ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

四国カルスト夏の花 ヒメユリなど(7/22)

2014-07-30 21:05:06 | 野の花
大川嶺から途中で花撮影などしながら2時間ほど走って、
今日のメインの目的地、四国カルストに到着。

今日のカルストは、曇りがちではあったけど散策するにはちょうどいい感じ♪
適当に風も吹いて涼し~~~い♪
      


ヒメユリ、ササユリの前にちょっと見たかった花をチェックに・・・・

たった1個だけ残っていたワタナベソウ(肝心な時にボケてしまった(-_-;))
      


ここあたりで、この後開花を待ち望んでいる花は、草刈りに合わないようにと
高知の花好きの方が目印をつけておいてくれたお蔭で、無事元気に育っていました\(^o^)/
この日、ちょうどその方が、その後の確認に来られていました。

ここでもギンバイソウが開き始めたばかり
     


ヤマトウバナ?
     


さあ、あとは高原の花を見に行きましょうか

ここの高原のシンボル的存在のハンカイソウ、咲き揃ったばかりで
どれも元気です。
     

     

     


「ササユリもまだ見られます」って言われたけど、予想通り見ごろは過ぎている
     

     

     


カキランはまだまだ咲き始めたばかり、
短い草の中にここにもあそこにも驚くほどたくさんある
     

     


咲き具合が気になっていたヒメユリ、ポツポツと咲いてはいたけど
昨年に比べたら、問題にならないくらい少ないです。
まだ少し早かったかもしれないですね。でも、若々しくて美形でしたよ。
     

     

     


咲いたら綺麗でしょうね。
      


他にもこんな夏の花が咲いていました。

ウツボグサ
     


バイケイソウ
     


イケマ
     


いつもの場所で、いつものカワラナデシコ
     


15時頃にカルストを出て、今度はタキユリのチェックです。

同じ高知県内だけど、これが思ったより遠くて時間がかかりましたが、

なんとか撮影可能時間までには、タキユリにお目にかかる事ができました。

車道に乗り出すように咲いている豪華なタキユリでした。
      

     

     


高い所から、下界を見下ろすように咲いています。
     



ここで、カメラのバッテリー切れ(-_-;)
交換バッテリーはもちろんもっていきましたが、ツメが甘い私の事です。
全く充電されてない空バッテリーを大切にもって行ってました(-_-;)(-_-;)(-_-;)

まあ、なんとかタキユリまで撮影できたので良しとしましょう。


毎年の夏の行事になった感があるカルスト散策、
今年もたくさんの花と、そして今年から鳥撮りも加わって、楽しい充実した
1日でした。

Sさん、Kさんありがとうございました。

















夏の大川嶺 イブキトラノオ満開(7/22)

2014-07-29 22:43:06 | 野の花
北海道の旅のアップがまだ終わっていませんが、
今日は気分転換に、22日に行った大川嶺・四国カルストのお花などを
紹介しようと思います。


ちょうど、この時期に四国カルストではヒメユリが咲いているはずなんだけど
年によって開花時期が微妙にずれていることがあります。
今年は野草全般で開花時期が遅れているようなので、
カルスト学習館に電話で尋ねてみました。

「今の時期、ササユリもヒメユリも一緒に見られて、とてもお得です」

「ヒエ~~、お得ですって~~(@_@)」その一言で一気に行く気満々に~~~

いつもの軟弱ドライブ好き3人で、大川峰経由四国カルストへドライブ花散策決行です。


松山市から砥部町、久万高原町を走っていきましたが、
朝からなんだかガスがかかっていて、パッとしない空模様です。

所が、高度をあげて大川嶺に近づくにつれて青空が見え始めました\(^o^)/
 高原の風景は、青空でないと映えませんよね。


この日の大川嶺あたりの高原の風景です。
     


主役は斜面一面に咲いているイブキトラノオ
     

     

     


     


ぼつぼつとシコクフウロも咲き始めている
     


     


何かわかりませんが、鳥のなき声もよく聞こえます。
今日は野鳥に詳しいKさんが同行してくれているので、鳥の事はお任せです。

初めて見るホオアカ。その名のとおり、頬が「おてもやん」みたいに赤いですね。
     


     


この日撮影した野鳥は、このホオアカばかりで、この後行った四国カルストでも
見かけました。秋冬になると、里へ下りてくるそうです。


シモツケソウは今からですね。ほとんどが小さなツボミでした。
     


野鳥撮影に思わぬ時間を費やしてしまいました。
この調子では、また最後に時間キレになりそう、少しスピードアップして
カルストをめざしましょう。

でも、目についた花は撮影せずにはおれない(-_-;)

キツリフネ
     

高原から沢沿いまで下りてきました。
水辺の湿った場所では、オオキツネノカミソリ
     


ギンバイソウに何か虫がついている。
     


この後、四国カルストへ移動です。



北海道花めぐり その9 野付半島②

2014-07-27 17:59:46 | 旅行
野付半島を知ったのは、同行のSさんが
10回以上は訪れている北海道の旅の思い出話をしてくれるたびに、
必ず登場した地名だったのです。

