人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

謹賀新年 今年もよろしくお願いします。

2022年01月04日 | タイヤビジネス

皆様 あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

昨年は タイヤ専門店イマージンをご利用くださいましてありがとうございました。

大晦日の閉店ぎりぎりまで スタッドレスタイヤのご用命をいただきました。

まさに雪のなせる技であり タイヤ屋として大勢のお客様に取り付けをさせていただきました。

当店は販売と取り換え一体のタイヤ小売り専門店として

お買い求めがあればその場で取り換え作業を行って 大勢のお客様からご支持をいただております。

再来店の二度手間やめんどくささがなく かなり遠方からもお越しくださいます。

 

大晦日の夕刻まで取り換え作業が続いて 

ヘトヘトとなって迎えた正月は

私の場合 寝正月となってしまいました。

そのお陰か 積もり積もった疲労も回復し 

使い過ぎで傷んだ右ひざも痛みが取れて 医者にかかることもなく済みました。

 

今年62歳を迎える老体も まだまだ健在であります。

思うに 同年代の人の中で

一番肉体労働をしているのではないかと思います。

農家の仕事や 土建の仕事にも引けを取らないほど 

一日中タイヤ交換に明け暮れると 膝・腰・背中・腕にかなりの負担が掛かります。

作業台数が30台を越えると 慣れていると言ってもかなりの疲労感を感じます。

しかし 寝て休めば回復するので12月働きっぱなしでも 何とかやって来れました。

健康が一番です、ありがたいことです。

 


 

 

私が観るタイヤ業界は 

これから自動車産業の構造転換や

世の中の変化に大きく影響されて行くと感じます。

その手始めとして 本年初頭からタイヤ価格の値上げが発表されると思います。

春需要が始まる3月の値上がりを想定して 

交換予定のあるお客様は 

注文だけは早めにお願いしたいと思います。

そうしておけば 当店は装着の時までタイヤを預かって値上げを回避できます。

既に 年末から倉庫が空いてきたのでかなりの注文をいただいています。

 

次に タイヤ販売チャンネルの変化が続いて行く感じです。

今後 自動車のEV化が進めば

ガソリンスタンドの廃業や併合が進むのは確実で

ガソリンスタンドさんでの タイヤ販売はさらに低下する可能性が高いですね。

以前から セルフ化が進んだガソリンスタンドさんでは 

タイヤ・バッテリーの小売り・整備・洗車・オイル交換など

油外収益の獲得と燃料販売のダブル利益を追い求めらていましたが

油外の販売力は 正社員の減少で下がっています。

スタッフをコスト換算してアルバイトスタッフで補うようでは販売力は上がりません

 

コスモ系では 自動車リース業との併設に絞ってきて

油外収益からは撤退している感じです。

そうなるとタイヤ小売は余計に難しくなるので

取り換え専門店化する流れです。

売れないならタイヤ工賃収益一本とい考えです。

「タイヤ取り換え専門店」を検索するとガソリンスタンドも多く名乗りを上げています。

 

個人店タイヤショップは まさにタイヤ専門店イマージンです。

高齢化と後継者問題で 今後ジリ貧もしくは廃業の道をたどっています。

廃業の道から再起再生の道へ進むには 後継者となる人の存在が不可欠です。

当店は「会社・組織」という観点から 

車美容業を早くから意識して 次の柱とするべく注力してきました。

お陰様で何とかなって来た感じです。

それはそれとして「タイヤ屋」のこれからを真剣に考える時期に入って来たようです。

 

どうしましょう? 素直に廃業の道へ進みましょうか?

