ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

吾妻山(広島県)の花 

2014-09-24 16:38:00 | 絵手紙
なんとか3人そろって吾妻山山頂にたどり着くことができました。

登っている時から、少し空模様が怪しくなり始めていたので、さらに悪くなるようだったら
登ってきたルートをピストンしようと話していたのですが
次第に明るさが出てきたので、少し歩行時間は長くなりますが
南の原に回って降りるルートを降りることにしました。

山頂付近にもイヨフウロが群生です
    


キアゲハ、おいしい蜜があるのかな?
     


展望の良い尾根を南ノ原方面おりていくと、左手には広いなだらかな大膳原が見えています。
     

南ノ原へと下る尾根は、ススキが風に揺れていてほんとに気持ちが良かった~~\(^o^)/
     

噂通り、展望もいいし花も多いルートです。

キュウシュウコゴメグサ  四国では見かけない花です。
     

     

ヤマラッキョウはここでもまだツボミ
     

    


トモエシオガマ
     


リンドウ
     

タンナトリカブト  ちょこっと咲いているのもかわいい♪
     


アキノキリンソウとイヨフウロのツーショット 
     


ススキの原が何処までも続いています
      


やっと開き始めたヤマラッキョウ発見
     


尾根を下って涼しい森の中に入ります。

赤いツリフネソウが咲き誇っています。
     


見ておきたかったアケボノシュスランはもう終盤でした。残念!
     

縞模様が入った葉はたくさんあったのですが、花が咲いていた様子はありませんでした。
なかなか出会わない野草ですね。

ロッジ近くの湿地には、ギンリョウソウモドキ
     


最後の大池には綺麗な睡蓮
     



13日、14日の2日で広島県道後山・吾妻山に行ってきました。
天気に恵まれて、沢山の秋の花を見ることができ、素晴らしい山々の展望も
堪能でき、なにより軟弱隊3人が元気に歩けた事で想い出深い山旅になりました。

Sさん、Kさん本当にお世話になりました。





吾妻山(広島県)の花 ママコナなど

2014-09-21 20:47:42 | 野の花
休暇村吾妻山ロッジあたりの丘で、すでに何種類もの花を見て
テンションあがり気味。

この日も、あまりのいい天気、このまま帰るのはもったいないということで
吾妻山山頂を目指して登ることにしました。

花の撮影をしながらなので、これ以上はないほどのスローペースで
登って行きます。

赤い屋根のロッジがいいアクセントになっていて
箱庭のような風景が眼下に広がっています。
      


何度か見かけたネジバナです。まだ綺麗ですよね。
     


美人ぞろいのイヨフウロ  
     

ヤマハッカも登山道沿いに顔を出して咲いています。
     


ナナカマドの実がかなり色づいています。
     

上を見上げると、青空を背景にすらりと伸びたカワラナデシコとツリガネニンジン
     


イブキトラノオ、夏の花のイメージですが、今頃になっても花盛りです。
      


家族連れの方が大勢楽しそうに話しながら登っています。


秋のといえばまずススキを思い浮かべます。
風に揺れるススキがあまりにも綺麗だったので・・・・・
     


今年は香川ではまだお目にかかっていないツルニンジン
     


ツルニンジンといつも名前を言い間違えそうになるツリガネニンジン
これは、若々しくてシュッとしているおばちゃん好み(-_-;)
      

木陰にひっそりと咲いていたツルリンドウ
     


小さな湿地にはゴマナ
      


もう大分登ってきたかしら?
      

さあ、頑張っていきましょうかね

〇○オトギリソウ
    


これはタチコゴメグサと言っていましたが、
葉の幅が広い点などからキュウシュウコゴメグサとしました。
     

どちらもそれほど日常的に目にする野草ではないので
とっさには見分けがつきません。

ホツツジの紅葉している中に1輪だけ花が咲き残っていました。
     

すぐそばに、アカモノも1輪だけ
     


登山道沿いには、ママコナ(飯子菜)が目立ち始めました。
下唇には紅紫の花弁に白い斑点が入っています。
この白い斑点を「飯」に見立ててこの名前がついたようです。
半寄生植物で、低木やススキなどに寄生する。
香川では、シコクママコナが見られるけど、私はこちらのほうが好きです。
     

    

     


ノンビリと花を見ながら 時間をかけてやっと山頂に到着しました。
     


数分遅れて、Sさんも登り切りました\(^o^)/
「この吾妻山が人生最後の山になるかもしれん」
って冗談交じりに言われましたが、心臓の手術もしているSさん、
本当によく頑張りましたね\(^o^)/

山頂から見下ろしたロッジあたりの風景です。ロッジもずいぶん小さく見えます。


幾重にも重なって見える山々、素晴らしい風景にしばし見惚れてしまいました。

山頂で簡単なお昼を食べたあと、まだ十分天気はもちそうなので
南の原へ回って下山することにしました。



     
  






