ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

秋の梶ヶ森花散策登山 パートⅡ ツリバナなど木の実を見る

2011-10-12 22:42:48 | 野の花
10時近くになって、やっと登山開始となりました。
今日も、昨年と同じ龍王の滝経由で登って行きます。

龍王の滝までにはもうホトトギスなどは終わっていて、昨年はたくさんの花が見られた
ハガクレツリフネも、もうまばらに最後の花が残っている状態でした。

20分ほどで、龍王の滝に着きました。落差20m、「日本の滝百選」に選ばれている綺麗な滝です。



滝の辺りには、モミジガサ(キク科)が奇妙な花を咲かせていました。



シコクママコナやキバナアキギリはもう終盤、アキチョウジは登山道を隠す位にはみ出して咲いていました。

やがてこんな自然林の中の沢沿いを登って行きます。



トチバニンジンは、小さいけれど良く目立つ赤い実を付けています。



目を上にやればツリバナがもうこんなにはじけています。



タンナサワフタギ(ハイノキ科)の黒い実、葉はわりと荒い鋸歯があります。



サワフタギ(ハイノキ科)(別名ルリミノウシコロシ)は、9月22日に岡山森林公園で
こんな綺麗なルリ色の実を見てきたばかりです。



花や葉で見分けるのは難しいですが、実をみれば違いが良くわかります。


これは何の実かわかりません。



この沢沿いには、サンヨウブシもあります。
花の色は淡紫色、花が咲く頃には葉は枯れかけています。
葉の切れ込みは浅いのが特徴、トリカブトの仲間では唯一毒性がないそうです。
試してみる勇気はありません。

ボロ布がぶら下がっているのかと思うのですが、枯れた葉がよく目だっています。



比較的まだ綺麗な花のサンヨウブシ



同じトリカブトの仲間のシコクブシもあります。
葉の切れ込みが深くて、花柄にも茎にも毛がないのが特徴、勿論有毒です。
毛の有無は、確かめてないです。次回何処かで出会ったらしっかり確認です。



同じ株から淡紫の花色のものも混ざっています。
これもシコクブシなんでしょうか?






まっすぐに立って咲いているシコクブシ? 



11時に定福寺奥ノ院につきました。ここ辺りはオタカラコウやアキチョウジ、アザミなどが
ゴチャゴチャと咲き乱れています。



ゆっくり撮影しながらの登りなので、あまり疲れてもいません。休憩なしで先に進みます。
まだ紅葉には早い時期ですが、少し色付いた樹木が目にはいりました。
「シラキ」ではないかと、Kさんが教えてくれました。



引き寄せて撮影、丸い実も見えています。



オオマルバノテンニンソウももう綺麗な花は少なくなっています。



テンナンシウも赤く色付いています。



二つ目の滝、「真名井の滝」に着きました。落差は12m。



ここ辺りから急勾配になっていきます。
東屋の前には、こんな急な鉄の階段が取り付けられています。後ろからごめんなさい。



11時30分東屋につきました。
ここから下に降りれば梶ヶ森山荘、上に登れば天狗の鼻方面に行きます。

お腹も空いたのでここで小休憩でちょっと行動食など食べる事にしました。