ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

初めての伯耆大山三鈷峰(1516m)のお花畑

2011-07-31 23:01:10 | 登山
今日は、鳥取県の伯耆大山三鈷峰(さんこほう)に登ってきました。

山友のreikoさんから、何度もここのお花畑はすごいって聞かされていたので

是非とも今年は登ってみたいと思っていたのです。

嬉しいことに、今日はreikoさんご夫婦と一緒にこの三鈷峰に登る事ができました。

天気は曇り後晴れの登山日和♪

夏休みの子供たちのグループも登っていて登山道は大渋滞!

お蔭でゆっくり登れて、私はよかったんだけど・・・

たどり着いた所は、まさにユートピア♪♪

こんな素晴らしいお花畑が広がっていました。





またゆっくりお花アップしてゆきます。

今年もキレンゲショウマを見る

2011-07-29 23:43:50 | 野の花
これまで何度も見てきたキレンゲショウマ

ユキノシタ科、キレンゲショウマ属 キレンゲショウマ




日本での自生地は、九州 祖母山、四国では剣山、石鎚山、そして紀伊半島の大峰山系の山にしかなく

世界的にも希産植物とされています。

そんな貴重な花を、ほとんど毎年どこか此処かの山で見る事が出来ているのは

とても幸せな事!

四国では、特に剣山が有名で、八月初めからは、この花目当ての登山者や観光客で賑わいます。

しかし、悲しいことに、ここ数年鹿の食害のためにその数が激減しているのです。

それは、私もこの目でみて実感しています。

確かな年は忘れましたが、10年ほど前でしょうか、友人を案内してこのキレンゲショウマを

見にいったのですが、見事な群生に友人も私も何度も立ち止まって眺めたものでした。

生憎の小雨で山の斜面は下からガスが上がってきて、視界も悪かったのですが

この目で見える風景の中には、ただただキレンゲショウマだけしかなかったのです。

そんな、感動的な想い出から数年後に訪れた剣山は、見るも無残に激減した花しかありませんでした。

最近は、ネットを張り巡らせたり、テキサスゲートという鹿が通れないゲートを設置したり

本当に大変な想いで保護されて、少しづつですが回復してきているようです。


今回、これは今年初見のキレンゲショウマです。

赤石山系での自生地があるのかどうか私は知りませんが、この筏津(いかだづ)山荘の物は

もちろん植栽で、山荘の裏山の斜面一面に植えられているのです。





まだ咲きはじめ、可愛い丸い蕾がたくさん付いています。










すぐ目の前で、こんな感じで咲いています。





高い場所のは近寄れないので、引き寄せて写してみました。




まだまだ今から見ごろの筏津山荘キレンゲショウマ、

ここならお手軽に「天涯の花」が楽しめますよ。













再び東赤石山へ オトメシャジンなど

2011-07-28 21:33:50 | 登山
そろそろ、東赤石山にオトメシャジンが咲く時期になりました。

昨年は8月6日に登っていますが、私の記録ではオトメシャジンはもう終盤、と書いてあります。

そういえば、去年のオトメさん、たくさん咲いてはいたのですが、

乾いて茶色くなった花ガラがたくさん付いていて、あまり綺麗な状態ではありませんでした。

今年はもう少し初々しい、その名のごとく「オトメ」状態の花が見たいと思って登ってきたのですが、

結論からいうと、オトメさんには少し早すぎました(泣)

まとまって咲いているのがこの程度でした。



前回は6月29日にタカネバラ目的で登っていますので約1か月ぶりの東赤石です。

あの時の下界の気温は30度以上、まだ夏の暑さに体が慣れていなかったのでしょうか、

いつものようにしんどい山登り、「花でもなければ登れたもんじゃないわ」と思いながら登ったのでした。

今回は暑さ対策だけはしっかりしたつもり!

まず登山開始は6時30分、少しでも涼しいうちに登りを済ませておこうというわけです。

そして珍しく日焼け覚悟で上着は半袖シャツ、首にはネッククーラー(水で濡らして気化熱で熱を下げる)

そして登る直前に、スタミナドリンクをグイッと1本!!

これで準備万端、気合十分です。

今回のコースは、いわゆる沢コースで赤石山荘を目指して登るコースを歩きました。

登山道のすぐ傍を、勢いよく沢の水も流れ落ちていてマイナスイオンたっぷり、

時間も早くて、暑さはさほど感じませんでした。

今回は頂上付近までこれといった花はなくて、休憩以外は立ち止まることはほとんどありませんでしたが、

目に留まった花を並べてみます。

リョウブの白い花、近づけばいい匂いがするのでしょうが



一本橋のたもとのヤマアジサイはもう終わりです。



頂上が近くなると、シモツケが、これも咲き終わった花ガラが付いているものが多かったです。



そしてオトメシャジン(キキョウ科)も出てきましたが、なんとまだまだ咲きはじめでオトメになる前?

