ロシア政府:プーチンからトランプへの祝辞「国際問題に共同で取り組みを期待」
ロシアのウラジミール・プーチン大統領がドナルド・トランプ氏への祝辞を送りました。
その中でプーチン大統領はロシア政府とアメリカ政府間で両国間の考えを維持しながらロシアとアメリカ両方にとって有益となる交渉ができるだろうという自信を表明しています。
プーチン大統領はまた、現在のロシア・アメリカ間で両国間が直面している危機的状況に共同で取り組むことを望む考えも明らかにしています。
このメッセージの中でプーチン大統領は「現在、国際的なアジェンダとして差し迫った問題」に取り組み、「世界的な防衛上の問題に効果的に対応する方法を模索する」ことを望むと伝えたと、ロシアの国営放送RIAノーボスチが伝えています。
プーチン大統領はさらに、「ロシア政府とアメリカ政府の間で、平等や相互の立場を尊重し合う原則に基づき、両国の国民や世界の全コミュニティの利益に適合する建設的な交渉を構築する」ことに対し前向きな姿勢を明らかにしました。
多くの批評家によれば、アメリカとロシア間の関係は冷戦時以来最悪の状態だと考えられています。
しかしプーチン大統領はロシアの対米関係の悪化は「ロシアの選択によるものではない」と繰り返し主張し続けてきました。
ロシア政府とアメリカ政府間の現状を改善するためには、アメリカは何よりもまずロシアと同等のパートナーとして行動し、ロシアに対して条件を命令するのではなく、ロシアの利益も尊重する必要があるとプーチン大統領は先月、述べています。
モスクワで開催された経済フォーラムの場でのプーチン大統領の発言:
「ロシアとアメリカ間の関係が悪化していることを私たちは懸念していますが、これは私たちの選択によるものではなく、またロシアはこれまでその悪化を望んだことはありません。
それとは反対にロシアはアメリカとの友好的な関係を望んでいます。アメリカは素晴らしい国で経済的で主導的な立場にありますから」
現在、どの国も一カ国で行動することは不可能で、国際的な問題の解決策を見つけ出すためにはアメリカはロシアと交渉する必要があると先週、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は述べ、米露二か国間の関係における問題は2014年にウクライナ危機が勃発するずっと以前から蓄積され始めていたという所感を明らかにしていました。
(翻訳終了)
*******
その一方でトランプ氏の優勢が明らかになるやいなや、ヒラリーの支援者の多くがカナダへの移住を検討し始めたために、カナダの移民担当当局の機能停止しているそうです。
http://www.infowars.com/hillary-voters-crash-canada-immigration-website/
フィリピンのドゥテルテ大統領が明白に中露側に立つことを明確にし、南シナ海の情勢が大きく変わり、アメリカではまさかのトランプ当選。
またイギリスではEU離脱の必要条件であるリスボン条約第50条の発動には総選挙が必要だと高等法院が判断し、総選挙の早期化が見込まれていますが(BBC日本語版)、総選挙が行われた場合には人気が強まる一方のジェレミー・コービン氏が有力ではないかと一部で考えられています。
そうなった場合、世界的な力のバランス関係がさらに大きく変わるでしょう。
そしてイギリスのEU離脱国民投票でメディアの予想を裏切ってまさかの離脱の勝利、続いてアメリカ選挙では多くの予想を裏切って(メディアの戦略が外れて)トランプの勝利と、メディアがその圧倒的な力を失いつつあることを示す事例が続いているのはおもしろいことです。
トランプ勝利の祝辞を最初に送ったのはフランスの極右マリーヌ・ル・ペンだったそうで、トランプ勝利でアメリカ国内の人種間の対立が激化しなければいいのですが、ともかくヒラリー勝利よりは予想のつかない展開になりそうですね。
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12217899243.html
美人元検事のナタリヤ・ポクロンスカヤ氏はツイッターなどの公式アカウントを作成
美人元検事のナタリヤ・ポクロンスカヤ氏はツイッターなどの公式アカウントを作成。 ロシア連邦議会下院議員のナタリヤ・ポクロンスカヤ氏はSNS公式アカウントを作成した。
「私は主なSNSでアカウントが出来て、有権者や、同じ思想を持つ皆様、そして応援してくださる方々と交流できるとても大事な場となるのに違いない、と思います。
遠慮なくフォローしていただければ、と思います。」とポクロンスカヤ氏は自らのライフジャーナルに投稿しました。
今回はツイッター、フェースブック、そしてVKとOKというロシアSNSで新たなアカウントが作成されました。 更に、時事問題に関連する音声コメントを公開する専用のSoundCloudの専用チャンネルもできたそうです。
・https://twitter.com/PoklonskayaNV ・https://www.facebook.com/PoklonskayaNV ・
https://vk.com/poklonskaya_nv ・https://ok.ru/poklonskayanv ・
https://soundcloud.com/poklonskaya_nv
「その上、ライフジャーナルでの私が以前から書いてきたライフジャーナルのブログも終わりません。」とポクロンスカヤ議員は約束しました。
・http://poklonskaya-nv.livejournal.com/
また、ポクロンスカヤ氏は、各ソーシャルネットワーク上に自称ポクロンスカヤというような偽アカウントが多いとして、皆様に注意を呼びかけました。
更に自らの公式の各アカウントに載せる情報ついては直々にかかわると公約しました。
「本当の私は放送禁止用語を用いたコメント等の投稿するような者ではございません、と信じていただきたいです。皆さんにこうしたことに注意していただきたいです。
無礼な発言をしたお方や炎上を狙う工作員を直ちにブラックリスト入りといたします。
しかし、私はバーチャルなお相手であっても、建設的な批判・意見であれば、歓迎いたしたいと思います。 なお、私の支持者及びフォロワーの皆様に互いに尊敬しあえていただけるよう、お願いいたします。」