ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

MY ミシン

2011-08-31 21:41:34 | 日記
昨日夜になって、小5の孫から「2学期に持って行く雑巾を縫って~~」との電話がはいりました。

なんでもう少し早く言わんのヨ~~、もうギリギリになって、と思ったのですが

そこは可愛い孫の為、古いミシンを引っ張り出して雑巾作成開始です。

これがそのミシン、買ってから30年以上になる代物!




子供が小さいころは、簡単な服や自分のスカートなどは縫っていたんですけど

いつの頃からか、雑巾専用マシーンになってしまいました。


最初の1枚は順調に縫えたのですが、2枚目を縫っている時に、急に動かなくなったのです。

何処をどう触ってみても、全く動く気配なし。

モーターがウンウン唸ってはいるのですが、針の上下運動まで力が繋がっていないみたい。

仕方なく、2枚目の雑巾は、途中から手縫いで何とか縫い上げる事ができました。


とにかく、ミシン屋さんに修理を依頼しなくては~~

タウンページで調べてみると、すぐ近くの町内に修理屋さんがありました。

ミシンの項目で調べてみると、何軒ものチェーン店を持っているお店もありましたが、

私はあえて小さな個人経営のお店の方が仕事は丁寧かなと思って、近くにあるそのお店にお願いすることにしました。



そして今日の午後、自宅までまずはミシンの様子を見にきてくれました。

電話の応対でも、親切な方だなという印象は持っていたのですが

ほんとにその通りのいい人だったんですよ♪♪

(外見は、ちょっと小太り、髪は長めで後ろで一つに束ねての40過ぎ?の男性)


ミシンは結局その場ですぐに修理できないので、持ち帰って1週間ほどかかるという事でした。

修理代は?(勿論それが大事!)

「古い油やグリースを全部落としてそれから云々~~、7000円位かかりますが、

その他悪い部分があればまた追加ということに、奥さん、修理はお急ぎですか?」

「いいえ、1年に1回か2回、雑巾を縫う位ですから、急ぎませんよ~~」

「奥さん、このミシンに何か深い思い入れでもおありですか?」

「いいえ、いつ買ったのかも忘れたくらいですから、特にないですけど・・・」

「う~~ん、奥さん、ミシン屋の私が言うのもなんですが、雑巾は最近は縫ったやつを売ってますから

7000円出せば、多分一生分買えますよ。

それにね、家庭でタオルの古いのを雑巾に使い回すんでしたら、返って縫わない方が洗っても早く乾くし

その方がいいんですよ。私が言うのもナンですけど~~」


ねっ、いい人だったでしょ!
(私が、バカだったの?)

なんか、嬉しくなった、いい1日でした。





ナンバンギセル咲く♪

2011-08-29 20:52:08 | 野の花
あ~~、もう夏休みも終わろうというのに、なんて暑い日が続いているんでしょうか~

今日も、30度を超える真夏日、

真昼の日差しは、本当に頭が焼けるほど暑かったわ~

と言いながらも、今日寄ったおうどんやさんでは、熱々の「たらいうどん」を食べてしまったんだけど~~




1週間ほど前に、ナンバンギセルが咲いたとの連絡をいただいたので

昨日、その様子を見に行ってみました。

いつものため池の土手は、車道沿いの土手の下の方だけ草刈されていて、ちょうどそこに

ナンバンギセルが咲いているのがよく見えるのです。


ナンバンギセル、ハマウツボ科、ススキやミョウガの根の栄養分をもらって

生きている,寄生植物です。

とはいっても、ススキがある所でよく見かけるかというと、そうでもないんですよ。

私も、一か所は、偶然自分で見つけた場所を知っているのですが、

ここは、知り合いの方に教えて頂いた場所なのです。

今のところ、私はこの2か所でしか見た事はありません。












まだ、咲きはじめで蕾もたくさんありましたよ。しばらく楽しめそうです♪♪



ナンバンギセルとオオナンバンギセル

先日四国カルストで見たのはオオナンバンギセル







オオ・・・の方は、萼の先端はとがってないのですが、ナンバン・・の方はピンと尖った萼が確認できます。

オオ・・・の花弁はごギザギザとしていますが、ナンバン・・の花弁はなめらかです。

そしてオオナンバンギセルは、標高の高い場所、ナンバンギセルは標高の低い里の田の畔や

ため池の土手などで見られるようです。

もう違いは、しっかり覚えました(今の所)






