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偽ユダヤによって捏造されたプーチン像と歴史をくずす

「闇の正体は偽ユダヤ」海外記事の移行。 

米軍の戦争犯罪の映像  告発者への制裁が続く

2020-04-07 11:44:33 | (旧 新) 米国
 

2007年7月にバグダッドでロイターの特派員2名を含む非武装の十数名を​アメリカ軍の軍用ヘリコプターAH-64アパッチから銃撃、射殺する様子を撮影した映像​をウィキリークスが公表したのは今から10年前、2010年の4月5日だった。


 その映像を見れば、攻撃された人びとが武装しているようには見えず、ヘリコプターの乗組員が武装集団と誤認したとは考えられない。

勿論、戦闘はなかった。この事実を報道しなかったメディアはアメリカ軍が行った市民殺害の隠蔽に加担したことになる。

 殺害があった際、現場をパトロールのために通りかかったアメリカ軍の兵士、イーサン・マッコードは凄惨な現場と上空から下を撮影しているヘリコプターを目撃している。

そこで重傷を負った少女をマッコードは助け出し、2010年にはウィキリークスが公表した情報を裏づける証言をしたのだが、それが原因で脅迫を受けることになった。


 アメリカ主導軍がイラクを先制攻撃してサダム・フセイン体制を倒したのは2003年3月のこと。その年の11月にはAPがイラクのアブ・グレイブ刑務所で拷問が行われていると報道している。


 この刑務所の所長は第800憲兵旅団の司令官だったジャニス・カルピンスキー准将だったが、彼女によると、刑務所内で拷問が行われていたセクションを管理していたのは軍の情報部であり、彼女は実態を把握していなかったという。

拷問の写真が外部へ漏れ出ているが、常識的に考えて、兵士が独断で撮影することはありえない。拘束されている人びとをコントロールするため、脅しの手段として撮影されたとも推測されている。

 カルピンスキーによると、その刑務所にはイスラエル人の尋問官がいたという。また「民間企業」の尋問官や通訳が働き、人道に反する方法を使っていたことも明らかにされている。

 そうした企業にはCACIやタイタン社が含まれていたが、軍需産業の大手、ロッキード・マーチンもその分野への進出を図っていた。

そのためにグアンタナモ刑務所へ尋問官と情報分析官を派遣していたACSなる会社を2003年に、また尋問官や通訳を派遣していたサイテックス社を2005年に買収している。(William D. Hartung, “Prophets of War”, Nation Books, 2011)


 この問題では実態を外部で語ったカルピンスキーが2004年に退職になり、その翌年には准将から大佐へ降格になったものの、拷問の実行者たちの責任は曖昧なまま幕引きになった。


 国防長官を務めていたドナルド・ラムズフェルドは勿論、アメリカの外で行えば拷問は可能だとアドバイスした司法省のジョン・ユーにも責任はある。

世界各地に作られた秘密刑務所のひとつがタイにあったが、そこで拷問を指揮していた「血まみれのジーナ」ことジーナ・ハスペルは2018年からCIA長官を務めている。


 その一方、拷問を告発した元CIA分析官のジョン・キリアクは懲役30カ月の判決を受け、刑務所に入れられた。

2010年4月に公表された映像を含む情報をウィキリークスへ提供したブラドレー・マニング(現在はチェルシー・マニング)は2010年5月に逮捕され、軍事法廷は懲役35年を言い渡した。戦争犯罪の告発者を厳罰に処すのがアメリカ流だ


 マニングから資料を受け取ったウィキリークスの看板的な存在であるジュリアン・アッサンジはエクアドル政府から亡命が認められたが、

アメリカの意向を受けたイギリス当局が彼を逮捕しようとしたため、アッサンジはロンドンのエクアドル大使館から出られなくなった。


 エクアドルの大統領が2017年にラファエル・コレアからレニン・モレノに交代すると、モレノは亡命を取り消した。

エクアドルではモレノが汚職で受け取ったカネのロンダリングを行うためにINA投資という名前のペーパーカンパニーを2012年にベリーズで作ったという話がリークされたのだが、その責任はウィキリークスにあるからだという。


 そのモレノ政権は2019年3月にIMFから42億ドルの融資を認められ、その翌月にイギリス警察はエクアドル大使館へ乗り込み、アッサンジを逮捕した。

アッサンジはイギリス版のグアンタナモ刑務所と言われているベルマーシュ刑務所で拘束され、アメリカへオーストラリア人のアッサンジを引き渡すための手続が進められている。

そこではアメリカの国防総省、FBI、CIAに所属している人びとがアッサンジを尋問、BZ(3-キヌクリジニルベンジラート)という薬物が使用されたともいう。


 イギリスのボリス・ジョンソン政権はCOVID-19(新型コロナウイルス)が蔓延しているという理由からロックダウンを宣言したが、そうした中、

アッサンジは刑務所に閉じ込められたままだ。


https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202004060000/











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