吾妻山(広島県)の花 タムラソウなど(9/14)

2014-09-19 20:18:12 | 野の花
9月13日 道後山山麓あたりでたくさんの秋の花に酔いそうになりながら、
16時前まで花散策を続けました。

途中のルートが一部通行止めのため、かなり時間のロスがあり
この日の宿泊地の休暇村吾妻山ロッジに着いたのは、18時近くになってしまいました。

吾妻山あたりは、黒い雲がかかっていて今にも雨が降りそうな感じでした。

標高1000mにあるロッジ辺りの気温は、かなり低くて、
寒がりの私とKさんは、マフラーを巻いたりソックスを履いて寝る始末。
その上、この夜は物凄い強風が一晩中吹き荒れていました。

幸い、翌朝14日には次第に天気も回復し、休暇村上の草原の向こうには白い雲の上に
素晴らしく青い空が広がっていました。
     


白い小さな月が見えていますよ

昨夜は天気が良ければ綺麗な星空が見えたはずなんだけど、
すごく残念な想いです。
     

でも、まあ花散策に出かける頃には、ここまで天気が回復してくれたのだから
文句はいえませんよね。

ロッジからちょっと歩いただけで、花・花・花で前に進めません。

まずはミゾソバの大群生
     

朝日がさしていい感じ♪
     



キセルアザミも群生
     


     


岡山森林公園にもたくさんありますが、これほどではありません。


    
タムラソウも大群生\(^o^)/
     


     



これはアキノウナギツカミ  
ミゾソバに似ているけれど、葉が細長く茎を抱いている
     


もちろんマツムシソウもたくさんありますよ
     



少し湿地の方へ回ってみましょうか

サラシナショウマが風に揺れてます。
     


木陰では、ツリフネソウが群生
     


珍しく鳥のなき声が聞こえてきました。 低木の枝で止まっているのはホオジロかな?
     


登山道の方へもどってみると、咲き始めたばかりのリンドウ
      


上を見上げると、秋の花3点セットススキ、ワレモコウ、ツリガネニンジンが
迎えてくれます。
     


この日は、連休中日
多くの方が高原の花や景色を楽しみに来られています。
      


この後、私たちも、またもやいい天気に後押しされて、
吾妻山山頂を目指すことにしました。

今宵は、ここまでにしとうございます。
(今朝、久しぶりに若尾文子さんの生の声でこのフレーズを聞けました)

登山道沿いの花もまた見てくださいね。





道後山(広島県)あたりの花 イヨフウロなど(9/13)

2014-09-17 22:20:54 | 野の花
道後山登山口にある月見ヶ丘駐車場あたりで、思う存分花散策をして
気分は上々、
こんな時は時間がたつのは早いもので、気が付いたらもうお昼を少し過ぎていました。


当初は、ここいらあたりだけの散策を予定していたのだけれど、
時間はたっぷりあるし、なんといっても、この天気です。
このまま帰るのはもったいないということで、
目の前に見える岩桶山へ行けるところまで歩いて見る事にしました。

明るい林下には、キバナアキギリの群生
     


ママコナは四国で見られるシコクママコナより花色が鮮やかで綺麗♪(私の偏見?)
     


〇○キク 分かりません(-_-;)
     



ツルリンドウ
     


金平糖のようなミゾソバが咲き始めたばかり
     


アケボノソウが1本だけ咲いている
     


沢沿いには、オタカラコウ
     

     


ゴマナ  半日蔭に咲く
     


ミゾソバ、アケボノソウ、オタカラコウ、ゴマナはどれも湿った場所が好きな植物です。



これはサンインヒキオコシ 数年前に岡山森林公園で出会ったことがあります

   特徴は、萼が上唇3裂、下唇2裂で、先が尖っている。
   花の上唇の反り返りの角度はたいていが90°。
   花の筒部の後方が“距”のようにずんぐり膨れている。

    


沢沿いから離れて少しずつ登山道らしくなってきました。
     

     

途中にある東屋で、一休み
目の前には、遠くの山並みもはっきり見えて、いい天気です。

      


ここで、Sさんと別れて、Kさんと二人でもう少し歩いて見る事にしました。

というのも、途中で出会った方から、山頂付近にはフウロやトリカブトが
群生して、それはそれは見事だと教えてもらったのです。

そんな花情報を聞くと、なんだか急に元気が出てくるから不思議ですよね。

登っていくにつれて、沢沿いでは見られなかった高山植物がみられるようになりました。

ホソバヤマハハコ
     

これは? ホクチアザミであっているかな 
      


そしてイヨフウロがそこここに見え始めました。
     

凄い群生ですヽ(^。^)ノ
     

花色の濃いものも
     

ヤマラッキョウは、もうあと少しで開花、残念
     


カワラナデシコはついつい何度でも撮影してしまう
     

     