そこで知り合った人たちとの楽しい出来事とも重なって
たぶん忘れられない場所になったのでしょうが、

広い北海道で、利尻でもなく礼文でもなくて、そんなに印象に残る場所って
どんな所なんだろう、自分勝手にその風景をイメージしながら
思い出話を聞かせてもらっていました。

地図で調べてみると、ぐ~っと腕を伸ばして指を広げたようなその奇妙な地形、
私からしてみれば、遠く地の果てのなんとも不可思議な形をしたこの場所へ
いつかまた行く機会があれば、是非訪れて見たいと思い続けていたのでした。


そんな思いで訪れた野付半島

長い半島のどこに今自分が位置しているのかもわからなくなるほど
どこまでも続く道、朽ち果てた木々が横たわるなんとも不思議な光景、
かと思えば、ハマナスやエゾカンゾウ、ヒオウギアヤメの咲くカラフルな広い湿地も
見渡せる、本当に多様な風景が広がっていたのでした。


野付半島の不思議な光景といえば、トドワラ ナラワラ

聞きなれない言葉ですが、ナラワラはミズナラの立ち枯れ、
トドワラはトドマツの立ち枯れた白骨林が見られる所です。

フラワーロードを走っていると、こんな白骨化した木々が見られます。
これがナラワラです。
      

すぐ目の前は、海水ですから、この水面に触れると
枯れてしまうというわけです


地盤沈下や、海水面の上昇などで
ミズナラが立ち枯れてこんな風に白骨化しています。
     


     




一方、トドワラはネイチャーセンターから遊歩道、木道などを歩いて30~40分ほどで
行くことができます。

年ごとに、白骨化したトドマツでさえ数を減らして、今は寂しげに立ち枯れた木が
少し残っているだけ・・・・・

     


今は、さらにその立ち枯れも減ってしまって、こんな白骨の残骸が横たわっているだけ
     


ここがその昔、緑のトドマツの原生林だったなんて信じられますか?
      


いずれは、さらに海水による砂浜の浸食や海水面の上昇などで
この半島の低い所は水面下に沈没してしまう可能性もあるらしいのです。

この風景は、そんな自然の変化の過程なのですね。

もし何年か後に行く機会があれば、今とはまたどこか変わっているかもしれません。


     




少し話は変わりますが、地図を見ればここ野付半島は北方四島の国後島とは
目と鼻の先にあります。

 海岸沿いには、こんな看板があります。
     

厚い雲の下にぼんやりと見える山並み
     


引き寄せてみると割とはっきりとその姿見えます。




ここからわずか16km、地元の方は毎日この近くて遠い島の姿をどんな気持ちで
眺めているのでしょうか。

解決までにはまだまだ長い道のりでしょうけど、どんな方向に向かっていくのでしょうか。
遠い四国で住んでいると、その思いにかなりの温度差はありますが
今後は、もう少し関心を持って見守っていきたいと思ったことでした。


これで、長年の思いがつまった野付半島のレポートは終わります。

今夜もお気に入りの、尾岱沼のキャンプ場泊です。






北海道花めぐり その8 野付半島①(7/8)

2014-07-26 15:37:47 | 旅行
7月7日、納沙布岬から根室市内に戻り、この日の宿泊地
「尾岱沼(おたいとう)ふれあいキャンプ場」を目指しました。

2時間ほどかけて夕方7時頃にやっと到着。予約していたコテージに荷物を運び込み、
この日は、近くの「浜の湯温泉」でお風呂にはいり、もう後は眠るだけです。

心配していた寒さはそれほどでもなく、寒がりの私でもマイシュラフで何とか眠れました。


7月8日
夜明けと供に、昨夜は見られなかったキャンプ場の様子が分かるようになりました。


数棟のコテージがありますが、昨夜は私たちの他に一組の方が泊まっていました。
今は夏休み前で、キャンプ場は閑散としています。
     

テント泊の方も数組いたようですが、子供たちがいないせいかとても静かでした。

     

キャンプ場のすぐ目の前は、野付湾です。
     


野付湾といえば北海シマエビの漁獲地で有名ですが、
アマモという藻の間に身を潜めて生息しているので、ここ野付湾ではアマモを傷つけない
ために、動力船ではなく帆掛け船を使っての、打瀬網漁法を行っているのだそうです。

これは岸に打ち上げられたアマモですが、このアマモのお蔭で美味しい北海シマエビが
たくさん獲れるんですね。


今回は残念ながら、このあたりの夏の風物詩の帆かけ舟は見ることは
出来ませんでしたが、

ここでも、Sさんのお知り合いの地元の方から、
夕食にとたくさんの北海シマエビの天ぷらの差し入れがありました。(御馳走様でした)
食い気に走ってしまって、撮影忘れた、残念(-_-;)


