毎日見ている、マッサン。
今週は一馬に赤紙がきて、今日は出兵の日でした。
一馬の姿に、父のことが重なりました。
きっと、私のように思われた方も多いのではないでしょうか。
父の写真を整理したいと、昨年母から父の写真を預かり、スキャナで取り込んだ写真。
進まないまま、ときだけが過ぎていきますが・・・
父に赤紙が来た時、家族との別れ、戦争での外地でのこと。
何も言わず、何も聞かず、父が亡くなってしまった今としては、何も知りえません。
はじめてみた履歴書。
東南アジア方面へ、戦争に行っていたことは知っていましたが、シンガポールにいたとは・・・
空軍司令部に配属になっていたことも、知りませんでした。
映画で観る、東南アジアでの戦争シーンでしか知らないが、あの極限の中で父が生き延びてきたこと、
そして今の自分がいること、ただそれだけに感謝。
戦後70年と言われ、語り部の方のことが放送されています。
知らなければいけない事実、また、記憶を記録として残す作業が必要となってきています。
当時の方々が高齢化し、戦争体験者が減っています。
私の母も90歳になり、身近にいないため、なかなか聞けなくて歯がゆい思いをしていますが、身の回りの方に、少しでも家族の言葉を聞いていただきたいと思います。
自分史活用推進委員会では、そのような活動もしております。
自分史活用のことを知らなかったら、きっとこの写真も履歴書も見ることはなかったことでしょう。