
テレビ放映された「珈琲館紅鹿舎」
日比谷の老舗の珈琲館紅鹿舎がテレビで採り上げられた。ピザトースト発祥の店とか元祖ピザトーストの店としてメディアでも多く取り上げられている。友人たちを連れてよく紅鹿舎へ訪れる。
今回はテレビ朝日の番組「似テ非ナルモノ」で放映された。カフェと喫茶店の違いはどこにあるのか。というもの。解答を出す前に紅鹿舎でユニークなメニューである「悪魔の炎」が紹介された。
ブルーマウンティンのコーヒーにブランデイを楕円形に切ったレモンの皮に上から垂らしてコーヒーのカップに入れていくもの。常連客は厄落としの意味で「悪魔の炎」を注文する人が多いようだ。そのことがメディアで話題となり、沢山の取材を受けている。
村上オーナーもお店に出て、率先して頑張っている人で、お馴染みの顧客も定期的にお店に訪れてくる。お店はレトロな雰囲気を醸し出していて、女性たちに好まれている。
「カフェ」は酒類を出すことの出来る店のことであり、「喫茶店」は出せないところが違いであると番組では解説をしていた。
日比谷で開業して66年になる珈琲館紅鹿舎は、酒類も出しているので「カフェ」の部類に入る。
番組ではその他に、トンカチとカナヅチ、ビスケットとクッキー、ワシとタカ、そうめんとひやむぎ、ジーンズとデニムなど、同じようで違う。違うようで実は同じ。あいまいな二つの境界線を見つけ出していた。
日頃、あまり気にしていないものであるが、いざその違いを唱えてみなさいと云われると分からないことが多くあるものだ。