さて、今日の予定は、目の前に延びている野付半島めぐり

空撮でないと、野付半島の全景を見ることはできませんので、
ネイチャーーセンターにあった写真をお借りしました。 
      

野付半島って???
  北海道の知床半島と根室半島のあいだに位置する、全長約26kmの日本最大の砂の半島、   砂嘴(さし)です。
  複数の国有林を持ち、国指定特別鳥獣保護区があります。
海に突き出たかぎ針状で、独特の形をしています。中には砂浜、干潟、草原、高層湿    原、森林、があり、立ち枯れの風景『トドワラ』や『ナラワラ』といった景勝地が
あります。<ネイチャーセンターの資料より>
 





一般観光客が車で行けるのは、半島の途中にあるネイチャーセンターまで・・・・

半島の取りつきから約15kmのほぼ直線のフラワーロードを走っていきます。

道の左側は根室海峡、右側は野付湾脇に広がる花の湿原が広がっています。

海沿いの波消しブロックに止まっているのは
なんとオジロワシでは
      

      


羽を広げると2m以上にもなる大きな猛禽類です。
     

      

後にも先にも、オジロワシに出会ったのは、ここ野付半島だけでした。
車で走っていて出会うなんて、なんとラッキー\(^o^)/


目を湿原に転じるとヒオウギアヤメやセンダイハギ 
    

ここでもエゾカンゾウがどこまでも広がっています
    


海峡に面した砂浜へも歩いて2分(@_@)
エゾコウボウムギ
     

ハマハコベ
     

     


ハマエンドウ
     

ハマハタザオ
     


車道沿いにはいい香りのハマナスが花ざかりです
      


このハマナスの先でそこいらじゅうに響き渡る声で囀っていたのは
シマセンニュウ? (コヨシキリかも)7/29 コヨシキリに決定
     

     


こんなにアップで撮影できているのに、いまだに名前を決めきれずにいます(-_-;)
君は一体誰なの???
      



中途半端になりましたが、今日はここまでにしておきます。
野付半島後半はまた・・・・

      

北海道花めぐり その7 納沙布岬へ

2014-07-24 21:45:05 | 旅行
7月7日 11時 

霧多布湿原を後にして国道44号線を根室方面に向かって走ります。
約1時間ほどで、「道の駅スワン44ねむろ」着

この道の駅は、国道44号線沿いにあり、白鳥の飛来で有名な風蓮湖のすぐそばにあります。
わかりやすいネーミングです(-_-;)
     


レストランのガラス張りの広い窓からは、風蓮湖がすぐ眼前に広がっています。
     

     


窓越しに湖の岸辺に、またもやペアのタンチョウの姿が見えました。
ワイワイ言いながら撮影しているのは、私たちだけでした(-_-;)
     

     


道東にはタンチョウが多いと聞きましたが、これほど何度も目にするとは
思っていませんでした。

最後は、「もうタンチョウ見ても撮影はしない」と言い切りましたが、
さてどうなる事やら・・・・



ここで昼食をとったりお土産など物色していると、時間はもう14時を過ぎてしまいました。

今から根室市内を抜けて、根室半島の先端部の納沙布岬に向かいます。

道路沿いにハクサンチドリの群生もありましたが、パス!!
とりあえず岬まで辿り着かねば・・・・・・

途中での道草をしなかったせいで、40分ほど走って
日本の最東端 納沙布岬に到着ですヽ(^。^)ノ

白い納沙布岬灯台が青空に映えています。
今日もいい天気です♪♪
      

今回は岬の最先端部(最東端)まで行ってみました。
といっても灯台のすぐ裏ですけどね。

北海道で一番日の出が早いスポットして有名ですが、
すぐ目の前には、歯舞群島があり、天気のいい日には国後島の山並みが見えるそうです。
この日は、こんなにいい天気なのに確認出来ませんでした。
     

     


カモメがどこからともなく現れて、ス~~~ッと消えていきます。
      


北方四島に近い東道は、四島早期返還の願いを訴える幟やモニュメントを
何か所かで目にしました。


これは岬近くにある、「四島のかけ橋」
       

「北方領土」返還を祈念するために作られたシンボル像。

像の下には「祈りの火」と呼ばれる点火灯台がある。

アメリカから返還された沖縄のように、早く4島が日本に帰されることを願って
遠く沖縄県波照間島から運ばれて、この地で燃え続けているのだそうです。


納沙布岬から次は根室市内在住の、Sさんのお知り合いの方に
会いに行く予定です。

途中、気になっていたハクサンチドリをチョコッと撮影。
本当に道端にこんなにあるんです(@_@)
      

      


何度も北海道を巡っているSさんご夫妻は、
その間に何人かのお知り合いになられた方も出来たそうです。
ゆっくり旅は、そんな事があるからいいんですね。

久しぶりの再会で、お互いに元気であることを確認し、
またの再会を願ってお別れしたのでした。

今夜の宿泊地は、ここから車で約2時間はかかる野付半島の近くの
尾岱沼(おたいとう)ふれあいキャンプ場です。

予想外に時間がかかります(-_-;)

この日もキャンプ場に遅くなる旨の連絡をして(目的地に早く着いた験しがない)

こんなものも撮影しながらキャンプ場を目指しました。