春には花見で桜を訪ねます。
冬は凍てつく大地に樹氷を求めて冬山に登り　自然の美しさに感動を味わいます。
なぜか？　あなたの中に「美」そのものが備わっているからです。

アマテラスオオミカミが天の岩戸にお隠れになって世界が真っ暗闇になったとき
他の神々が岩戸の前で　飲めや歌えやのドンチャン騒ぎをして
何事かと　アマテラスが岩戸から覗いたとき
タジカラノ神がすかさず岩戸を開いて
再度アマテラスが出御されて
世界は明るさを取りも出した。　という神話があります。

アマテラスが自分自身の心の中にある「美」として備わっているからこそ
アマテラスは天照大神　天（世界）を照らす光そのものと考え
それが私たちの中に備わっているのを
彦＝日子　姫＝日女　ヒミコ＝日御子　と
名前の中に埋め込んだのは先人の智恵です。

キーパープロショップ岐阜店　スタッフルーム内　天照大神鎮座神棚



「キレイ」の顕れ　整理整頓されたタオルや道具


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

自動車にも「キレイ」を　それはお客様の中におられる美の神の発動です。
陰陽の法則に則り　自動車を「キレイ」にしてくれる場所　
キーパープロショップ岐阜店と合い引き合うのです。

「美」が理念として備わる心の世界から　
この世の現実として「キレイニしてくれる」場所として
大勢の人に認知していただき喜んでいただいています。
洗車・コーティング専門店のキーパープロショップ岐阜店は
そういうお店です。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
私は　その店を預かってじっと観察する立場ですが
なぜ若い人がイキイキと働いてくれるのか？
若い女性が暑さ冷たさをものともせず大活躍してくれるのか？
不思議な気持ちを感じます。
開店から三年の月日をすごして　なんとなく解かりかけてきた感じがします。

お客様にもスタッフにも「キレイ」が備わっていて
心にある「美」を　商品に置き換えて
表現することにやりがいと喜びを感じる仕事になってきている。
「美」の発掘業というのが　車美容業の真相のようです。

ありがたい仕事です。

「キレイ」が目覚める！

食欲の秋　読書の秋　そうですめっきり朝晩涼しくなり
名月　虫の声　秋の味覚といったキーワードが
自然と浮かび上がってきます。

この頃　この夏いっぱい花を咲かせてくれたハイビスカスの葉っぱが
黄色くなる現象が続き　これはひょっとして根詰まりしているかもと
思い立ち　急遽大型の鉢に植え替えることしました。


何も知らない時なら　「葉が黄ばむのは肥料がたらないから。」などと
勝手な自己診断をし　肥料のやりすぎでますます根を痛めて枯らしてしまうところでしたが、
何事も興味を持ち手本や師匠がいると　正しい判断ができるものです。
鉢から引き出すと　白い根が最下層までいっぱい渦巻いていて詰まっていました。
これはかなり　息苦しかったと思います。
土も固くなり酸素の欠乏が　葉から葉緑素を奪い黄ばんだのでしょう。
多すぎる根を　かなり刈り込み大きな鉢に植え替えができました。
季節的には少し遅い植え替えになりましたが
今日見るハイビスカスは　新しい花を付けて喜んでいました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

根は見えません、しかし良い花を咲かせようとすると　根が大切なのは言うまでもありません。
「良樹細根」　立派な良き花木には細い根がびっしりとついているものです。

洗車・コーティング専門店であるキーパープロショップ岐阜店は
お客様と充分対話ができる「店内受注」を最重視しています。
お客様が発するお言葉のそこにある真意は　
お客様も緊張されていたりするとなかなか掴みづらいものです。
ですからリラックスできるゲストルーム内のカウンターで
充分お聞きすることを大切にしているのです。
この部分が　専門店ビジネスの核心部です。