この夏3度目の四国カルスト パートⅡ

2011-08-26 23:15:26 | 野の花
今日の四国カルストは、思ったよりいい天気♪

日蔭でいると肌寒い位で、食後のコーヒータイムは日のあたる場所に移動した位でした。

朝夕はかなり気温も下がるのでしょうか、気の早いカエデがもうこんなに紅葉してました。



放牧された牛がわき目も振らず草を食んでいました。おなじみのカルストの風景です。




食後は、また是非見ておきたかったもう一つの花 シノノメソウ の場所に移動です。

昨年は9月初めに来たのですが、その時にはもうすでに枯れたような花弁もあって

あまり綺麗な状態ではありませんでした。

今年は、去年より1週間は早いので、もしかしたらまだ蕾?

せっかく遠い所から来たんだから、どうか咲いていてくれますように~~

ドキドキしながら、まるで恋人に会いに行くように(もう忘れたけど~)

知らず知らず足早になっていました。


まずこの株が目にはいってきました。ちょうどいい状態、初々しい感じですね。



だけどいくら周囲を見回しても、第2第3の株が見当たらないのです

が~~~~ん! またしても盗掘?

真っ先に頭に浮かんだのは、盗掘の2文字だったのですが、

よく見ると、周囲は刈りとられた後の枯れた草木が散らばっていたりして、もしかして花が咲く前の

時期に刈り取られてしまった可能性もあります。そうであれば来年に希望も持てますね。

数少ない花でしたが何枚も撮影してしまいました。










シノノメソウ、本州静岡以西の本州、四国 九州の深山に分布とありますが

よく似たアケボノソウのようにどこにでもある花ではなく、珍しい花なのです。

どうか来年も無事咲いてくれますように~~、祈るような気持ちでその場所をあとにします。


ヤマジノホトトギスも、こちらも見てよって言っているよう




今日は、大野ヶ原方面にも行ってみます。

車道沿いにはオミナエシが鮮やかないい色で目立っています。






ヒオウギの後ろはコウゾリナ






四国では珍しいのでしょうか? ツリフネソウが群生です。

花の後部の距の部分が、ツリフネソウの仲間(ツリフネソウ、キツリフネ、ハガクレツリフネ)の中では

一番強くクルッとカールしているそうです。なっとく、なっとく! 






シコクフウロはもう種も付いていて、草原一面に広がっています。



帰る時間が迫ってきました。脂肪分たっぷりの濃厚アイスクリームは看板を見ただけでパス~

いつものように、布施が坂道の駅で2度目のコーヒータイム、塩ケンピを買って帰ります。

(今、その塩けんぴを食べながら四国カルストを思い出しています。やめられない美味しさです~~)











この夏3度目の四国カルスト パートⅠ

2011-08-25 22:18:29 | 野の花
このところ、気温も30度をきって暑さも一段落しているのですが、

その反面天気も悪くてスカッと晴れた日が無いのです。

天気予報では、どうも九州南部から中国地方、日本海側にかけては雨がかなり降っているようです。

そんな中でも昨日(8月24日)は、天気予報の中にまだ少し晴れマークもあり

しばらく遠出もしていないので、いつものSさんご夫妻、そして私の友人の4人で四国カルストまで出かけてきました。

この夏なんと3回目の訪問です。

1回目は7月15日にササユリ鑑賞、8月7日にはヒメユリ、そして今回のお目当ての花はどんな塩梅でしょうか?

