写真が趣味の生徒さん。
年齢は、もうすぐ70歳。
SDカードからパソコンに、データを移すのをいつも友達がしてくれていて、何かの拍子で写真が消えてしまってからは、自分でしたいとのことで今年から何度も通ってきました。
SDカードから、ピクチャに作ったフォルダにコピーするだけなのですが、手順がわからなくなってしまうのですね。
紙に手順を書いて持たせても、「データが消えた!」と電話がかかってくる。
電話先で、何度もやり取りしてもやはり「ない」の一言。
また来て確認すると入っている。
SDカードの中に新しいフォルダを作っていたり、フォルダ名を変えてしまっていたり、場所の把握ができていないことがわかってきました。
また紙に、間違えやすいところを追加したりして、何度も繰り返しながら、教室ではできるのに家に帰って一人ではできない。
パソコンが悪いだのなんだのと言いながら、何度も繰り返してようやく理解できるようになってきました。
昨日は、一人でできた喜びで「免許皆伝だ~ もう卒業じゃ もう大丈夫」との電話。
今日も先ほどもまた電話で「できたよ~」。
「これでできるようになったから、もう大丈夫だから教室に行く用事がなくなるから寂しくなるな~」だって。
「わかればたいしたことないのにな~ なんで理解できんかったんじゃろか?」といってます。
ちゃんと報告してくれるのは、本当にうれしい。
いつまでも、私が教えられるとは限らない。
自分でできるようになってこそですよね。
ほんと、パソコンなんてわかればたいしたことないんですよ。
自分のやりたいことが、できるようになればそれでOK!
写真展が楽しみです。