横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

海外から来ました

2022-05-23 16:37:28 | 日記



上川井に向かう原っぱは、いろんな草が伸び放題。







ひときわ高く伸びているのはヘラオオバコだ。







穂状花序の下の方から環状に白い花が咲き、次第に上の方に咲き上がっていく。
一つ一つの花は雌性先熟のようだ。







同じ原っぱにヘラオオバコとは違った趣で背を伸ばしている花が咲いていた。







ヤセウツボといい葉緑素を持たない寄生植物で、この原っぱではシロツメクサに寄生しているらしい。







唇状の花だけど、もちろんランの仲間ではない。

ヘラオオバコもヤセウツボも外来生物でヨーロッパ原産だが、江戸時代末期に来たヘラオオバコが先輩だ。
ちなみにシロツメクサも江戸時代にヨーロッパからやって来たそうだ。



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今年は大量じゃない?

2022-05-22 16:25:17 | 日記



近所の川沿いの手すりの上に小さな虫が止まっていた。







触角が長いのでキリギリスの仲間。
ヤブキリの幼虫のようだ。







昨年、一昨年の今ごろはキアシドクガの幼虫が大量に発生し、この手すりの上で行列していた。
そして、このような蛹を経て羽化した成虫が産卵のためにミズキの木の周りを飛び回っていた。







今年はまだ幼虫の大量発生は見ていない。
近所の人間の為には結構なことだが、どういうことなのだろうか。








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葉に丸い穴

2022-05-20 16:15:57 | 日記



そろそろアジサイの花芽が出始めた。







もう少ししたら、このような花があちこちで咲き始めると思うのだが・・・







どの葉も、このように多数の丸い穴が開けられている。







蝶でも蛾でもなくてアジサイハバチの幼虫が食べた痕らしい。
今まで毎年アジサイを見ていて、このような葉の姿は気付かなかった。
アジサイハバチという虫の名前を知るのも初めてだ。





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静御前が二人?

2022-05-19 16:38:29 | 日記



いま市民の森には、この白い花がたくさん咲いている。フタリシズカだ。







同じセンリョウ科のヒトリシズカは花柱が一本だが、
花柱が二本というのが多いのでフタリシズカということのようだ。







いろいろ見ていると1本のものもあれば4本ぐらいのもあって、まあ適当な花だ。







フタリシズカが2,3人集まっているところもあった。
まわりはドクダミが次は自分たちの番だとばかりに蔓延っていた。



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まだ、あまり動けない

2022-05-17 15:01:54 | 日記



追分市民の森の川沿いを歩いていると、向こう岸の草木のあたりで何かモゾモゾ動いていた。







アカボシゴマダラの春型だ。
翅を少しだけ広げたり閉じたり、ほんの少し歩いたりしている。







少し下の方にも何か白っぽい物が見える。







アカボシゴマダラの蛹の抜け殻のように思われる。







このアカボシゴマダラは羽化したばかりなのだ。
しばらくすると動かなくなった。







10分後に戻って来ても、まだ同じ場所でじっとしていた。
飛べる体になるまで、ゆっくり時間を掛けるのだろう。



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