昨年は9月に入ってから行ったのだけど、お目当ての花には少し遅かったのでした。



今回はもう大川嶺には寄らずに、高知県須崎市からカルストを目指します。

このルートの方が毎年通い慣れている道なので、高速を降りてからも特に道を迷うこともありません。

いつものように、出し巻き玉子で有名なお弁当屋さんで、お昼のお弁当を買い込みます。

車道沿いには、カルストの近くになるまで特に目立った花は見られませんでしたが、

今回初めてこの車道沿いで、メハジキに出会いました。

メハジキは我が家の近くの公園で6月25日に観察しています。ちょうど2か月遅れの開花です。
多分このあたりで標高は約1200m位だと思います。








ミツバベンケイソウは車道沿いの法面にびっしりと群生しています



カルストの天狗荘手前の車道沿いには、昨年同様にヒナシャジンがその名のとおり

小さな白いツリガネ型の花を付けて垂れ下がって咲いています。

四国西部の石灰岩地に咲く、四国固有種だそうです。貴重な花なんですね。

まだ咲きはじめです。






いつもあまり綺麗に撮れた試しがありません

いつものようにカルスト学習館にも寄ってみます。

玄関の前はちょっとした植物園で、旬の花が植えられているのです。


ソバナです。カルストの自生の物は見た事はありません。早朝に雨が降ったのでしょうか、

まだ雨のしずくが付いています。

ツリガネニンジンとよく似ていますが、ソバナは花柱が外に飛び出ていないのが特徴です。






これはテバコマンテマ、確か昨年の秋にここに立ち寄った時に前の館長さんが

このテバコマンテマの植え替えをしておられました。



勿論このカルストには咲きませんが、館長さんが好きだった花なんでしょうか。

今年の春、その館長さんは退職されたそうで、新人館長さんに代わっています。
(野草に関しては、只今、勉強中なのであまり根掘り葉掘り尋ねないようにしてあげて下さい)

ヒオウギは今年の初見です。このあと自生の物にもたくさん出会いました。

名前の由来の葉の付き方がわかる画像がありません。花にばかり気を取られて観察不足でした。

この花も一日花なんだそうです。どおりで綺麗に咲いている花と萎れてしまった咲き終わりの

花を同時に見る事ができるんですね。




キレンゲショウマとヒナシャジン



そして新しい館長さんに尋ねられた花、マツムシソウです。



学習館の前の車道沿いには、テンニンソウが開き始めたばかり

とりたてて綺麗な花とは思わないけど、どこに行ってもだ大群生が見られます。



そして草むらでは、鮮やかな赤のゲンノショウコが目立っています。






オタカラコウは咲きはじめで花が傷んでなくて綺麗



前回、ヒメユリ、ササユリが咲いていたいつもの高原

今は、ツリガネニンジンが主役です。先ほどのソバナの花は一方向に付いていますが、

ツリガネは輪生についています。



そして見たかった花、オオナンバンギセルをやっと見つけました。

昨年は、徳島の塩塚高原で見ていますが、今年は行くチャンスが無くてまだお目にかかっていなかったのです。

咲きはじめの状態だと思うのですが、初々しく綺麗な色のオオナンバンギセル見る事ができました。













刈り取るほどの群生は見られませんでしたが、何か所かで見つけては、

これはマダマダ子供、これは熟女、これはちょっと年増、シミがあるなあ~なんて好きな事を言いながらの撮影です。

オオナンバンギセルは、2年前の夏、今日御一緒しているSさんご夫妻と岩手~秋田に行った際に、

ヤマユリの咲く高原で偶然にも大群生に出会いました。

その時、初めてオオナンバンギセルなるものを見たのでしばし興奮冷めやらず状態でした。

そんな話もしながら、ちょっと暑くなってきた高原をゆっくり散策します。

草原の背高のっぽのハバヤマボクチはまだ今からでしょうか




勿論ヒメヒゴタイもまだまだ先のようです。

Sさん、「また来んといかんなあ」だって!
























一日花です ムクゲなど

2011-08-24 00:22:23 | 野の花
21日 日曜日6時30分、朝から曇り空、今にも雨が降りそうな中

いつも散歩道にしている土器川河川敷の清掃に参加しました。

嬉しい事に思いの他ゴミは少なく、特にジュースの空き缶などは随分減ってきた感じでした。

皆さんのマナーが良くなってきたのでしょうか?



この河川敷の土手に、綺麗なムクゲの花が咲いていました。





八重咲きの豪華な花も








このムクゲに混じって、大きな花を付けたフヨウの木も植えられています。

どちらも今が綺麗な花の時期、ハイビスカスに似ていますね。








どちらも儚い一日花、でも花が途切れた事がない位 次から次から花が開くのです。



我が家にも植えたわけでもないのに、ムクゲの木が1本だけあります。

毎年切っても切っても元気に枝を伸ばして花を付けてくれます。

我が家のムクゲはこんな色、最もスタンダード?



余談ですが、ムクゲは韓国の国花なんですよ~~