14時、やっと山頂に着きました。約2時間ほどかかっていますが
花をこれだけ撮影しながらですから仕方ないですね。
雲はあるけれど、空の青さは本当に秋ですね。
     


遠くに雲が少しかかっている伯耆大山が見えています。
     


花に誘われて、花に魅せられて、いつもだったら諦めている山頂へ
なんとか来ることができました\(^o^)/\(^o^)/
我ながら驚いてしまいました。


山頂では、Kさんが今年初見のリンドウを見つけてくれました。
     


話に聞いた(タンナ)トリカブトが花盛り
     

     


すぐ目の前には、なだらかな道後山が見えているけれど、時間的に登るのは無理
なので道後山との最低鞍部まで降りて、巻き道を登山口まで下りることにしました。
     


途中で見たキクバヤマボクチ
     

葉も写さなくっちゃ
     


キンミズヒキ、なんか綺麗だったので写してみました。
     


月見ヶ丘駐車場でSさんと無事合流、遅い昼ご飯をチャチャッと食べて、
今夜の宿泊地の吾妻山ロッジを目指しました。

    

    

    













道後山(広島県)辺りの秋の花 ウメバチソウなど

2014-09-15 23:13:30 | 野の花
9月13.14日で、広島県北にある道後山、吾妻山へ行ってきました。
どちらの山も、わりとお手軽に登れて何より野草が多いことで知られている山です。

ちょうどこの時期には、香川の里山では見られない秋の花をこの2座で堪能できるのです。

3年まえには、山・花友のreikoさんとえ~ちゃんの3人で日帰りで
2座に登ったのですが、その時の花の多さに感激、
是非次回はゆっくり訪れたいと思っていたのです。

今回は、北海道へもご一緒したSさん、鳥、花好きのKさんの3人で行ってきました。
私も含めて、どんどん山に登ることはできない軟弱体質3人組です。

13日朝7時30分丸亀発、天気は申し分ないほどの青空です。

久しぶりに瀬戸大橋の写真も撮ってみました。
     


美しい斜張橋  青空に白い橋が映えています。
     


中国道、東城インターで一般道へ入り、西城町道後山スキー場を目指します。

広島県北にあるスキー場に近づくと、ちょうど今はソバの花が満開
     

車道沿いには、赤いツリフネソウがそこここで繁茂しています。

細い車道をなんとか通り過ぎて、ホッとしていると
目に前に、咲き乱れているマツムシソウを発見\(^o^)/
     

     


そして、なんとまあマツムシソウ咲く原っぱの中には、かわいい咲き始めたばかりの
初々しいウメバチソウの大群生がありました。

これはほんとに嬉しい出会いでした。

     

     

     

まだまだ咲き始めたばかりで、小さなツボミも足の踏み場もないほどに
広がっていたのでした。
多分この週末あたりはほんとに見ごろになるでしょうね。

ここで偶然というか奇遇というか、思いがけない友人との出会いがありました。
20年も前に、結婚で退職した同じ職場の後輩、
毎年、無事でいる事だけを書き加えた年賀状のやり取りは続けていたのですが
会うのは新婚の家に遊びに行った時以来、久しぶりだったのです。

目の前に立っても、なかなか私の顔を思い出してもらえなかったのはショックだったけど
それだけ月日が経って、私もおばあちゃんになってしまったのだなあと
シミジミ思ったのでした。

彼女も今日はお姉さんと二人で道後山に登るそう。

10月には里帰りの予定があるそうなので、連絡先を交換して
お別れしたのでした。

登山口のある月見ヶ丘駐車場はほぼ満車状態です。

月見ヶ丘からは、岩桶山(いわひやま)がまじかに見えています。
道後山はその奥にあるので、ここからは見えません。
     


この月見ヶ丘あたりには、もうそこだけで殆どの野草が見られるほど
いろんな花が咲き乱れているのです。

まずはワレモコウ
     

ツリガネニンジン
     

ここでもマツウシソウ
     

オトギリソウ
     

アキチョウジ
     

ママコナ
     



     


ウメバチソウも
     

カワラナデシコ
     


トリカブト
    

アキノキリンソウ
     

シックなクロバナヒキオコシ
     

タムラソウ
     

ゲンノショウコはどこにでも咲いている
     

アサギマダラも大好きな花を目当てにやってきている
     


ヨツバヒヨドリ
     

丘の上に上がれば眼下にススキの原が広がっている
山名はわからないけど青い山並みがどこまでも見渡せる
気持ちの良い風景です。
     

先日の中秋の名月の時には、ここから月を眺めた人もいたのではないかしら?


私たちは、最初はこの月見ヶ丘あたりだけで花散策をしようと思っていたのですが
まあ、時間もたっぷりあるし、天気もいいので
歩けるところまで登ってみようという事になりました。