ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

泉山に登る(5/18) その3 ダイセンキスミレなど

2013-05-30 20:23:20 | 登山
井水山で小休止のあと、中央峰~泉山山頂をめざします。
ここからは多少のアップダウンはありますが、吹き抜ける風が心地よく青空が広がっていい感じです、
と言いたい所ですが、で本音、ちょっと暑い(@_@;)
何度拭いても、汗がタラーッっと流れ落ちます。
なんと、ここで私愛用の黄色いタオルを無くした事に気が付いたのです。
ここで汗ふかんといつ拭くの~~、今でしょ!!
そのタイミングの時にタオルが無いなんて、(-_-;)

仕方ないので、小さなハンドタオルで可愛く何度も汗を拭きながら、足元に群生で見え始めた
ダイセンキスミレを撮影です。
終盤ではありましたが、まだ綺麗なものもたくさんあって、瀬戸大橋を渡って突然飛び出してきた甲斐があったというものです。

ダイセンキスミレたちです♪
      

      

その間にはイワカガミも咲き始めていて
      


      


      


アセビっていつ咲くんだった? いろんなところで出会うので分からなくなりました。
     


小さなフモトスミレ
      


またまたダイセンキスミレ、日蔭になるところのはまだ花も元気です。
      

中央峰手前から振り返ると、井水山とその東斜面に津山高校の山小屋が見えます。帰りはちょっとここへ寄ってみようかな。
      


中央峰の標識が見えました。
      


ここは、昨年7月にササユリを見るために登った際に、コースを間違えて辿り着いたピークです。懐かしいなあ~~
でも、ササユリがあまりにも綺麗だったので間違えたことは帳消しにしました。(反省なしです)

さあ、もうひと頑張りで山頂です。

オオカメノキの白い花が青空によく映えます。
      


ウリハダカエデが多かった
      


アカモノもいっぱいあるんだけれど、まだまだです。
       


やっと山頂に着きました\(^o^)/ なんとォ恥ずかしながら、4時間もかかっている(@_@;)
あまりにも遅いので、途中で追い越して行かれた人に「もう帰ったのかと思った」って、笑われました(-_-;)


山頂のライオン岩の上で景色を眺めながら、のんびりお昼を食べている方(お断りして撮影させてもらいました)
       


5~6人だけの山頂。
日差しがきついので木陰で仲良くお昼です。男性の方は、同じ香川の多度津町の方でした。
感じのいいカップルさん
      


笠菅峠方面、一度こちらからも登ってみたいけど、お花は少ないんですよね。
      


間違えて登った大神宮原コースのある、奥津ゴルフ場、奥津温泉方面
      


同じコースを降りる方に、黄色いタオルが有ったら木にでも掛けておいて下さいとお願いして
私も、お昼ご飯にしました。

泉山に登る(5/18) その2 ベニドウダンなど

2013-05-29 23:16:24 | 登山
樹林帯の涼しい水場で一休みしたら、しばらくこの沢沿いに上り詰めてゆきます。
足元には、タニギキョウやコミヤマカタバミなどがありますが、開ききっていないので、
下山時に覚えて居たら撮影することにしました。

上り詰めた所が福ケ乢(ふくがだわ)ですが、ここからは北に方向を変えて、尾根を登ってゆきます。
      


分県ガイドには、ここからは「展望もよい快適な登り」とありますが、わりと急坂が続いていて
汗も出るし息が上がりそうでした(-_-;)

まあ、こんなスミレなどを何度もしゃがみこんで撮影しながら登るので、それはそれで
疲れるものです。

ツボスミレの群生はいたる所でみられました。
      


      


タチツボスミレ
      


オオタチツボスミレ(距が白い)
     


ニオイタチツボスミレ ちゃんといい匂いがしましたよ!
     


