つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

餅つきで正月を感じる

2010年12月31日 | 日記
                        正月用の餅つきをする白鳥勝彦さん一家

正月も近づいた暮れの一日「餅つき」に参加した。
西川口で製作会社を経営している白鳥勝彦さん
TAMCのメンバーで親しく交際させて頂いています。

餅つきは暮れの恒例の行事。
白鳥勝彦さん一家総出と知人たちによる餅つきは慣れたもの。
もち米80キロを昨晩から水にひたしておいて、蒸篭に入れて三段に重ねて蒸していく。
蒸しあがった餅米を臼に入れる。そして蒸した米を杵でこねて米粒をつぶしていく。
よくこねないと臼から米がこぼれだしてしまう。こね回すことが重要である。
それから杵で臼の中の餅米を打つ人とこねる人がタイミングよく進行していく。
「よいしょ!」「えっと!」「それー!」などと掛け声をかけて餅が出来上がっていく。
餅つきを「ぺったん!、ぺったん!」とよく表現されるがその状況が眼前に表れている。
出来た餅はビニール袋に入れられて丸棒によって平たくされていく。
更に杵でよくつかれた餅はあんころ餅用となって、あんこ、黄な粉、ゴマなどに包まれて一口サイズに切り分けられていく。

白鳥勝彦さん一家は、二人の娘さんと6人のお孫さんたちが勢揃い。
子供たちがたくさんいるととても賑やで雰囲気を盛り上げている。
80キロの餅米は二つの臼で3時間ほどで全てつきあがった。
お世話になっている近所の家10軒ほどにつきたての餅を早速届けていた。
会社の前を通ったおばさんは、「白鳥さんの餅つき風景を見ると正月が近づいたことを感じる。いつも楽しみに見に来る」と話していた。

餅つきが終了すると、用具を手際よく片付け、早速「餅パーティーの宴会」が始まった。
あんこ餅、黄な粉餅、ごま餅を中心に、美味しい煮込み、白菜と大根の漬物、焼きホタテ、焼き牡蠣、そして鯛のカマス焼き、にじますの焼き物が出てきた。
一年の思い出を語り合いながら、暮れの一日を過ごした。

(12月31日記)

     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇

◆今年も一年このブログ「つれづれなるままに」を閲覧していただきまして有難うございました。
コメントを送っていただいた皆様に感謝申し上げます。
皆様、良き新年をお迎えください。
コメント (4)
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