昨日に続いて、朝から新春「箱根駅伝」の観戦に熱中。
「駅伝競走」は御承知の様に、駅(中継所)毎にタスキを次走者に渡し、走り継いで行き
トータル・タイムを競う陸上競技。
その歴史は古く、江戸時代の東海道五十三次における伝馬(駅制)制からヒントを得た
と言われる日本発祥の「駅伝競走」、最初の駅伝は、1917・4に「東海道五十三次駅伝
競走」として、なんと京都・三条大橋から東京・不忍池間の、508Kmを3日に渡って走
り抜いたと言われる。
ところで観戦中の「東京箱根間往復大学駅伝競走」は、関東大学駅伝のチャンピオンを
決める地方大会の一つであるが、正月2~3日のテレビ中継とあって、今では大学駅伝
の代名詞的な位置を占めている。
1920年の第1回大会から数えて、今年は89回目、花のお江戸から天下の剣(箱根の
山)の間を、総合優勝、往路・復路優勝、シード権を懸けて、各チームや選手の戦術的
な駆け引きが随所に垣間見られ、また毎回、様々なドラマが生まれます。
マラソンも駅伝も、人生の縮図そのものを観ている様!
長いコース上には山あり谷あり、時には思いもよらないアクシデントさえ待ち構えている
が、選手たちはひたすら日頃の努力の成果を信じて、前をしっかりと見据え、持てる力を
出し切って走り切る、その姿にはいつもながら心を打たれる。
昨年、大会新記録で総合優勝(往復完全優勝)を飾った「東洋大」は、今年は2位に、変
わって「日体大」が覇者となった。
だから面白い!
~今日も良い一日を~