久し振りの上京も、東京は生憎の吹雪で最悪の天候、羽田発(出雲行)
1669便の出発も怪しくなってきた、まだ午後1時過ぎだと云うのに、辺
りは薄暗く、滑走路には誘導灯が点灯している。
出発便を早目(変更して)、さらに約20分遅れてやっと離陸、悪天候で
機体を大きく揺らしながらも、高度1万メートルの高空へと一気に突き抜
けて行くと、何んと! そこは別世界。
足下には、一面ふわふわとした綿を敷き詰めた様な雲の絨毯と、遥か彼
方に真っ青な空と太陽があるだけ、ゼット音さえ無かったら、ここは「無の
世界」の様だ!
いつかフライトの楽しみは「視点を変えて下界や日常を俯瞰できること・・」
と書いた事があるが、今、改めて気付いた。・・・・それは、地上がいかに暴
風・雨・雪の嵐であろうとも、「雲の上はいつも真っ青、お陽様が降り注いで
いる」と云うことだ。
この青空の様に、視点を変えて物事を俯瞰し、前向きな気持ちになれば、お
のずと未来が明るく開けて来ると云うものだ!
そんなことを思いながら、機窓からぼんやりと外を眺めていると、イヤホンか
ら流れて来る音楽さえも、いつもと一味違って聞こえるから不思議である。
~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~
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