横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

イヌザクラとオタマジャクシ

2023-04-20 16:38:23 | 日記



瀬谷市民の森の入り口で今年もイヌザクラが咲いた。
イヌザクラの木は近郊でもそんなに見られないので、毎年咲いてくれるのは有り難い。







桜といってもソメイヨシノやオオシマザクラなどとは花の姿が大いに異なる。







ウワミズザクラと同じように、小さな白い花が細長いブラシのような花序を作っている。
イヌザクラの花は花弁が早めに落ちるので、ちょっと寂しい。







市民の森にちょっと入った川沿いを歩いていると水面が黒っぽいのに気づいた。
オタマジャクシだ。







このように黒くて小さいオタマジャクシはヒキガエルであろうか。
たしか、前にヒキガエルの親をこのあたりで見た覚えがある。

気温も水温も次第に上がってきて、これからはチョウなど生き物の姿も増えてくれるに違いない。



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市民の森にチョウたち

2023-04-18 17:28:25 | 日記



瀬谷市民の森でチョウの仲間が少しずつ増え始めた。これはヒメウラナミジャノメ。
まだジャノメチョウは見ていない。

ルリタテハは成虫越冬なので、冬でも暖かい日には見たりした。
またテングチョウとかキタテハも3月には見ている。







アゲハも飛び始めた。
まだ食草(ミカンなど)を求めて飛び歩いているほどではない。







キアゲハの食草はセリ科なので、この辺りではニンジンの周りで見かけることも多い。








ムラサキケマンのまわりで白いチョウが飛んでいたので、モンシロチョウかと思った。
よく見ると前翅の先が黄色いのでツマキチョウの雄のようだ。
モンシロチョウと違って春の短い間だけ現れるので見られてラッキーだった。

これからいろんなチョウが飛びまわると思われるので楽しみだ。






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ランラン ラン

2023-04-16 16:56:13 | 日記



4月に入って瀬谷市民の森にランの仲間が咲き始めた。







シュンランは毎年同じ場所で咲き続けている。
よく探せば市民の森のほかの場所にも咲いているのかもしれないが、まだここしか知らない。







このエビネは昨年もこの場所に咲いていたように記憶している。







市民の森には何か所かでエビネを見たことがあるが、盗掘されたのではないかと思うケースも多い。







キンランも出始めた。







咲いているのも見られて、これから市民の森一帯で賑やかになりそうだ。
ギンランやササバギンランはまだ顔を出していなかった。

ランの仲間はシュンラン属、エビネ属、キンラン属などという属の数が大変多い。
日本に生息するランだけでも75属ぐらいあるそうだ。
この市民の森では何属ぐらいなのだろう。






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背が低い藤

2023-04-14 16:33:14 | 日記



4月も中旬。5月に向けて木の花も桜から他の木に移っていく。







たとえばフジ・藤の花だ。
関東では足利フラワーパークが特に有名だが、近所でもあちこちで見られる。







ここのは人の背丈程度で、垂れ下がった花序は地面に着かんばかりで面白い。







しかし近所でも多いのは公園や個人宅に設けられた藤棚だ。







クマンバチが飛びまわっているかと思ったが、まだ見当たらなかった。







藤棚の先は瀬谷市民の森。フデリンドウが咲き始めていた。
そろそろ森のあちこちでキンランやギンランも旺盛に咲くころだ。




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ヨツボシテントウじゃなかった

2023-04-12 16:54:15 | 日記



3月末の不動尻。
金網の崖に咲いていたハルユキノシタは滝下、水の滴る岩の上でも見られた。








そのあたりにはハルユキノシタの白い花ではなく、黄色い花も咲いていた。







ツルネコノメソウだ。
といっても見た時に名前がすぐ出てきたわけではない。
アルバムなどを調べてみたら、8年前に蓑毛の上流にある髭僧の滝あたりで見て以来と分かった。







今回の不動尻の渓流そばでは、ハナネコノメがほとんど終わっていて代わりにトウゴクサバノオが咲いてた。







トウゴクサバノオの花は6mmちょっとぐらいで花柄の先に一つだけついているのが多かった。







トウゴクサバノオはキンポウゲ科シロカネソウ属で、別名オオヤマシロカネソウとも呼ばれる。

花弁のように見えるのは5枚の萼片で、黄色いのが蜜腺化した花弁だそうだ。







トウゴクサバノオは不動尻への途中の路傍にも咲いていた。
観察しようとしていると、何か赤い斑点のテントウムシのような虫が見えた。







よく見ると長い触覚があり、後で調べるとテントウムシではなくヨツキボシハムシだという。
ハムシなのに下翅は退化しているらしい。

今回、チョウを含めて昆虫の仲間に遭うことが少なかった。



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