ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

師走の丸亀城

2012-12-27 23:34:17 | 日記
12月27日


今日は、朝の最低気温が-4.5度と、香川の12月の
最低気温としては観測史上最低だったとか、

へえ~~、そうだったん? 家の中でいるとそんなに寒いとは感じなかったんだけどなあ~~
まあ、起きるのも遅いんで・・・
昼間の気温は8度前後だったようですが、その割には1日中風もなく、とても暖かく感じました。



午前中郵便局に行った帰りに、あまりの青空に誘われて、
すぐ近くの丸亀城を歩いてみました(気持ちだけ慌ただしい師走なんですけど・・)
       



高さ日本一の石垣に鎮座して400年の歴史を刻む丸亀城。
大手門から見上げる天守は威厳に満ち、夕暮れの天守は優しさをまとって、心を和ませます。
400年の時を経た今日でも決して色あせることなく、自然と調和した独自の様式美をはっきり現在に残しているのです。
「石垣の高さ、美しさ」から、(財)日本城郭協会が選定した「日本の100名城」にも選ばれ、
花見や散歩など市民の憩いの場として親しまれています(丸亀市HPより)
      



明治の初めまで約200年にわたって丸亀城の藩主だった京極家は石高6万石
「六万石」という御まんじゅうがあり、石高は丸亀市民なら誰でも知っている。




いつも南側からの裏門だったり横から入ったりするのですが、今日は堂々と大手門から入ってみました。
      




お堀には白鳥が似合いますよね   ペアだと、モデル料高いよ!
          


大手門二の門を入ると大きな枡形の石を使った石垣が目に入ります。
        


ここ丸亀城は、石垣が美しいことで有名、
天守までの石垣の総高は60mだそうで、これは日本一だとか\(^o^)/


見返り坂を登ると、美しい「扇の勾配」の石垣が、反り返っています。
              


              


              


今はサザンカの花が見頃
                     


二の丸の十月桜が今日の青空に映えている 
                     



     



「日本一小さな天守」
                 


しゃちほこも、青空に映えて堂々と見えますね。
ちょうど、飛行機とニアミス(@_@;)
              



六万石の御まんじゅうの包み紙で見慣れたこの家紋は「四目結紋」というそうです。
瓦の一つ一つにこの家紋が使われている
              



本丸からは、坂出番の洲工業地帯の白煙が今日はまっすぐ上に伸びています。風が無いのが分かるでしょ!
                 


岡山側に近い瀬戸大橋、鷲羽山ハイランドの観覧車も見えます。
                 


時々登っている飯野山もすぐ近くに見えます。綺麗な形は別名「讃岐富士」
                 


忘年登山で登った、こんぴらさん(別名象頭山 ぞうずさん  象の頭に見えますか?  見えますね!)
                 



下をみると、内堀の向こうには丸亀の中心部、市役所、市民会館、警察、税務署などの官公庁がまっています。
                 



帰りは南面からおりて、お城の周りを一周してみることに~~

平たんな遊歩道なのでとても歩きやすく、散歩やジョギングなど皆さん思い思いのスタイルで楽しんでいるようです。
              


              


              



僕、ハトさんがちゅきなんや~~
              



?????  主は何処へ?
                     



葉ボタンも彩りよく植えられて、気持ちよく元旦を迎えようとしています。
                  


よく見ると、朝着いた霜がまだ融けてない(@_@;)  やっぱり今朝は寒かったんや(-_-;)
                     

















ちょっと里山へ(12/12)

2012-12-21 23:17:01 | 野の花
12月2日に忘年登山で大麻山に登って以来、しばらく里山にも登っていないなあと思っていたら
タイミングよく友人のTちゃんから連絡があり、近くの城山~猫山に登ることになりました。


里山なので、一応の家事も済ませて(と言っても洗濯くらいですけど)ゆっくりと9時に登山口集合です。

歩き始めるとすぐに、綺麗な色のフユイチゴがあるとTちゃんが教えてくれました。
ジャムにもなると聞いたので、いつだったかこの実を採ってきて作ってみたけれど、種がいつまでたっても
ブツブツ残ってあまり美味しいとは思いませんでした。
                



フユノハナワラビ
   花のように見えるのは胞子がたくさん付いた胞子葉  日本全国に分布するシダ植物。
   落ち葉と同化して見逃してしまいそう~~
                  


ツルリンドウはもう葉だけになっていて、この実が最後のようです。
                  


登山道の途中から、近くの遊園地の一角に、香川とは思えないこんな建物が見えます。
                  


カンボジアのアンコールワットの遺跡の一部を模したミニチュアかと思っていたのですが、
タイのブラサット・ヒン・アルンという仏教寺院を模した建物だそうです。(行った事はありません)

