ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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来るか!台風19号!

2014年10月11日 09時38分50秒 | 日常生活
10月11日(土)台風

風が強い、そして雨が~

いつ停電になるか分からない。

自宅の雨戸は全部閉め、今暮らしている両親宅も

東側と北側は雨戸も閉めた。

庭の花壇を覗くと、あれだけ勢力を誇っていた夜香木も

葉は吹き枯らされ、キツネ花もグッタリ吹き倒されている。

本格的な強風雨は今夜からだという。

一体どの位の激しい風になるのだろう?

最大瞬間風速50~70メートル?

想像も出来ないよ~。



子どもの頃は、大人の思惑など知るよしも無く、台風は嬉しかった。

学校は休めるし、家の中ではあっても好きな遊びは出来る。

それに、集落中を走り回って、落ちたミカンを拾い

思う存分食べられた。

あの頃、秋台風が多かったなぁ・・・

子どもは喜ぶ台風だけど、わらぶき屋根の多かったあの時代、

大人は屋根が吹き飛ばされるのを恐れ、

基幹産業のサトウキビや稲が吹き倒されるのを

1番心配していたと思う。

そんな大人の気持も知らず、自分の都合だけで

台風大歓迎していた子ども達・・・・・



台風後、大人達は集落民力を合わせて

壊された屋根を葺き替えたりしていたなぁ・・・・

特別な職人はいなかったと思うけれど

父や隣近所のおじさん、お兄さん達、みんなで屋根に上がり

手順良く藁や茅で屋根を葺きあげていく。

みんなが職人だったんだなぁ~、あの当時は。



今は鉄筋や瓦葺きの家も増えた。

修理も専門の職人さん達が頑張る。

台風でも、昔のような被害は出ないだろうけど

違う意味で又色々な被害は出ると思う。



「母がお世話になっている介護施設のことが心配だ」

と言うばばに「向こうは、大丈夫。

建物は頑丈だし、高台にあるし、自家発電機だってあるかも知れないし」とじじ。

でも、自然災害って人間の予想を遙かに超えることもあるから

ばばは怖い。

心配をする。



沖縄の南大東島では定期船が2週間も止まり

生活物資も不足し始めていると、ラジオで聞いた。



徳之島・・・・

高潮は大丈夫だろうか?

停電しないだろうか?

断水しないだろうか?

豪雨災害はないだろうか?

倉庫や車庫に水は流れ込まないだろうか?

道路沿いの車庫は大丈夫だろうか?

全半壊する建物はないだろうか?

考えると心配事はキリも無い。



祈っても仕方が無いことは分かっていても

仏壇に手を合わせ、心の中で祈るしか出来ないばば。



怖い得体の知れない物が、確実に近づいてきてはいる。

無事、明日の朝を迎えられるだろうか?



停電する前にと、ブログも慌てて書いた。

何事も無い、平凡な日々が本当の幸せだと実感しながら・・・・・・・・・・・