ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

筒上山でツツジ三昧♪ その2 シロヤシオ満開

2014-05-31 23:12:51 | 野の花
やっとの思いで岩黒山山頂まで来ることができました。
終盤とは言えアケボノツツジも見られたし、ミツバツツジも次々と鮮やかに咲いているのを見られて
、このコースを選んでよかったと思ったのでした。

この日は黄砂の影響で、瓶が森方面も霞んでいます。
     

小休止した後は、丸滝小屋まで下ります。下りは好きですよ。

丸滝小屋へ行くまでにも、ミツバツツジがちょうど見頃で、どれを見ても甲乙つけ難し・・・でした

ミツバツツジの後ろに石鎚(これも霞んでる)
     


丸滝小屋着、暑くてブヨも飛んでいますが、虫よけスプレーやネットで予防、
この時期絶対の必需品ですね。
      


丸滝小屋の横を少し登っていくとヒカゲツツジの群生が見られます。
初々しい時は過ぎていますが、優しい柔らかなクリーム色の花が迎えてくれました。
     

     

     



ここでお昼ご飯を食べたあと、筒上山への鞍部に降りてゆきます。
下りは好きですが、帰りの登りを考えると嫌になります(-_-;)

まずは、シャクナゲのお出迎えを受けます。
     


     

      

シャクナゲのトンネルとまでは行きませんが、とても花付よく豪華です。


いよいよ今日のメイン、シロヤシオの姿が目に入ってきました。
     


ちょうど今が満開の時期でしょうね、真っ白な花がどこまでも続いています。
この時はしんどさを忘れて、(シロヤシオ)尾根を登っていました。
      

     

     




いくら見ても見飽きませんが、軟弱隊はこのあと少しだけ筒上方面に進んで
早々と下山開始です。

来る時に見逃したいつものイワカガミ 増えもせず減りもせずで、
危なかしい鉄板の登山道を見守っています。
     

     


下山時は、丸滝小屋から土小屋までのトラバース道を歩きます。岩の上は歩きにくく
展望がないのであまり好きなルートではありませんが、
急坂を登りかえす事を考えると贅沢な事は言えません。


登山口に咲いているミツバツツジを見れば、駐車場はすぐそこです。
     
      
駐車場では、高知の流れ星さん達に声をかけられてびっくり!

なんと、石鎚東稜を這い上がって、西冠のお花畑まで行っていたというではありませんか!

スゴイスゴイです。ちょっとだけその元気分けて欲しいと切実に思った今日の私。


瓶林の通行制限に間に合うように、土小屋の東屋で一休みして時間調整。

どういう訳か、帰りは一時的だと思うけど制限解除になっていたみたいで、
待たずに通る事ができました。

ちょっとしんどくて登れるかどうか不安だったけれど
私のゆっくりペースに合わせて貰って、なんとか念願のシロヤシオを堪能できました。




もう山には登らないと決めていたのに、20年以上も登ってきた山はなかなか諦めがつきません。

ピークハントは出来なくても、マイペースでゆっくり登れればシアワセです。


それに、山の行き帰りには、こんなものを見られる楽しみもありますから・・・

尾羽がオシャレなヤマドリ
      


山のカケスも鳴いて~~いた~~♪ 誰の歌だった?
初めて見たカケスです。鳴き声はあまりいい声ではありませんけどね。
     

     



Hさん、Kさん、気長くお付き合いくださって本当にありがとうございました。感謝いたします。






   

筒上山でツツジ三昧♪(5/28) その1 アケボノツツジは終盤

2014-05-30 23:39:52 | 登山
今年の四国の山はツツジの仲間が大豊作\(^o^)/

まず、淡いピンクが美しいアケボノツツジ、小ぶりな花だけど色が鮮やかなミツバツツジの仲間
そして、トリを飾るのはヒカゲツツジとシロヤシオ(ゴヨウツツジ)・・・
その間に、同じツツジの仲間のシャクナゲも負けじと華やかに咲き誇ります。

今年はこのツツジの仲間全てが大豊作だったと、皆さん口をそろえて言われています。
「何年かに1回だけ花付きが良くなる」と言われているシャクナゲまでが、
足並みを揃えるように咲き誇っているようです。

そんな年なのに、私は体調がイマイチで、
ここ数年毎年登っているアケボノツツジの山、西赤石にも行けませんでした。
皆さんのアケボノ報告を掲示板などで見るたびに、ちょっと淋しい気持ちになっていました。

