池田パソコン塾

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社員はイキイキと働いていますか?

2011-02-24 11:27:50 | 同友会
なんだかドキッとするタイトル。

宮崎南支部の2月例会に参加してきました。


報告者 株式会社ビルド 常務 吉田 尚樹

親父が作った会社を時代に合わせた事業展開で未来に繋ぐ

~経営指針の実践で社員とともに作る会社を目指して~


『吉田氏は、社長である父親の表面的なところを見て「俺も社長を引き継げばあんな羽振りのいいカッコいい男になれるんだ」そんな気軽さで(株)ビルドに入社しました。

しかし、住宅需要が急激に下がり、リーマンショックなどを境に会社化危機的な状況に、ワンマン社長の指揮の下で成長してきたが社員のリストラもあり社内の雰囲気も悪くなる一方で、社長と社員の対立に挟まれ悩み、作っただけでほったらかしにしていた経営指針の存在を思い出した。

経営指針を作る目的を勘違いしていた。自分の勝手な思い込みで社員や仕事を捉えていた、と気づきました。会社は何のためにあるのか、社員はどんな思いで仕事をしているのか。改めて指針を作る実践していくことで社員とともに成長する会社作りに励んでいます。』

迫力満点の話に、100名以上の参加者全員が引きこまれて、聞き入っていました。


ちょうど、「経営指針をつくる会」に参加しているものとしては、もう参考になる内容ばかりで、この時期にこの内容はグットタイミングで感謝・感謝

多くの経営者が悩んでいるのは、やはり社員さんとの関係。

討論テーマは、「社員はイキイキと働いていますか?」

それぞれの意見が飛び交う中で、コミュニケーションの取れているという事業所。

家族的に仲良くやっていると思っていたが、社員さんからの不満を聞いて改めて会社という立場を考え、就業規則や賃金規定を作らないといけないと思ったなど。

経営者と従業員の立場の違いはあるけれど、ともにお互いを好きになり知ることで、社員も仕事に張りが出て、イキイキと働くことができるようになる。

社員が元気だと、お客様も安心するし取引会社もまたよくなっていく、いいサイクルができ会社が成長していくようだ。

吉田さんの最後の言葉に、「社員さんの子供さんをみんな大学に行かせたい。」

社員さんの家族まで思いやることによって、より働きがいのある職場作りができていくんだなと改めて考えさせられました。


経営指針を作ることが目的ではない、作りながら会社のこと社員のことまた地域のことを改めて考えた結果が経営指針になるのだと参加してわかってきました。

さあ、自分の経営指針をどのように考えていくか、半年後に出来上がるのか、今は与えられた課題に向きあうのが精一杯ですが、こんな会社と仕事がしたいといってもらえるようになりたいですね。




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