つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

神田の老舗飲食店

2024年07月03日 | 飲食店

 天保元年創業「いせ源」

 神田須田町1丁目界隈は、戦災を免れた数多くの建物の飲食店が現存しております。東京都選定歴史建造物に指定されております5店舗を紹介します。

 ①「いせ源本館」 創業天保元年(1830年)というから190年の歴史があります。都内唯一のあんこう料理専門店。江戸末期から続く秘伝の割り下でつくるあんこう鍋が絶品です。

 ②「神田まつや」 創業明治17年(1884年)の老舗江戸前蕎麦店。高度なそば打ち技術、香り、味、喉ごし、甘くて濃いめんつゆとお店の人のハイクオリティーなところが人気のあるところです。


 ③「ぼたん」 創業明治30年(1897年)の老舗鳥すきやき料理店。


 ④「竹邑(むら)」 創業昭和5年(1935年)木造入母屋造り3階建て。粟ぜんざい、揚げまんじゅうの伝統の甘味が楽しめる。この竹邑をこよなく贔屓にしていた池波正太郎は「むかしの東京の汁粉屋、その中で汁粉の味も店の人たちの応対もしっとりと落ちついている」と記述している。


 ⑤「藪蕎麦」 明治13年(1880年)創業。蕎麦御三家の一つ、老舗として暖簾を守り続けている。しかし平成25年(2013年))失火により焼失した。翌年の平成26年(2014年)に再建し鉄骨平屋建として再開した。そのために歴史建造物の指定は除かれた。

 この近辺は散策して、食事をするには良い場所です。




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