アケボノツツジの熱が収まった後は、山・花関連の四国のネットは
石鎚山系筒上山のシロヤシオの話題で持ちきり状態です。

アケボノを見られなかったので、せめてシロヤシオだけでも見ておきたいという思いは募るばかり
筒上山なら、ゆっくり登ればなんとか今の私でも行けるのでは?と
あれこれ方策を考えました。

幸いなことに、筒上山のシロヤシオの群生地はルートの途中にあるので
そこまでなら、何とか私でもたどり着けるのでは・・・・・

5月28日
花・野鳥好きのHさん、Kさんをお誘いしていざシロヤシオ鑑賞登山に出発です。

途中の瓶が森林道は工事の為、平日は時間制限があります。
       

1時間に10分しか通行できないので、とにかく8時30分までには瓶が森駐車場辺りには
到着しておかなければいけません。

そんな事情があり丸亀発5時30分で、余裕をもって瓶が森林道を通過することができました。


天気は上々\(^o^)/ 気持ちのいい林道を走り抜けてゆきます。
平日なので、対向車も少なくて走りよいようです。(今日はHさんが運転です。)
     


     


林道から下には、もうアケボノツツジの色は見えませんが、まだ標高の高い山では山頂辺りに
アケボノ色がポツポツと残っています。 西黒森山頂付近のアケボノツツジです。
      


途中にはまだこんな雪渓が残っています。
     


木の上で鳴いていた、これは何だったか忘れた(-_-;)  ウグイス??
逆光なのでシルエットだけしか分からないけど・・・・
     


無事、8時25分頃に土小屋に到着

駐車場から見える石鎚山方面、今日は黄砂のせいで霞んでいます。
     


8時45分、登山準備をして出発
まずは、岩黒山山頂を目指します。最初は登りが苦手なので巻き道を丸滝小屋まで行こうと
思っていたのですが
やはり展望の良い岩黒山頂通過ルートを選びました。
同行のKさんも私のゆっくりペースになら、苦しくなく登れるということで決定です。

登山口に咲いていた鮮やか色のミツバツツジ
    

これ以後もミツバツツジは今を盛りと咲いていました
     


登山道途中から見た石鎚山  こんな風景を見ながら何度も休みました。
     


ウグイスやホトトギスの鳴き声が聞こえてきます。
「トッキョキョカキョク」「テッペンタケタカ」色々に聞き取れるホトトギスは
1週間ほど前に初鳴きを耳にしました。
声はするけれど、姿は全く見えません。

ウグイスが近くの枝にやって来てさえずっています。最近は鳥の鳴き声に敏感になっています。
     


オオカメノキ
     


ミツバツツジ
     


この類は苦手です。イシヅチテンアンショウ?
      


標高が少し上がってくると、アケボノツツジの色が見え始めました。
     

     


殆どの木はこんなに葉が伸びてしまっています。
      


     

    

まだなんとか見られるアケボノツツジ、もうこれが最後でしょうね。


そんなアケボノツツジの撮影を口実に何度も休みながら、やっと岩黒山頂に着きました。
     

フ~~~、しんどかった(-_-;)








海浜の花 スナビキソウなど

2014-05-29 21:46:53 | 野の花
5月18日

アジサシ、小アジサシがいくら待っても姿を現さないので
近くの砂浜へ移動し、海浜の花を見る事にしました。

この時期、コウボウムギが一面に砂浜に広がっています。
        


      




雌雄異株で、麦の形をした実を付けているのは雌株、     
      


茶色の筆のような穂の方が雄株  
     

昨年、試しにこの穂で絵手紙を書いてみたけど
やはり使いにくかったわ~
弘法大師なら上手く仕えたかも(-_-;)
 


ハマボウフウ。
     

ハマボウフウ この花も小群落を作って広がっています    
     

根が深くはびこることで浜辺の砂が風で飛び散るのを防ぐことから
「浜防風」の名がついた。砂丘を風から防ぐ効果があるそうです。

浜辺では水分がすぐ乾いてしまうので、根は地上部の10倍くらい長く
 地下まで伸ばしている。これで地下の水を吸い上げて生きている。

若芽は刺身のツマに用いられるということ位しか知りませんが、
私は使ったことがありません。
八百屋で売られている(いた)ので、この名があるそうです。
最近のスーパーでは見かけませんよね。
天ぷらや酢味噌和えなどで食べられるそうですが、貴重な植物なので採取は出来ませんよ。




