人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

「キーパープロショップ岐阜店」の温故知新!

2014年07月28日 | コーティングビジネス
梅雨明けしてから キーパープロショップ岐阜店の繁忙は
今までと異次元な感じがしますが ありがたいことです。
開業は2011年7月1日 東日本大震災が起こった年でした、
リーマンショックから立ち直りの兆しを見せた時に起こった
大地震と原発事故のダブルパンチは世界を震撼させました。

タイヤ小売業の私たちが第二創業として選んだ道筋は
良き師匠に恵まれたからこそです 
自力と言うこだわりを持たず 
他力として全てを学ぶという道を 師匠のアドバイスに添って歩んできました。
「全て教えますからキーパーの仕事をやりましょう。」

この言葉からキーパープロショップ岐阜店は始まったのです。


温故知新といいますが 
師匠の考えや見通しの確かさを今一度確認してみましょう。

                                                     

「谷好通コラム 2012年3月25日より抜粋」

キーパーラボを一軒立ち上げるには、それなりの投資が必要だ。
物権を確保するのに敷金とか保証金とかで平均300万円はかかる。
これは経費処理が出来ないものがほとんどである。
建設費は更地からだと最低3,000万円、
最高で4,500万円、平均で3,700万円くらいか。

あるいは居抜き物件で、
すでにある建物を改装するだけならば投資は少なくなるが、
それでも平均2,000万円。(設備機器込み)はかかる。
ここの部分は、いずれも二十年位の償却資産になるが、
この会社は定率償却を採用しているので、
最初の数年はかなりの償却費用がかかるが、
それでも損益計算書(PL)にドカンと影響するものではない。
しかしバランスシート(BS)にはズシンと来て、
キャッシュフローにはダイレクトに響いてくる。
さらに、店舗立ち上げに要する先行人件費や、備品、初期広告費で
400万円近くは勘定に入れなければならない。

しかし決定的に大きいのは、
開店直後からの赤字期間だ。
徐々にリピート客が蓄積して採算ベースに乗るまでには
ある程度の期間が必要となり、
それまでは多かれ少なかれ赤字運営の期間が発生する。

立地が良く、視認性が良くて通りがかりのお客様が入りやすい店舗と、
立地的に恵まれず新規顧客をほぼインターネットに頼らなくてはならない店舗では、
その赤字期間から脱するまでのスピードが大きく変わるが、
いずれにしても、オープンと同時に黒字運営が出来ることはほとんど無い。

採算ベースに乗るのが速い店舗で、半年。
遅い店舗だと1年以上もかかることもある。
いずれにしてもこの期間の運営赤字が、
新規出店の一番大きな負担になることは間違いない。
赤字運営の期間をどう短くできるか、あるいはその損失金額をどう少なくするのかが、
キーパーラボ店の連続的な新規出店が、
どんなペースで出来るかどうかの大きな決定要素になる。

立地が良くても、それ分だけ地代が高ければ、採算点も高くなるので、
一概に立地が良ければすべてが良い訳ではないが、
地代以外の費用は、立地の良し悪しに関わらず同じようにかかるので、
やはり、立地が良い店舗の方が概して採算ベースに乗るのが早い。

キーパーラボのような「カーコーティングと手洗い洗車」の専門店は、
まだまだ日本の風土の中に定着していないので、
「あっ、新しいラーメン屋が出来た」みたいな訳には行かないのだ。
店舗を出来るだけ解りやすいように、
入り易やすいように設計しても、
やはり一般のユーザーには「何の店なのか良く分からない。」が普通であり、
興味はあっても来店されるのを躊躇することになる。
「解らない。」は、意外と壁が高い。

そんな時にはインターネットが役に立つ。
その店に入らなくてもある程度の情報を知ることができるから。
何か調べるのにインターネットを使うことがだんだん一般的になってきて、
そのおかげで、視認性において立地が悪い店舗でも
それなりの来店が得られるようになった。
その典型がキーパーラボ板橋店で、
東京23区内の板橋区にあるが、
そこはとても入り込んだ場所にあって、視認性においてはゼロに近い。
NAVIがなければ、とてもたどり着けない場所にある。
それでも、キーパーラボ売上げランキングでは常にトップ2,3位にいるのは
来店動機の80%まではインターネットからの新規来店であるからだろう。

しかし、そのメリットは、
インターネットを遣っている人口が圧倒的に多い関東に限られる。
率の問題ではなく絶対的な数の問題で、関東ではその数がやはり圧倒的なのだ。

一度来てもらえば、そのお客様がリピーターになっていただくのは、
店舗によってある程度の差はあるが、かなりの自信はある。
インターネットから来られたお客様のお目当ては、
やはり「クリスタルキーパー」が多いので、
その性能の高さ、良さはほとんどの人に分かっていただけるからだ。

リピートのお客様が増えてきて、
総来店台数が増えるまでは、
本当にお客様が来るのだろうか、と心配になるほどお客様の数が少ないのは、
今まで39店舗の新店を開いてきた共通の悩みである。

新店の店長は、この暇な期間を、
どう、きちんと緊張感を持ち続けて、
新規のお客様に「来て良かった」と思っていただけるかが、大切な仕事となる。
お客様が少ないということは実に精神的につらいことなので、
新店の店長によく言う。
「キーパーラボみたいな店は、他に無いのだから、
誰も、この店がなんなのかよく解らないのは当然だ。
最初は本当に暇だぞ。それが当たり前だから、少ないお客様を精一杯歓迎しなさい。」

この暇な時期に「また来たい。これからはココに来よう。」と、
いかにお客様にそう思っていただけるかが新店の勝負なのだ。

キーパーラボのオープンから1年間は、本当に暇なのです。

                                                     

まったく実績のない我々が開業させたキーパープロショップ岐阜店のロケーションは
通りから裏に入ったタイヤ屋の裏で 
それも一方通行という 
一見ハンディーのあるものでした。

しかし洗車・コーティングビジネスと言う
未知の分野に乗り出す私たちにとっては
創業の地の隣と言う タイヤ商売を根っ子として支えながらできる
ここしかないという絶好の立地です。


先輩格のキーパーラボさんより 
立ち上がりには余計に時間がかかるのは 当たり前ですが
遅れても師匠の言葉どおりに成らせていただきつつあります。
ありがたいことです。
つきが大有りです。
運が良いです。
それにスタッフが素直なんです。


うれしい毎日です。







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