5.17 駐イスラエル中国大使、公邸内で死亡
駐イスラエル中国大使の杜偉(Du Wei)氏がヘルツリヤの大使公邸で死亡した姿で発見された。
イスラエル外務省の情報をもとに日刊英字紙「エルサレム・ポスト」が報じた。
現在、捜査当局が死因の究明などを行っている。現時点の情報では、死因は心臓発作とみられている。
杜氏は57歳、イスラエル着任前はウクライナで中国大使を務めていた。
5.16 OPECイラン代表が死去
5月16日、OPECのイラン代表であるカーゼンプール・アルデビーリー氏が脳出血で亡くなった。ISNA通信が報じている。
カーゼンプール・アルデビーリー氏はイランの石油産業の重要人物で、1980年代は外務・石油副大臣として活躍。
また1990年から1995年には駐日イラン大使、直近の7年間はOPECのイラン代表を務めた。
死亡前の2週間、同氏は昏睡状態にあった。
原油価格の下落
原油価格は3月頭に崩壊。
その原因となったのはコロナウイルス蔓延による世界危機、そしてOPECプラスの減産交渉の決裂だった。
新たな協調減産には23ヶ国が同意し、4月12日、合意締結の運びとなった。
新たな減産合意にこぎつけたものの、原油価格は高い水準で安定できないでいる。
専門家はこれを、減産量が期待を下回ったこと、市場から過剰分を取り除くことができなかったためと見ている。
依然として需要は少ないため貯蔵施設はほぼ限界状態のままだ。
石油貯蔵施設の限界は深刻で、WTI原油先物価格は大下落、一時マイナス価格となった。