自分の名前

生まれたときに、おばあちゃんが付けてくれた名前。
特別に思うこともなく今日まで来たけど、最近空き地に野ゆりがたくさん咲いているのを見かけるようになった。

そうか、私の名前はこの季節に依頼するのかと、この年になってようやくわかったような気がした。
野生に咲くゆりなど、都会では見ることなどない。
我が家の庭にもどこからか種が飛んできて、最近花を付けるようになった。

華麗なカサブランカのような咲き方ではなく、野ゆりのように、たくましく生きていかなくては。
４０代最後の年。