株式会社 文化財保存活用研究所 Blog

大分県を中心に文化財の保存修復をメイン事業として活動している「株式会社 文化財保存活用研究所」の企業ブログです。

天空の城

2015-06-18 22:17:12 | 日記

 こんにちは、馬頭です。今年の梅雨も長引きそうと先日ニュースで言っていましたが、連日雨が続くと災害などが気になります。川の近くを通っていて、橋のすぐそばまで水位が上がってきているのを見るとゾッとします。河川や山間部の近くにお住みの方はお気をつけてください。

 さて、ウメくんのブログにもありましたが、先週の週末は兵庫県にお邪魔していました。1日目は世界遺産の姫路城を見学しましたが、2日目は今一番話題になっていると言っても過言ではない、「竹田城」にむかいました。

 「竹田城」と言えば、「天空の城」や「日本のマチュピチュ」などと比喩されるように、山頂にひっそりと建つ景観優美な山城です。応仁の乱の時代に山名持豊が築城し、羽柴秀吉の播磨侵攻により城を明け渡すことになりますが、関ヶ原の戦いの際に城主であった赤松広秀が西軍に属し敗戦したことで、竹田城は廃城となりました。その後月日が流れ、知る人ぞ知る城となった竹田城ですが、2006年に日本100名城に選定されたことや映画のロケ地となったこともあり、近年観光名所として話題となっています。

 駐車場から歩くこと約30分ほどで、城の入口に到着しました。定期的に入口近くまでバスが出ているのですが、天気の良い日は、遠くに竹田城を眺め、両脇の森林の風を感じながら、ハイキング気分で歩いて登るのをお勧めします!入口からも約15分ほどは急な坂道を登っていくので、竹田城を訪れる際は軽装にスニーカーがお勧めですよ。

 石垣の雰囲気と周りの風景からは、まさに「日本のマチュピチュ」を連想させられます。また、山頂からの周りの山々の景色も素晴らしいの一言です。

 「天空の城」と呼ばれる所以は、竹田城が朝霧の中に浮かぶように見えるからですが、ガイドさんの話によるとその景色を見ることができるのは、10~11月の早朝5時頃だそうです。しかも、1年間で約20日間ほどだそうですよ。その素晴らしい景色を見たい方は、ぜひその時期に訪れてみてはいかがでしょうか?


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