他にも、この一角にはブータンの建物を模したものも残っていて、今は見学自由で無料で入れます。
が、訪れる人は少ないのではないかと・・・

今日は平日で、遊園地のミュージックも静かです。
                


しばらく登っていくと、目の前を飛び交う鳥の多いのに気がつきました。
小さな鳥はヤマガラです。香川の里山ではよく見かける野鳥です。
県境の大川山や堂山のヤマガラは人馴れしていて、手の上の餌を取りにきますが、
此処のはそこまでは人に慣れてないようです。
               

               
付かず離れずで私たちに付いてくるような仕草を見せますが、やはりそこは野鳥です
撮影しようと近づくと、サッと逃げてしまいました。



ふと目を上げると、赤いゴンズイの実
               



サルトリイバラもまだ綺麗ですが、里山ではクリスマスのリースなどに使うのか
持って帰る人もいるみたいです。
            


アオツヅラフジの実がぶら下がっています。
この実は「アンモナイトみたいなんよ」と、先輩の花友さんに教えられたのをそっくり受け売りでTちゃんに教えてあげました。
             



この日は、午前中は曇ったり晴れたりとすっきりしない天気だったのですが、お昼頃からはこんな
スキッとした青空になりました。コナラ?の紅葉が輝いてとても綺麗です。
             


猫山にも登り、お昼は眺めのいい城山で食べる事にしました。
風も殆どなくて、暖かです。
おにぎりやカップラーメンの簡単な食事でしたが、こんな景色を見ながら食べるとなんでも美味しい\(^o^)/
           

綺麗なおむすび形の飯野山、その向こうには弟分の青野山がよく見えます。

山頂で、ゆっくりお茶などして下山です。

小さな柿の実がまだたくさん残っています。絶対渋柿ですよね! 甘い柿だったら鳥が見逃すはずがありません。
              



登山口近くには、登る時には気がつかなかった十月桜が咲いていました。
 


9時から登り始めて、降りてきたのは14時過ぎてました(-_-;)







真珠の耳飾りの少女

2012-12-17 22:44:36 | 日記
12月16日 
前日の雨もやんで、穏やかな暖かさの日曜日
神戸市立博物館で開催されているマウリッツハイス美術館展に行ってきました。

 オランダ・ハーグにある王立のマウリッツハイス美術館が改修工事に入るため、
東京にひき続き、神戸での開催が実現となったわけです。

フェルメールの傑作として知られ美術館の顔として最も人気の高い「真珠の耳飾りの少女」や
レンブラントによる再晩年の「自画像」、
オランダ風景画の巨匠ヤーコプ・ファン・ライスダールの「漂白場のあるハールレムの風景」、
風刺が利いたヤン・ステーンの風俗画「牡蠣(カキ)を食べる娘」など48点の出品が実現。
フェルメールの貴重な初期作品「ディアナとニンフたち」や、フランドル絵画の巨匠ルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)の作品も
展示する。
  ー美術館パンフレットよりー


改修工事がなければ、オランダまで行かなくては会えないあの「真珠の耳飾りの少女」が、神戸で会える\(◎o◎)/

三宮駅で高速バスを降り、歩く事20分あまり、
期待に胸弾ませて、博物館を目指します。

うわっ、高いね~~  綺麗なビルやね~~   首が痛いわ~~
           


イチョウの葉がハラハラと風に舞っています。
            



これが有名な神戸ルミナリエ(@_@;)(の、骨組み)
なぜか向こうの方、ちょっとだけ点灯してる

        


          


1995年、阪神淡路大震災の年の12月に初めて開催され、以後、慰霊と鎮魂と神戸の復興の願いを込めて毎年開催されています。 

同行の友人が以前このルミナリエを見に来た時は
もの凄い人出で、人の波にのまれそうになりながら歩いたそうです。
今は、歩いている人は少ないですが、夜になれば沢山の人で賑わうんでしょうね。



いよいよ博物館に近づいてきたようです。
近くのカフェらしきお店の店先には、こんなお洒落な飾りで雰囲気を盛り上げています。
         


歩道の脇に立てたポールには、少女の顔が風に揺れています。
              


               



日曜日とあって、やはりお目当ての絵の前にはすんなりとはたどり着けませんが、
人気の絵画の展示では、この位は当たり前のことなのでゆっくりと列に並んで進んでゆきます。
             



48点もの絵画が展示されていますが、この絵の前だけは「とまらないで、ゆっくり歩きながらご覧ください」
               


  (館内はもちろん撮影禁止、これはパンフレットからお借りしました)



