のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

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過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

新型インフルエンザ上陸

2009年05月10日 11時34分34秒 | Weblog
>今日のニュースより
#厚生労働省は10日、新型の豚インフルエンザに感染していることが判明した教員と生徒ら3人と同じ便に乗っていて、体調不良で千葉県内の病院に搬送されていた7人のうちの1人の男子高校生が、新たに新型インフルエンザに感染していることを確認したと発表した。(asahi.comより)

世の中には楽観論と悲観論両方があるわけですが、
どちらかと言えば私は楽観論。

日本人はこういうとき徹底するからね。
今私の勤めている会社も、
流行時のマニュアルが発表されている。
朝は自宅で必ず検温・体調チェックして、職場の入り口の係員に申告。
熱が38度以上のときは無条件で自宅待機。
各入り口のドア前には、手の消毒液のポンプを設置。
ざっとそんなところだ。
それを本当に実施・徹底するような会社である。

たぶん、今回の新インフルエンザに関して言えば、
日本国内では何万人規模の大流行にはならない。
(もしなったら私の見通しの甘さを責めていただきたい)
最大の根拠は、大流行を防ぐためなら、
いろんな制約を受けることも仕方ない。
という国民的合意ができあがっているみたいだってこと。
たいていの学校、会社経営者は、
インフルエンザの症状が出たら(学校(職場)に)来るな。
という方針だろう。
そして多くの日本人は医者に従順だ。
よって「ある程度の流行」はあっても「大流行」にはならない、
というのが私の考え。

どうも風評に振り回されている気がするんだけどね。
世界中で大流行と言うけれど、
死者が出ている国は世界で2国、
あの広いアメリカで亡くなったのは2人。
致死率が高いわけじゃないのだ。
だから現段階では「通常インフルエンザ」のほうが、
感染・死亡リスクが高いとも言るだろう。
過度に怯えて新インフルエンザにはならないが、
「新インフルエンザノイローゼ」にでもなったら本末転倒だ。

あとは自己防衛策。
ほとんど追加投資や手間いらずの手洗いうがい励行は常識だが、
問題はマスクだろう。
これからの時期、マスクは苦しい。
蒸し暑く口の周りにびっしり汗をかくことになる。
それでも大流行ということになったらやらねばなるまい。
逆に言えば今は苦しい思いをしてそこまでする時期ではない。
言うまでもなくマスクには二重の効果がある。
1.感染者の体からウイルスを飛散させない。
2.空気中のウイルスを吸い込まない。
メキシコでの流行が収まり始めたのは、
街中に出るときほとんどの人がマスクをするようになった。
ことが要因のひとつなのは間違いない。
「何かの対策」というのは「基本が基本」が大原則。

流行しているのに手洗いうがいをせず、マスクをせずでは
かかっても文句を言ないが、
やれること、やるべきことをやってしまえば、
あとは運を天に任せるしかない。
かかる人はかかるし、かからない人はかからない。

新インフルエンザの情報に敏感になり、
かからない方策を講じることはいいとして、
どうにもならないことに怯えるのも精神衛生上よろしくない。
少なくとも末端の国民レベルではやるべきことはやった上で、
腹をくくって、もう少し気楽に構えていいんじゃないですかね。