つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

有楽町西武の閉店セール

2010年12月23日 | 経済
              12月25日に閉店の「有楽町西武」は多くの人が集まり賑わっている

有楽町の日劇の跡地にマリオンがオープンした。
そのビルの中に有楽町西武と有楽町阪急が新しい百貨店としてオープンした。
その内の有楽町西武12月25日をもって閉店する事となった。
マリオンに行くと、阪急の方はあまり人が居ないのに比べて、反対側の有楽町西武の方は自由に歩けないほど人が多く押し寄せている。閉店売りつくしセールを行っているからだ。

有楽町西武は昭和59年10月に若い世代をターゲットにモノ陳列の従来型の百貨店から情報発信型の百貨店として誕生した。オープン直後は銀座地区の活性化につながったことで「マリオン現象」という言葉が生まれるほどのブームを起し、情報発信型の先鞭をつける存在となった。

百貨店の閉店が続いている。
有楽町そごうはビッグカメラに
吉祥寺三越はヨドバシカメラに
池袋三越はヤマダ電機に
地方でも百貨店の閉店の情報が届いている。
マリオンの百貨店の一つである有楽町西武が閉店となる。

なぜこのように百貨店が閉店しなくてはならないのか。
集客の減少と売り上げの低迷が大きな原因。
魅力的な要素が薄れていたのだろう。
客商売は、お客様のニーズにあったサービスが出来るかが大きなウエイトを占める。
百貨店商売の停滞は、殿様商売に邁進して客の要望に応えていなかった面が多い。

25日の閉店時には、多くのマスコミが集まり、シャッターの降りていく場面を映像に撮っていく。

(12月23日記)
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