タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

閑けさや 岩に染み入る 蝉の声。 (松尾芭蕉)

2012-07-28 | 植物

今日も日課の、ミカちゃん(チワワ)の散歩のため、日陰を選びながら少し

歩いて来ました。

今日のコースは、旧松江藩主・松平冶郷ゆかりの茶室「菅田庵」(家老有

沢家山荘)に通じる林の坂道です。

街中では、昼間は騒音にかき消されて、蝉の声も気になりませんが、夕

方、しかも木々に囲まれた静寂の中では、まさに蝉時雨が降り注いでく

る感じで、デリケート?な我が家のミカちゃん(チワワ)は、怖がって散歩

の足も竦んでしまいます

近年、昆虫も昔に比べて減少傾向にある様に思うのですが?、この蝉

けは昔ながらに真夏の到来と共に、アブラゼミ・ツクツクボウシ・ミンミン

ゼミ・ヒグシなどが、変わらず元気一杯、「ミ~ンミンミンミ~ン、ツクツク

ホ~シ、ニ~ンニンニンニ~ン、ミ~ンミンミンミ~ン」と、子作りに勤しん

でいます。

角田光代の「八日目の蝉」が、映画・テレビ化され、蝉は地上で7日間だ

生きて果てて行く様に思われがちですが、実のところ、その生態はま

未解明な部分も多い様で、木の上で卵が1年?で孵化して、木を伝い

上に下りて、地下に潜りって7年間?・・・この期間が蝉の幼少期云う

ことでしょうか?)、そして再び地上に出て羽化し、子孫を残すため7日間

いもので30日間とも?)、子孫繁栄のために一心不乱にラブコールを送

り、孫を残して果てて行く・・・・

余りにも短い命で可哀想な気もしますが、それが神が創り出した「蝉」の

のです。

7年(8年?)の一生を、与えられた使命を果たすために、必死で生きる

蝉、それを思うと、自らに置き換えて恥じ入るばかりです。

『一日一日を大切に!』

        ~今日も良い一日を~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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