塀の中の人との文通を通してやり取りした手紙が本となったものです。
内容は、普通の主婦が、人を殺めて服役中の無期懲役囚と文通をし、しかも、高校生の娘や中学生の息子にも文通を勧めて、そのやり取りが書かれています。
その無期懲役囚から、勉強法を教わるなんて一般には考えられないことです。 無期懲役であっても、自由になる時間が3時間しかなくても、目標を持ってやることの大切さを伝えています。
高校生と、中学生の姉弟に勉強の方法から、なぜ勉強をするのか、体の鍛え方など文通を通して、塀の中から二人を目標の学校へと導いていく手紙のやり取りです。
中学生、高校生、若い方にも手に取ってほしいですね。
堀江さんと言っていることは似ているかもしれませんが、それぞれに伝えたいことを読み取ってもらえたらいいかと思います。
とらえ方、考え方をかえ、自分自身を大切にするようになれば、もっと違う自分に出会えるかもしれません。
いつか読んでみようと思っていたことが、ふと手の中に入ってくる。
こんな風に偶然って重なっていくのですね。
「したい人、1万人。始める人100人。続ける人1人」これ、中谷彰宏さんのコピーでした。 納得。
堀江さんも書いていますが小さなことを続けていく、積み上げていくことのむずかしさはあるけれど、とても大切なことですね。
何をやっていいのかわからない若者が多い中、自分のやるべきことが少しでも見えてきて、一人ひとりが少しずつ変わっていったら、きっと大きな力になって、世の中が変わっていくような気がします。
そんな、若い人たちを応援していけたらいいなって思っています。
そのためにも、自分が勉強しなくっちゃですね。
そして、実行も・・・