ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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H君、安らかに・・・・

2013年01月07日 22時31分15秒 | 日常生活

1月7日(月)晴れ後曇り

5日、沖縄から帰ってきて電話を見たら

留守電を知らせるランプがチカチカしてる。

再生してもメッセージは無し。

気になっていたら、夜同級生のN子さんから電話が来た。

「同級生のH君が年末28日亡くなって、明日(6日)遺骨で帰ってくる。

だから、同級生で空港まで迎えに行き、そのまま自宅まで寄って

焼香してきましょう」と。

エ~~~ッ、H君が!。

ばばとは遠い親戚にもなり、小学校の時は

いつもH君の家の脇を通って登下校していた。

時々、下校途中H君の家に寄ったりもしてH君のお母さんからは

可愛がってもらっていた。

当時は「男子と女子」ときっぱり別れ、

男女一緒に喋りながら登下校することもなく

個人的に男子と話すこともなかった。

「男子にいじめられる・・・」といつもビクビクしていた。

いじめと言っても、今のような陰湿ないじめはなかった。

例えば、ばばの集落は同級生の人数が一番多くて

下校時は、男子は女子を待ち伏せしては「ヤマンムゥイ(藪の中?)に

ウシモスゾ~(押して落とすぞ~)」と

通せんぼをしながら女子を脅した。

ばば達は本気で怖がり、いかに男子の待ち伏せに遭わずに帰宅するか?

いつも策を練っていた。

 

H君は同じ集落ではなかった。

小・中学校時代を通して「大人しくて優しい男子だった」というのがH君に対する印象。

中学卒業後、たくさんの同級生が都会へ出て行ったが

H君とも中学卒業以来、一度も会っていなかった。

 

約40年ぶりの再会がこういう形で訪れようとは・・・・・

友人達の話によれば、H君は数年前に帰郷し

その後は同級生で建設業をしているT君達と一緒に働いていたそうだ。

去年5月頃体調を崩し、都会の病院へ行き入院して治療を受けていたが

年末の容態が悪化し、28日に帰らぬ人となったそうだ。

 

空港にも20名近くの同級生が集まりH君を迎え

今日の告別式でも同級生がたくさん集まって最後のお別れをした。

 

今朝は最近にないくらいの上天気だった。

ポカポカと穏やかで太陽も顔を出し・・・ばばも洗濯物を干したりしてから

告別式に行ったのだったが・・・・・

折しもお墓へ向かう時になってポツポツと雨粒が落ち

涙雨のような雨が降り始めた。

天もH君の早すぎる死を悼んでいるかのようにさえ思えた。

 

普段は家を空けることが出来ず滅多に同窓会に顔を出さないばばだが

久しぶりにたくさんの同級生と再会できた。

今回のような悲しい場所での再会でなければもっと嬉しかったのに・・・・・

どの同級生もそれなりに年を重ね、

中には中学卒業以来初めて会う同級生もいたが

それでも話し始めると、一気に中学時代にタイムスリップ。

同級生っていいものだなぁ・・・と改めて思った。

 

ばばの同級生でも、もう10名以上が天国へ旅立ってしまった。

 

みんな無邪気で笑い合い、駆け回っていた小中学生時代。

懐かしいなぁ。

あの頃の仲間が全員集うということは永遠に無い。

 

これからは、一人一人が健康に気をつけ

出会う時には笑顔で会えるような・・・・

そんな生き方が全員出来たら良いね。

 

H君のご冥福を改めてお祈り致します。