つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

神奈川県躰道競技会(4)

2008年03月22日 | 躰道
         法形競技(神奈川県立武道館)

法形競技とは俗に言う「型」で、躰道では「法形」と言います。
「創造進化の武道」と唄う躰道では「型にはまる」事を嫌っています。
その為に「法則に則りかつ変化する物」という意味で「法形」と言っています。
同じ法形でも、個人戦と団体戦があり、「個人戦」では次に述べる法形の十大要素に基づき採点されます。

1.用意と起心  2.陰陽の関係  3.強弱の度合  4.緩急の度合  5.伸縮の度合  6.呼吸の度合  7.着眼と目的  8.気合の適正  9.形態の保持  10.残心と解体

「団体戦」では、やはり出場選手5人の調和が最も重要視され、次に技の難易度や、構え緩急の使い方等が判定のしどころとなっています。
また見る側からするとどのような陣形をとるかも興味深いところです。

壮年法形は、「呼吸法」を主体に勢命の法形、活命の法形、延命の法形の三つがあります。
この法形では、各技が呼吸と合った使い方がされているかが見られます。

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