人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

「雨降って地固まり 禍を転じて福と為す」 流れが変わった!

2020年06月20日 | 生き方

世の中には 目に見えない「流れ」があって 

時々複雑な渦を巻く時があるようだ。

 

例えば コロナ禍という問題が起きなければ

きっと今頃は 東京オリンピック開幕に向けて期待は高まり

訪日客はいっぱい増えて 

ホテルや観光地は潤い 

土産物屋さんのおかみさんは

ホクホクのえびす顔をしていただろう。

 

しかし現実はコロナ過で 

オリンピックは延期になり自粛ムードが広がり

訪日客はほとんど皆無に等しい。

年始は上昇モードは コロナの渦に巻き込まれて

いつしか下降沈滞の極みに転換してしまいました。

 

しかし 自粛要請が解除されて 人々の移動制限もなくなり

また流れが変わる気配を感じています。

上昇から急降下して そろりそろりと上昇に向かう流れです。

 

昔の人は こうした流れを俯瞰して

「雨降って地固まる」と前向きな言葉を使ってやる気を引き出しています。

いつまでも心配したり落ち込んではいられません、

コロナ過を断ち切って新たな世界に向かっていかねばなりません。

当社も4月の売り上げは大きな減少を記録しました、仕方ありません。

鉢を替えたゴムの木は 

天を向てい伸び始めました。

伸びる時が来れば伸びる じっとその時を待て! と ゴムの木はささやきます。

 


 

今月末で第29期の決算が締まり、7月1日からは第30期が始まります。

まさに「雨降って地固まる」感じで 

今期29期は「苦越え」となりました。

 

コロナ禍という外部要因だけでなく 

店舗コンセプト変更して

タイヤのスゴウ店をキーパー専門のしま店へ 

改装して開業した年に 

ベテラン社員さんや経理職員の退社という内部要因で

会社崩壊の渦も発生し 

内外の渦に巻き込まれて 舵も利かなくなった感じも持ちました。

 

しかし 「雨降って地固まる」を知っていたお陰で

右往左往はしましたが 時の経過に身を委ねているうちに

流れがどん底にタッチして 上向きに変わった感じを持ち始め

あっという間に上昇波に勢いが出たようです。

 

何が終わり何が始まるのか 説明するのは難しいですが

一言でいえば「個人商店的」な今までの考え方から 

引き継ぎ可能な「組織的」な思考へ脱皮した、の かもしれません。

 

今までの流れを 自分自身の努力でだけで切り替えるには限界があり、

そこにコロナ禍という禍がやってきて 

過去を断ち切ってくれた、と 思います。

 

 

店舗を増やし始めると 

遠心力が強く働くようになり求心力が薄れます。

求心力が薄れると 

一部社員さんに不満が高まり退社が発生し会社崩壊の危険性が高まりました。

すると 残った社員さんに危機感が高まり 

逆に求心力が強まるという

結果が表れてきて 一致団結心が増してきて

一気に構造改革が成功する こういう予感を抱き始めました。

 

これが「雨降って地固まる」メカニズムです。

 

古い体制は 外敵が来なければ持続しようと頑張ります。

そこに外敵が来ると一気に変革が進行します。

花が終わったパンジーに 怪物がくらいついて一気に終末が来ました。

 

外敵や禍事は 変革をもたらす役割もあるようです、コロナ禍・禍転じて福と為しましょう。

かつて明治維新も 

黒船の来港によって古い江戸幕藩体制が崩壊したことによって成し遂げられました。

コロナ禍の来襲は 社会や自分たちに大きな変革をもたらす一面があるようです。

きっと ありがたいことなのでしょうね。

 

 

 

 

コメント
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