6月7日(日)晴れ
昨日のブログには加計呂麻のことを書いたが
夕べ、11時過ぎに「さぁ、眠りましょう」と
横になった途端、隣のスナックから「加計呂麻慕情」の歌が流れてきて
びっくりした。
男の人が歌っていたが、やはり「♪鳥も通わぬ 加計呂麻島に♪・・・」
と歌っていた。
加計呂麻島は鳥だっていっぱい飛んでいるのになあ~~。
この歌が出来た当時は「陸の孤島」的に見られていたのかなあ・・・
それほど寂しい所という意味で、あの歌詞が出来たのかなあ・・・
加計呂麻島のことを書いたその夜に「加計呂麻慕情」の歌を聴くなんて
ちょっと不思議な気がした。
加計呂麻島と言えば・・・昨日か又、加計呂麻島の方の「情」を
改めて感じた日でもあった。
昨日は土曜日。
朝、いつもよりゆっくりしている所に8時過ぎ、お客様。
加計呂麻島のSさんご夫婦が玄関先に立ってびっくり!
実はSさんは、奥様が仕事で徳之島に子どもさん二人連れて赴任されていて
ご主人が時々加計呂麻から徳之島にいらっしゃるのだ。
ばばはSさんご夫婦のお子さん二人と関わりがある。
それで、たまにばばの家に立ち寄って下さるのだが・・・・・・・・
人の縁とは不思議な物で。。。。。。。。。。。
Sさんの奥様はじじとは親戚になるそうだ。
そして、ご主人は又、ばば宅のつい目と鼻の先にお住まいのSさんの
甥御さんになるのだそうで・・・・・
それで、ばばが2回目単身赴任した加計呂麻では
Sさんご主人のご両親には我が子のように可愛がって頂いた。
そのご両親を、ばばは「Kばあちゃん」「Mじいちゃん」と呼んで甘えていたが・・・・
Sさんがご主人が徳之島の家族に面会に行くというので
お母様のKばあちゃんが、わざわざばばのために「豚味噌」と
「はったい粉(麦の粉)団子」を作って、それを届けて下さった。
また、Sさんご主人が水から釣ったであろう鯛に似た赤い魚と
ホタテの貝柱もたくさん冷凍して持って来て下さった。
Sさん親子のばばを思って下さるお気持ちに感謝、感動!
80才過ぎたばあちゃんが、ばばのために作ってくれた
豚味噌とはったい粉団子。
早速、母や姉にも分けてみんなで美味しくいただきました。
10時過ぎにKばあちゃんに電話して御礼かたがた久しぶりに話した。
もう、お別れして10年近くなるのに、ばばに最上の褒め言葉を言って下る。
Kばあちゃん、Mじいちゃん、きっと会いに行くからね~~
お元気で待っててね。
Kばあちゃんの優しい心に感動していると、友達のKちゃんから電話があった。
Kちゃんも、加計呂麻出身。
ばばが20代の頃に出会って、ずぅ~~とおつきあいが続いている。
Kちゃんも4年前、仕事で徳之島に転勤してきた。
直接会うのは30数年ぶりなのに、ずぅっと近くにいたような気がする。
加計呂麻の魚を良く届けてくれる。
昨日も、ウルメ(魚の名前)や「宝貝」「ティラダ(トゥビンニャ)」という
貝をたくさんくれた。
魚は母へ、「ティラダ」は茹でて身を取り出してじじの晩酌のおつまみに
「宝貝」はKちゃんが「スープにすると美味しいよ」と
教えてくれたので早速茹でた。
夕べは、加計呂麻の方々からのプレゼント「情」で
包まれた夕食だった。
ご馳走様でした~~。