つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

神奈川県躰道競技会(3)

2008年03月21日 | 躰道
            実戦競技(神奈川県立武道館)

実戦競技とは、俗に言う「組み手」で躰道では「実戦」と言います。
この実戦を解り易く言うと躰道は「力勝負」を嫌うという事です。
躰道では、選手同士が全身全霊の英知を傾け、技で勝負をします。
その為に、直線的、感情的な動きをさけ、戦略的、理性的な試合運びをします。
そこで足の運びや「虚(きょ)」に乗じた技が出され観客にとってはいつの間にか技が出たという印象を受けます。
判定には「有効」「技有り」「一本」があります。
とりわけ「一本」は完全に相手を制した時に判定されます。

団体戦では5対5で戦います。
団体戦で他の武道と違うところは、背番号制であり、1番は「旋・運」、2番は「運・変」、3番は「変・捻」、4番は「捻・転」、5番は「転・旋」というように、各人が得意の技の番号を選び、その技を中心に戦います。
もし、その技が決まれば「技有り」が一本になる事があります。
これは作戦をもって相手を制したことでの一本という判定です。

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