いつもなら、この登りでダイセンキスミに出会うはずなんだけど・・・・と思っていたら
今年お初のダイセンキスミレです。
良かった~~~、間にあった~\(^o^)/
      


と喜んでいたのですが、この先しばらくはキスミレが殆どなくて、気を揉みながら登っていったのです。


登山道沿いの笹原の斜面には、ベニドウダンの木がたくさんあります。
今年の花付き具合はまずまずいいようですよ♪
      


まだ見ごろにまでには、1週間はかかると思いますが、それでも可愛いツリガネがたくさんぶら下がっています。
        


これは、コシアブラかな
      



ゆっくりながら、標高を上げていくとブナも出てきました。ちょうど標高は1000mほどです。
       

       

     
       
ピンクのツツジはダイセンミツバツツジでしょうか?
       

       




しんどくても、こんな可愛いイワカガミが足元に出てくると、ついつい何度もしゃがみこんで撮影です。
       


泉山には、登山道沿いや、ちょっと外れて中に入ってもこのイワカガミの群生がたくさんあります。
が、この日は開花時期には少し早すぎたようです。

次回は、イワカガミとベニドウダンをセットで見にくるのもいいかなと思いました。


もう終盤のニシキゴロモ
       



少し登山道から外れて斜面を降りてゆくと、ウスギヨウラクが今年もひっそりと咲いていました。
       


それからシャクナゲもほんの少しですが咲き残ってくれてました。もともと今年は花が少ないのかもしれません。
      


再び登山道に戻ると、足元にこんなにいい色のシハイスミレが迎えてくれました。
       


ふと顔を上げると、井水山の標識です\(^o^)/
       


井水山からは、東の方向に那岐山
        



そしてこれから登る中央峰の向こうに、泉山山頂も見えています。
       





泉山(いずみがせん)に登る(5/18) その1 チゴユリなど

2013-05-27 23:51:31 | 登山
週間天気予報では、5月18(土曜日)、19日(日曜日)は、二日とも雨マークが出ていました。

当初その週末は妹家族が来る予定だったんだけど、天気が悪いようなので日を変える旨の連絡があり。


ところが、週半ばを過ぎると、土曜日だけが晴れマークに変わってきたでは\(◎o◎)/


そんなわけで、その日はなんの予定も入れていなかったので、前日の金曜日に急遽、岡山泉山登山を決定!!


津山の娘宅にも、泊まらせてもらう手筈を付けて、(表向きは孫の顔を見に行くと伝える)

5月18日、6時に我が家を出発♪ 

予報通り朝から日ざしもあって風もなく(瀬戸大橋風速4m)

順調に高速を走って、8時ちょうどに登山口の泉嵒(いずみいわ)神社前の駐車場に到着。

時間も早いからか、車は1台も止まっていません。 

今日は土曜日なので、このあと何組かの登山者は来られるとは思いますが、多分・・・・



今日の登山の目的は、ダイセンキスミレ♪  もう今年で3回目になるけれど、なぜか黄色いスミレの群生に惹かれて
今年もやってきてしまいました。

5月初めに、山友さん達が、同じ岡山県の朝鍋鷲山~毛無山を縦走したときにもうすでに咲いていたとききました。
今年は、春の花の咲き具合が昨年に比べてかなり早いようなので、
ここ泉山のダイセンキスミレは、多分もう終盤も終盤という状態かな?
それでも、どこかでまだ綺麗に咲いているのを見られることを期待しつつ~~


登山準備をして8時15分出発です。
泉嵒神社の鳥居があり、登山道はこの横を走っている林道なのですが、まずは神社にお参りしてから登ることにします。
       


朝の清々しい空気に包まれた静寂の神社、怪我なく登山できますように~~
      


お参りをすませて林道を歩き始めると、まだ綺麗なジュウニヒトエが咲いているでは!
我が家の近くの里山では、4月中旬に見ています。
        


林道沿いには、チゴユリが途切れることなく咲いています。
        


前回(2年前)にも、まだ開いていいなかったタニウツギ、今年もここではまだこんな蕾でした。
       


登山口近くの、ヤマフジは花盛り   最近、やっとヤマフジとフジの見分けがつくようになってきました。
(ヤマフジは花序が短く、フジは長く垂れ下がるという位しかわからないんだけど、近畿地方以西の中国・四国・九州に分布する)
      