ツリガネニンジンの変種ですが、葉が極端に細くて、花柱が突き出しているのが特徴です。

東赤石を代表する花です。



少しピンクのものもありましたが、見たのはこれ1本




こんな状態のものを見たかったんですが、小さな蕾状態のものばかり



せっかく楽に登れたのにねえ~~

後はもう投げやり、気持ちが落ち込んでしまいました。

案内してもらった無口なSさんも、さらに口数が少なくなってしまいました。

そして今回も頂上手前まではいきましたが、八巻にも登らずに下山してしまいました。

もう少し行ってもよかったんだけど、あまり我が儘も言えず・・・


とは言いながらも他にもこんな花も見ましたよ~~

赤石山荘横にはシモツケソウが、咲きはじめでした。



ホソバシュロソウは今が盛りでした。鼻を近づけて匂いを嗅いでみると「臭~~~い」
二度と嗅ぎたくありません。



色の綺麗なカキランが咲いています。






シラヒゲソウはまだ固い蕾ですが、たくさんありますよ



シコクギボウシはまだ綺麗な色のものもありました。カンラン岩から垂れ落ちるように咲いています。









此処にはコウスユキソウも多いのです。



下山はタカネバラの時に登ったゴロゴロ岩の尾根コースを下りました。

タカネバラは今はこんな実になっています。

秋にはもっと赤い実になって綺麗なんですよ



ピンクのヤマアジサイに癒されながら下山です。






14時10分に登山口着

後の楽しみは、ほんの少し移動して筏津山荘のキレンゲショウマです。






















7月の絵手紙教室 うちわに描こう

2011-07-26 20:35:53 | 絵手紙
7月第4月曜日は絵手紙教室の日、

今日の課題は「うちわに描こう」 モチーフは「各自自由」となっていたのですが、

急遽、先生から「スイカをもらったので、今日はスイカも描きましょう」

「描いてしまったら、みんなで食べましょう」との嬉しいお言葉が

まず、丸ごとそのまんまを、次は、半分に切った状態、そして最後は食べる状態に切り分けたもの

それぞれをはがきに描いていきます。



スイカや、絵手紙の道具が並んだ机の上はもうゴチャゴチャですが皆さん気にしていません。



ウチワにも、スイカやヒマワリと夏らしいモチーフを描きます。



この絵ウチワ、切手を貼ってポストインできます。


皆さんの作品です。




私が描いた半分に切ったスイカは、言葉を書き入れるスペースがない位、

大きく描きすぎましたが、「ハガキがとても大きく見えますよ」と褒めて?くれました。





切ったスイカの赤い色はよく見ると赤の濃淡があり、Mちゃんの濃い赤色の使い方がいいと

褒められてました。




スイカの皮の黒い模様は、墨で表現したほうがいいみたいですね。





先生は、色や線、言葉などでアドバイスは勿論下さいますが、基本どこか此処か褒めてくれます。

どんな事でも褒められると嬉しくなるのは大人も子供も同じなんですね。

もっと子供を褒めて育てればよかった~~って、末っ子がもう30過ぎになって、やっと実感しました


最後にほんとに甘~~~いスイカをあっという間に完食し教室は終了しました。










久しぶりに飯野山へ ハリギリの花など

2011-07-25 14:59:58 | 登山
7月20日、台風6号が時速15km/hとゆるゆると過ぎた翌日、わりと涼しい感じだったので近くの飯野山に登ってみました。

30度を超える真夏日には、とても暑くて標高400m位の里山に登る気にはなりません。

前回登ったのは、ヤマザクラが咲いていたころだったかな?

近くなのに最近はずーっと眺めるだけの山になってしまったわ~~

駐車場近くの斜面には、アキノタムラソウが花盛り! え~~、もうこんな季節になっているの!






石段を上がった場所には、いつものようにウツボグサの群生地があります。

今は花の盛りも過ぎて、まさにウツボ状態

多分この状態が、弓矢を入れる「ウツボ」に似ているのかしら?

私がしっている弓矢を入れる道具は「矢筒」って呼ばれていて、古い?先生方は籐で編んで

ご自分で矢筒を作っておられましたが、まあ、その矢筒にも似ているんですよ。




アキカラマツも咲きはじめでした。



タカトウダイは、もう終盤です。

よく見ると、小さい実と黄色い花?が、申し合わせたようにどれもワンセット!



3合目では、ポカリを飲んで一休み、
このあたりで、アシナガバチが数匹飛び回っています。

そういえば、ここまでの登山道沿いでも、「ハチ注意」の注意書きがぶら下がってました。

こんなところでは、長居は無用です。

日蔭が多い北斜面の直登コースを登ります。

昨日の台風のせいで、登山道には沢山の木の葉や実が落ちていて、

登山道はもとの道の色が見えない程です。

そんな中でも、ハリギリの小枝が目立ちます。



通常なら、花はとても見る事は出来ない位のかなり高い樹木です。

春先に、綺麗な黄緑色の若葉が目につきましたが、この若葉は天ぷらなどで食べられるそうです。

コシアブラやタラノメに比べて少し苦味があるそうですが、来年は試してみようかな?

頂上は、珍しく誰もいなくて静かです。

案内版横につけられた温度計では27度、あ~~、涼しいって感じはありませんね

下山はいつものように「表参道」をくだります。

コマツナギ



クサギカズラの実



キキョウやワレモコウはもう少し先ですね。

また涼しい時を見計らって登ります。