うわ~~、これが本物の「真珠の耳飾りの少女」なの\(^o^)/、感激で足が震えるわ!
こちらを見ているようやね、目があったよ~~ 可愛いね~~

列を外れれば、後ろの開いているスペースからも見る事ができます。
ここでは、好きなだけ立ち止まって鑑賞できるので、ゆっくりと正面から右から左から眺めます。

唇や真珠の一部にちょっとだけ使われた白い色で、立体感が上手く表現されているそうです。



48点もの絵画をじっくり見てまわっているとかなり疲れます。
殆ど立ち通しで、2時間弱はかかりましたから~~

最後にもう一度だけ、(ちょっとだけ逆走して)「少女」を見つめて、博物館を後にしました。


             



12月半ばとは思えない暖かくて風もない穏やかな日曜日、

名画の数々を心ゆくまで鑑賞でき、日頃の生活では感じられない満足感いっぱいの1日でした。


でも慣れない都会のアスファルトの道は、疲れるわ~~~













大麻山忘年登山(12/2)

2012-12-13 23:32:43 | 登山
12月2日

昼の部
恒例のネット仲間との忘年登山、
今年は、金毘羅さん裏参道から大麻山へ登る、ちょっとお手軽登山。
最近、脚の調子が悪い私にとっては、嬉しいコースです。

この日は朝から生憎の曇り空、午後からは雨になるという予報です。

まずは、麓のうどん屋さんで皆さん揃って昼ごはん、
うどん県さぬきならではのプランです。


13時20分、うどんで少々重くなったお腹を抱えながら、ゆっくりと金毘羅さん裏参道から登りはじめます。
                     


ここは4日前に妹と名残の紅葉を見にきたばかりですが、ちょっと歩くコースが違えば
まだまだ綺麗な紅葉を見る事ができました。


カリンの木は今は葉を落として、黄色い大きな実だけが残っています。
大きな実は、下の草むらにもたくさん落ちていましたが、
いい香りがするので玄関に置いておくのもいいそうです。
身近にありすぎて、嗅いだ事もありませんでしたが、この日ジックリ嗅がせてもらいました。
                     


キチジョウソウの実                                            ヨメナ??
          


さらに進んでいくと、まだまだ綺麗な紅葉が待っていてくれました\(^o^)/
               
                                                                    

                



イチョウの葉が敷き詰められて、寝転がると気持ちよさそうです♪ イチョウの葉が落ちると、紅葉ももうほんとに終盤です。
                


皆さん、ここでしばしの撮影タイムです。
                  


いい写真撮れた?
夜の忘年会では、「いつか写真展を・・・」という話も出ましたね。
それまでに腕を磨いておかないと~~

手入れされた公園風の裏参道も、次第にこんな自然な感じの裏道に変わってきました。
                     



樹齢ウン百年?の杉の古木もたくさんあります。 厚く重なった木肌は、重厚な感じがします。
            


一旦表参道に出て、奥ノ院への参道の途中から、大麻山への登山道に入ります。

防火帯のある登山道からは眼下に広がる、讃岐平野
今日は、雲っていて景色はぼんやりとしか見えませんが、おむすび形の讃岐富士はよく分かります。
                   


とうとう雨が降りだしました。レインを着るほどではないので皆さん傘をさして歩きます。
                   


葵の滝は、殆ど水はありません。
                   

                                   


水平道から龍王社までは、15分位のちょとした登りです
                


黄色い3枚葉はタカノツメ  この山にはタカノツメがとても多い事を初めて知りました。
                 


15時15分 龍王社着、社の裏の黄色く染まった木もタカノツメです。
                   



                  


そしてなだらかな斜面を登りきると電波塔が並んでいる大麻山山頂です。
渋い色の黄葉は、栗の木でしょうか? 右手にちょっと写っているのは5月連休あたりに満開になるボタンザクラです。
その時期には、大勢のお花見客で賑わうそうです
                 


山頂付近では、気が付くと雨が雪に変わっていました。
麓のこの日の気温は7~8度、寒い冬型の気圧配置だったので標高616mの山頂付近では0度近くになっていたのでしょうね。

山頂にある東屋で、熱いコーヒーと美味しいお饅頭、干し柿など頂いて温まりました。
皆さんご馳走様でした。
           


夜の部

坂出駅前のお店で、美味しいお料理、お酒で大盛り上がり♪♪♪

昼の部は来られなかったエントツ山さん、初めて参加されたkazasiさんも加わって、賑やかに山の話で
盛り上がりました。

私もノンアルコールだったのに、酔った気分になっていい気持ち♪
初めてエントツ山さんと、さしつさされつでお話させて貰いました。

皆さん、来年もまた宜しくお願いいたします。