ジェームズ・ディーンの映画『ジャイアンツ』を、またまた観てしまいました。
皆さんお馴染みの彼の主演映画、“理由なき反抗・エデンの東・ジャイアンツ“は、
これまでにも幾度となく繰り返し見てきました、彼は今尚絶大な人気があり、お墓
には今も花が絶えないその訳は、特に『理由なき反抗』や『エデンの東』の演技で
見せた、50年代の若者の鬱屈や反抗を、彼のかげのある孤独な風貌と、その演
技があいまって、若者の心の内を端的に表現していた為、同時代の若者達は彼を
モデルにし、また、この映画『ジャイアンツ』の撮影直後、自らポルシェを運転してカ
ーレースに向かう途中、突然横合いから出て来た車に激突し壮絶な死を遂げた。
それは彼が映画に主演する様になって、わずか半年足らずの短い間であり、そして
まだ24歳と言う若さで、銀幕に彗星のごとく登場し、駆け抜けていったスターであっ
たため、世界中の若者が“ジェームズ・ディーンを、時代を超えた永遠の青春のシン
ボル“としたと思われます。
日本でも、日活スターの赤木圭一郎(トニー)が、ゴーカートで若くして事故死したの
に重ね合わせ、今も命日はお花が絶えないほど多くのファンがいるのによく似ていま
す。
しかし、ジェームズが『ジャイアンツ』で見せた演技は、さすがに2度もアカデミー賞に
ノミネートされたスターだけあって、わずか24歳の若さで、一人の人間(男)の生涯を
、凄まじいほどの演技力で表現しているのには、ただただ感動ものでした。
~今日も良い一日でありますよう~