 

RSと呼ばれる自動車整備業者ルートも 

個人店では高齢化と後継者不足から業者数が減って

タイヤ販売は横ばいもしくは減少するものと思われます。

近所にある自動車屋さんは自社工場内に預かっておられるタイヤがてんこ盛り状態です、

タイヤを預かることによって顧客の囲い込みだと思いますが

預かれる量に限界があり 新規の開拓は難しいでしょう。

このチャンネルも「タイヤ持ち込み専門店.」を志向するところが増えています。

 

大手量販店は資本力や知名度は抜群です、

組織化がなされているので本部主導で確実に存在感を増すでしょう。

ただしスタッフのサラリーマン化というマイナス面は大きくなるでしょう。

裁量・権限の無いスタッフでは 買い物慣れしたユーザーの期待に応えにくいものです。

大きな恐竜(企業)でも弱点はあります 時代の変化に対応は遅くなると・・・・・・・。

特にお客様の囲い込み戦略をとると 諸刃の剣となって自らを痛めるリスクを高めます。

例えば 「タイヤの預かり」は囲い込み戦略として代表的なサービスですが

取り出し(指定日)のレスポンスの悪さから 

お客様に期待外れ感が出ると 顧客満足度は低下します。

預かりサービスは 自動車ディラーも行っていて

車検にしろ自動車販売にしろ量販店との垣根も低くなっていて

量販店VS自動車ディラーの対立軸が明確になりそうです。

 

弱者の代表であるタイヤ専門店イマージンは 

この対立軸こそ目の付け所です。 

タイヤを預かるとかオイル交換を安くするとかに力を注いで

タイヤを販売する専門知識に欠けるスタッフが増えます。

するとヘタ打ちが常時起こります。

 

例えば人気のあるハスラーという車に 

スタッドレスをお勧めする場合

ディラーセールスさんは

装着通りの165-60-15約10万円を推奨します、応用が効かないのです。 

タイヤ専門店イマージンは165-65(70)-14 5万3千円でOKです。

別に15インチは必要ありません、

このような応用力がお客様に信頼を得ることが出来ます。

 

小さな店で個人経営なので「タイヤを預かる」サービスはないけれど

タイヤを買う時に専門店の信頼のあるアドバイスが信用できる。

つまり至れり尽くせりのサービスより 

タイヤに専門家を求める顧客層に支持されて行くと考えます。

情報はいくらでも手に入ります 

しかし情報の真贋は専門家の判断を求めるのです。

ここがスモールタイヤ商売の一番のポイントです。

 

自分で情報を集める人は ネットで購入し便利で装着してくれるところに頼まれます。

その話を聞いた人が全て同じようになさるかと言えば そうではありません。

「そこそこ安く 話を聞いてくれて素早くつけてくれたらよい さらに評判が良ければ良い」

大多数の人は こんな感じで妥協点を探されるものです。

一部の情報通より 

多数の一般的な普通の人々が

タイヤ専門店をイマージンの顧客層を構成してくださっています。

そしてそういう人は多くを語らず 必要な時が来れば姿を現すサイレントな人たちです。

 

目立つのを好まず 地道に人生を歩み自分と共感できる店を大事にする。

 

夏から秋にかけて全くお客様が来られないのに

冬と春にどこからともなく大勢のお客様が来てくださる不思議。

この不思議を訪ねて行くと 

静かにしていて自己宣伝をしないタイヤ専門店イマージンに

シンパシーを感じるお客様の存在が浮かび上がります。

逆に言えば 自己宣伝には何らかの嘘があることを見抜かれたお客様たちなんでしょう。

 

創業時は間違いなしに走り屋のお客様でした、

それから月日がたっても存在が許されているのは 

サイレントなお客様層が いつの間にか信頼を寄せてくださっているからでしょう。

量販店・有名店・チラシ配布店など 自己宣伝の多い店は多数あります。

逆に個性があり過ぎる店は一部にはよくても入りにくいかもしれません。

 

無色でサイレントなタイヤ専門店イマージンが丁度よい・ほどよく良いという

お客様層はけっこう分厚いようです。

 

そんなに濃い関係ではない 

しかしタイヤと言う場面ではやっぱりイマージンが頼りになる。

それは他店様のヘタ打ちによって 

有名店ほど自己中だということを知ったお客様が多くいる証です。

 

弱者は他のヘタ打ちを利用すべし!

今までもこれからも弱者であり続けます、スモールタイヤ商売のタイヤ専門店イマージン。

ありがたいことです。

 

本年もよろしくお願いいたします。

コメント
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