人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

節分 第二の10年紀が始まる「攻める・守る」弱者の経営!

2022年02月03日 | 経営

2011年 東日本大震災が発生した年に

当社は タイヤ小売業が元気でベースとなっているうちに

キーパープロショップ専門店を開業し 車美容業へ進出することを決断しました。

 

アナログで小さなタイヤ小売店では

先の企業成長は予見できず

それまで培ったタイヤ・キーパー併設店ではなく 

キーパー専門店への脱皮によって成長を目指そうという考えました。 

キーパーの併設店は 

2014年11月から始まって そこそこの実績を積み重ねていましたが

弱小が生き残るのは「専門店化」しかない! と思いました。

そうしたロマンと現実の費用対効果

専門店化にかかる先行投資費用の大きさとが せめぎ合う中で 

当時50歳という年齢が 「今」しかない!この機会を逃して年を重ねては

意欲が「守り」に入ってしまう、「攻める」なら今だ!

心の中で しばらくは葛藤したのを覚えています。

 

お陰様で キーパープロショップ岐阜店の

先頭に立ってくれた高山君が大活躍してくれて

その勢いをかって 

せき店・しま店と 「やっちゃえイマージン」とばかりに3店舗のドミナント体制を急いで作り上げました。

勢いのある時にしか出来ません、この年になって出来るか?と言えばどうでしょうね?

先行投資は累計で1億円以上に達し 

加えて開業後の赤字運営が重くのしかかり・・・・・・・・。

想定内とはいえ累積赤字が積み上がると 

金融機関の貸し出しも慎重になって大変でしたが 

店舗の核となる店長とスタッフが頑張ってくれて 何とか危機を脱して

昨年7月に10周年を迎えることが出来ました。

 

それで11年目が始まったわけですが この節分によって

次の10年紀の方向性がハッキリしてきた感じです。

 


 

経営者の仕事で 大きなウエイトを占める資金繰りに関しては

昨年 第30期決算において 

先行投資が実りを結び始めた事がハッキリし

今期第31期も

半期試算表で数値が大きく改善していることが確認されたので

銀行さんとの相談で短期資金を2本返済し 長期資金に組み替えることにしました。

私が70歳になる8年後をにらんでの対策です。

コロナ過で 多くの企業さんが債務を増やされています。

その中で

1 当社は構造転換への取り組みが早かった。

2 コロナ禍に影響の少ない業種であった。

3 コロナ融資を利用して 既存融資を低利で長期に組み替えが出来た。

などによって 業績の伸長し 今回の創意的な融資に切り替えが出来ました。

 

もちろん財務はすぐには改善しませんが 

収支が改善したことでそれが継続すれば

財務も改善するのは時間の問題です。

 

先行投資は財務を悪化させますが 

生み出される収支が黒字転換すれば流れは変わって行く、

このところを確認して頂いたので 創意的な長期融資が成立しました。

ありがたいことです。

 

これで水面下の資金繰りは楽になります、 

店舗運営に注力できるようになりました、店舗に増員を図る機会が巡って来たようです。

今年も新卒採用を申し込んでいますが 

これから何らかのシグナルが来る気がします。

時節到来です 次の10年紀は基礎石の上に柱を立てそれを太くしていく流れです。

全ての店舗を3人体制に! まずそこを実現しましょう! 

ますます未来が楽しみになってきました!

 

寒さのお陰で この冬スタッドレスがタイヤが売れた恩恵もありがたいですね。


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