人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

「その場」に留まる タイヤ専門店イマージン!

2019年08月23日 | 戦略

世の中の変化に対しどうやって対応するか?

タイヤ業界の弱者は そんなことを考える必要はありません。

いつしかこんな考えをもちました。

 

強者が勝手に進化していくので 

強者と弱者には ものすごい開きが出来て

その開きが差異となり特徴となり強みとなるので 

「その場」にとどまっていれさえすれば良い。

このような考え方を持つようになりました。

 

タイヤ業界は不思議な業界で 

大手量販店や有名タイヤ屋に収斂されていくかと言えば そんなことはなく

上場企業化した有名タイヤショップの近くで 

無名の小さなタイヤ屋もしぶとく生き残っていますし

ガソリンスタンドさんでもまだまだタイヤ販売は続いています。

お客様は自分に都合の良い所を使い分けておられる感じです

さらに言えば自然界は雑多な多様性に溢れていますから 

一部の大手が独占的になることはないようで 必ず棲み分けが起こる感じです。

 

薬局業界はマツキヨとココカラファインが経営統合するニュースが流れていますが

昔はあった家族経営の薬局は殆どが消えていったのは 

「販売持ち帰り商品」の宿命であり 

安くて大きくて何かと便利な今風の薬局になすすべもなかったようです。

 

 

タイヤは 販売だけでなく「取り換え作業」が付いて回るから

「弱者で無名」であっても「取り換え作業」が行える限り 社会に必要とされるのでしょう。

お客様の近くで 「取り換え作業」が出来る設備があり

親切な専門店があれば お客様は贔屓にしてくださるから

アップデートしたり大きな店にする必要はなく

古い店を手入れしてメンテナンスを怠らず

コツコツ身の丈に合った商売をしていれば 生かされていくものです。

その証拠に タイヤ専門店イマージンは 

30年前の創業時と同じ店舗で今日も元気に営業しています。

 

より大きな店で広い駐車場を持った2号店を15年前に作りましたが

この店は閉めちゃいました、それだけの実績を上げることが出来なかったからです。

小さなタイヤ屋をアップデートした店は閉店し

小さなタイヤ屋としてその場でとどまっている店は 今も現役で稼いでいます。

「進化」しなかったことが良かったとしか 言いようがありません、

商売の七不思議です。

 

昨夜テレビを見ていたら 

山形県の特産品の紅餅の原料となる「紅花」は

戦時中「ぜいたく品」とされ その栽培が中止されてしまったそうです。

戦後しばらくして ある農家の納屋に得体のしれない「種」があり

試しに種を蒔いてみたところ 見事に発芽して育ち「紅花」だった、

それからまた「紅餅」の研究が始まって今では特産にまでなったそうです。

 

 

タイヤと紅花 まったく関係ありませんが

「その場」にとどまっていれさえすれば 

見る人が見つけてくれて タイヤを買ってくださる。

宣伝する必要もありません、

ありがたいことです 小さなタイヤ商売はそのままが良い!かも。

https://ima-gin.jimdo.com/ タイヤ専門店イマージン 

なんとかあと20年 それで半世紀の営業達成! 

1代限りのタイヤ専門店イマージン

コメント
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