スナビキソウは波打ち際のある一角には群生していますが、わりと狭い範囲に限られています。
     

スナビキソウの花の蜜は甘い香りがあってアサギマダラの好物だそうです。
今年初見のアサギマダラとスナビキソウです。
      

コルク質の実が海水に浮かんで遠方に広がるので、漂流物の多い砂浜に見られる事が多い
という事ですが、見られる砂浜は少なくなってきているようです。

この花の根も長くて地中深く延びて、水分を吸収しています。

この浜には今では減ってしまった貴重な海浜植物があって、
多くの観察会が開かれている砂浜なんです。この日も松山から観察会に来らていました。
同行の講師の先生は、なんと佐田岬のほうから来られたそうです。

ハマダイコン
     


ハマウツボはもう終りかけています。
     


何処にでも広がっているマンテマ、ここでもはびこっています。
     



もう一度、元の浜に戻って鳥の様子を見てから帰りましょう。
      

浜辺の鳥 コチドリなど

2014-05-27 22:15:07 | 野鳥
5月21日

アジサシ、コアジサシなどが来ているということで、行ってみたけれど
いくら待っても姿を現しません。

仕方がなく、海岸沿いをトボトボ歩いていると、
コチドリが卵を温めていると、教えてもらいました。

堤防のすぐ近くの小石や流木がゴチャゴチャしている所で、
卵を温めているコチドリ発見
     


卵の位置を変えているのかな?小さな石そっくりの卵がチラッと見えます。
      



      




トウネン
     


     



キアシシギ
     


     


      



朝から日が沈む寸前まで、海辺の鳥を探してウロウロ歩いたけれど
目的の鳥ははるか遠くで飛んでいるのをチョコッと見られただけの1日でした(-_-;)
      






再び岡山県北花巡り その3 オオイワカガミなど

2014-05-26 00:27:49 | 野の花
岡山森林公園では、マユミの芽吹きや新緑のブナ、林下に咲く沢山の花たちを見て
次は、私のお気に入りの場所に移動です。

多分そこにはトキワイカリソウはもう咲いていると思うけれど、
オオイワカガミはまだ開花していないかも知れません。

同行の花好きの皆さんに、できるだけたくさんの野草を見て貰えれば
ご案内した甲斐があるというものです。

午後スッキリとした青空は続いていて、芽吹いたばかりの木々が空を目指して伸びています。
      


香川の里山ではとおに終わっているニオイタチツボスミレが
ちょうど見ごろでたくさん咲いていました。
      


ツボスミレは大群生です。
     


さて、見たかったお花はどうなのでしょうか。

トキワイカリソウ     
     

     

     

     

       思ったより開花が遅れていたけど、これだけ咲いていればいう事ありませんね。



オオイワカガミ
     

     

     

     


まだ綺麗に咲いていないのではと心配していたけれど、これだけ見られれば良いですよね。


トキワイカリソウもオオイワカガミも四国では目にする事がないので
こちらに来た時には、是非とも綺麗に開花したものを見ておきたいと思うのです。

皆さんに喜んでもらえて、私も一安心です\(^o^)/


この後、お初の湿地の花に出会えて大きなおまけを貰った気分です。

ミツガシワ     
     

    

    


森林公園ではもう終りかけていたリュウキンカがここではまだ見頃です
     


サワオグルマ
何か黄色い花が見えるので、確認して貰ったらなんとサワオグルマということでした。
オカオグルマは香川で先日みたばかりですが、これはお初の花です。
香川にも分布はあるそうです。

     

その名のとおり、ちゃんと水辺に咲いています。(湿った場所が好き)
先日のオカオグルマは、日当たりの良い田圃の畔で見かけました。
オカオグルマに比べて茎や葉のクモ毛が少ないのも特徴です。

     

      



一日中、晴天に恵まれて思った以上の野草に出会え、遠くまで来た甲斐がありました。
特に、息を切らしながら見た森林公園のブナの力強い幹や緑の葉にはとても癒されました。

我が庭のように毎年訪れているお気に入りの場所で、今年も無事花を咲かせてくれていた事も
嬉しい限りでした。


同行して下さった皆様、ありがとうございました。