昨日は、「宮崎中小企業家同友会」20周年記念として宮崎観光ホテルにて、盛大なフォーラムが開催されました。
県知事・市長・銀行関係者の挨拶から始まり、参加目標600名が実参加720名になり、県外からも多数の参加者がありました。
フォーラム実行委員長・実行委員の方、関係者の皆様お疲れ様でした。
震災直後の東北へ行かれたりして、準備期間1年と聞きさぞ大変だったことでしょう。
基調講演は、岩手・陸前高田市で震災にあわれた「八木澤商店」河野会長の講演でした。
震災からもうすぐ1年。
あの大惨事の映像はまだ記憶に生々しく残っています。何もなくなったところから、社員・新入社員と一人も解雇せず、再建を果たしました。
その壮絶たる内容に、感動し涙し会場が一体となりました。
震災当時は、何も考えることができなかったが、会社再建の夢を持つことで前に進むことができるようになったと会長は話を続けます。
人は夢がなければ、明日を考えることができなくなったら生きていけない。
最後に、今度の震災で「人間として日常の当たり前のことがどんなに幸せか」を気づかせてもらったと締めくくりました。
人や地域のつながりで、生かしていただいているありがたさをつくづく思いました。
各分科会に分かれ、第7分科会に参加
株式会社 アイロード 代表
「みちくさ」編集長 福永栄子氏の講演を聞きました。
療養で来た宮崎のすばらしさを発見し、元気になった恩返しに九州の魅力を伝えたいと始めた「みちくさ」というフリーペーパーを発行しています。
ちょっと大きめで、多くの方が一度は手にしていると思います。
はじめはボランティアのつもりが、企業として社員を雇い企業として立ちあげたそうです。
宮崎には、とてもすばらしい伝統や、地域があり、すばらしい人々がいます。
この地域を守っていくためには、私たち自身が自立し、企業が自立し、地域を作っているということをもっと自覚していかなければならないですね。
自分の地域が大好きで、何とかしたいとみんなそれぞれに頑張っています。
一人の力ではなくみんなで支えあい協力すれば、もっともっと大きな力になることを学びました。
ありがとうございました。