お客様の心にある「キレイ」を引き出して目覚めていただくのです。
その目安がメニューの選択になります。
価格と価値の折り合いです。
今回は新車を購入したから５年耐久のダイヤモンドキーパーをしたいけど・・・・。
車検を受けてまだ大切に乗りたいけど１年耐久のクリスタルキーパーで予算もぴったりだから・・・。
今回は高速道路を走ったので虫の付着がすごいから　まずは虫の除去で・・・・。

よくお聞きすると　お客様のその場その時のいろいろな「キレイ」が目覚めるのです。
その要望を　ご相談させていただくのが「店内受注」という行為なのです。

お客様もどうしたらよいのか分からないからこそ
「キレイ」が目覚めるお手伝いをさせていただき
施行をして　お客様が望んだ「キレイ」が表現されているか
確認をしていただく手順になっています。
そこに　思った以上の「キレイ」が実現しているから
お客様は喜こんでいただけるのです。
若いスタッフが　女性のスタッフが
一所懸命に「キレイ」を目覚めさせようと張り切っています。

鉢植えを手入れしながら思うのは
自動車の「キレイ」を通じて　多くの人がイキイキと働く環境は
どこか観葉植物の根の張り方に通じるものを感じます。


ありがたいことです　うれしいことです。

「キレイ」が流行る！

涼しくなって体が疲労を癒そうとしているのか
眠くて眠くて仕方ありません、
健康法の第一は良く寝ることです。


今月で洗車にかかわりだしてまるっと１０年になりました。
記録をみると２００４年１０月に約１３０００円の粗利益が
計上されてるのが始まりです。

それから１０年後には単月対比約２００倍に成長したとは
前に書きました。


この頃　ドンブリ勘定の商売から
人時生産性という計数管理を導入し
「見える化」に取り組んだお陰で
今になってその計数を　グラフ化することができ
アナログ化に再転換すると　
洗車ビジネスが伸びてきた軌跡が
分かります。
そしてまだまだこれかの伸びしろが無限にあることを知らしめてくれます。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

その時に先生にして学んだのがドラッガーさんです。


マネジメントの産みの親とも言われる人の本に
企業の定義とは「顧客の創造」することと書いてありました。

当時は１００％タイヤ屋意識であったのが　この頃から変わりだしたようです。



それまで世の中にあったカッコ良さとは
大口径のアルミホイールを装着したり　車高を低くしたり　太いマフラーをつけたりする
外観を飾るカッコよさが流行った時代でした。

２１世紀に入り急速にそうした意識が世の中から消えていく要因に
同時多発テロやリーマンショック東日本大震災が影響したのは間違いありません。
「モノ」は永遠でない事を知ったのです。
それから外観を飾ることから　意識は内面に向き出したようです。

内面とは？　難しい事ですが　
気持ちよくありたい　親切でありたい　優しくしたいという　
真・善・美につながる価値観です。


偶然に　私たちはタイヤを中心に外見を飾る時代から
洗車・コーティングという内面を清らかにしたいという時代へ
ビジネスにおいて転換をはかり　
そのニーズを取り込むことが出来つつあるようです。
これこそドラッガーさんが言う「顧客の創造」という言うことかもしれません。
外見を飾る時代から　内面を見つめる時代へ
日本は確実に変化しています。！
「キレイ」が流行る時代が来ています！
「キレイ」がカッコイイのです！
洗車・コーティング専門店の時代が幕を開けつつあります。


もちろん外見を飾る時代も　心が作用しています。
しかし同時多発テロでビルが崩れ落ち
リーマンショックで大企業があっけなく倒産し
大震災の津波で家までも流されてしまい
私たちはこの世の無常を思い知らされました。
それでも私たちは前進し成長し向上する生命の本性が備わっています。

そして私たちはその生命そのものへ回帰する時代に遭遇しているようです。
幸せの青い鳥は　外にはおらず自分の中にいる。
それを見つけたい！
こういう時代が始まったようです。