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タイヤ商売考え方の違いに苦慮する!

2014年11月27日 | 商人
商売の一面は弱肉強食の生き残り競争である事を否定する事はできません、
けれどそれは一面であって全てではないのです。
生かしあいであり棲み分けという秩序が自然界に作用しているように
商売の世界にも大きく作用しているものです。


強者は強者ならでは戦略を取りますが 
弱者は弱者なりの生き方をすることで
何かをずらす事や何かを排除することでしぶとく生き残るものです。


タイヤ商売のなかで 
スモールタイヤ商売と呼ぶローカルな毛細血管型の商売を志向する立場から
勝手な考え方を述べます。


ここ数年 大手販売店を中心にスタッドレスタイヤの「持ち帰り」早割りという手法が流行っているようです。
「10月や11月の半ばまでに「持ち帰り」なら安いですよ。」という売り方です。
そして取り付けに再度もって来てくれたら¥4.000の工賃で取付します。というものらしいです。


自分で装着する人はなんら問題ありませんが そんな人ばかり出ないのが世の中です。
買うことと取付する事をバラバラしたデジタルな人たちは
安く装着してくれるところを探されます。
そういう人が当店へ電話をされ「お宅は取り付けいくらですか?」と聞かれます。
すると それは脱着作業というサービス料金に該当しますので 
4本で¥2.000(税別)となるわけです。
しかしその前提は 当社で購入された商品に対するサービス料金であります。
本来その仕事しかありえないはずですが 繁忙期以外は持ち込みも差別しないのです。




すると持ち込み作業をするのがあたり前なのがタイヤショップであるかのような思い違いをなさります。
私たちの立場ではっきり言いますと それは他社様の下請け仕事をしている、 
もっとえげつない言い方をするとパンツ洗いの仕事をしているともいえます。

対面販売のスモールタイヤ商売としての見解は
お客様と大手販売店はタイヤ商売を「販売と取付を分離した」デジタル化して考えているといえます。
しかし我々のスモールタイヤ商売は「販売と取り付け一体化」アナログ商売をしているのです。
したがって 12月の超繁忙期は そうした仕事をお受けしないことにしました。
「弱者の生き残り手法は 下請けに甘んじず自らのルールを執行する。」なのです。



大手量販店は「売れれば良い」「売ったモン勝ち」という見境のない商売に踏みだしたのです。
そんな商売に巻き込まれると「損」します、
スモールタイヤ商売はわが道を行きましょう。

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