さあ、ここから本格的な登山道に入ります。
      


今日は、いわゆるAコース(福が乢(ふくがだわ)~井水山~中央峰~泉山)と言われている登山道を登ります。


最初は、杉の植林帯を登ります。
ホウチャクソウは咲き始めたばかり
      


トキワイカリソウは、やっと1輪だけかろうじて残っていました。 
       


ここまでにもトキワイカリソウの花後の株はたくさんありましたし、もう種になっているものもありました。
       


大きな葉だけでも、綺麗ですね。(2回3出複葉)
       


こんな植林帯を登るので、日射しが遮られて涼しい道です。
       


これは、ササユリの葉?  まだ尾根には上がっていないのですが、こんな植林帯にも咲くのでしょうか?
       


それからなんとシュンランがまだこんなに見頃状態で咲いているのです。
       



植林帯を抜けてうす暗い樹林帯の中に、白いオトコヨウゾメの花
       


チゴユリはほんとにいつまでも咲いている
       



少し明るくなった落葉樹の林
     新緑の色がなんとも言えない位いい色です。
      



    先ほどから、野鳥の鳴き声がいい感じで谷に響いています。
       声はすれども、姿は見えずです。


小さな沢沿いに、美味しい水が流れている水場です。ここで水分補給のためザックを降ろして休憩します。
       

もちろん美味しい水も飲みましたよ。
       


ダイセンキスミレはまだここ辺りでは見る事はできません。
さあ、どんなんやろ?












皿ヶ嶺の花(5/14)

2013-05-24 20:03:06 | 野の花
花の宝庫、皿ヶ嶺では本当に多くの花を楽しみながらゆっくりと過ごしました。

どの花もいい環境の中で生きいきと咲いていました。
やはり自然に敵う美しさはありませんね、そんな思いを強くした皿ヶ嶺登山でした。


登山記録ではアップできなかった花たちを並べて、皿ヶ嶺シリーズは終わりにします。


■ピンクのお嬢さんたちです。
     


      


      


      


      


      



■おクマさんはまだ眠たいようです。 5年前の画像と比べると株数は半分以下にはなっている
       



■ピンクのお姉さん

      


      


      






■小さなランですが目が慣れると、意外と見つけられました\(^o^)/
      

      



いつまでもこのまま残っていて欲しいと思いながらその場を後にしたのでした。

皿ヶ嶺の花 その4 イチリンソウなど

2013-05-23 23:40:01 | 登山
賑やかな山頂でお昼ごはん、食後のコーヒーを済ませて下山することにします。

チゴユリが1輪だけ咲いていました。うつむき加減に咲く小さな花は、名前のとおり可愛い花です。
      

この花が開くと、もう春も終わりかけると聞いた事がありますが、
群生の花が開花し終わる頃には、もう暑い初夏に季節が移って行くのでしょうか。


下山するにつれてミツバツツジなどは見えなくなり、足元にまた可愛い花が出てきはじめました。

イチリンソウ  香川の里山では4月初めに咲いているのを見ています。
      


花弁の裏がほんのり紅色です
      


表から
      


裏からも
      


イチリンソウは、今年はもうここで見納めになるでしょう。


淡いクリーム色のヤマシャクヤク   あまり見かけたことはありません。
       



チドリノキ(カエデ科) 同行のKさんが教えてくれました。
      

     カエデの葉には見えないけれど、実を見ればカエデ科と分かる




ミツバコンロンソウ  葉が3出複葉なのが特徴 
      


ふと下を見るとKさんが大木の下で何かを激写中
      


ブナとは違う樹形のその大木は、カツラの木です。 
      


風格のある大木ですが、特徴的な丸い葉が可愛い♪
      



緑の色がますます深くなってきました。  もうかなり降りてきましたね。
ここはハシリドコロが群生する斜面です。ハシリドコロの芽出の頃の様子は、動物の角が出ているようであまり好きではありません。
      



風穴の近くには、コガネネコノメソウ
      


コミヤマカタバミ咲いています。ここのコミヤマカタバミを見ると、岩の上に群生していたものがごっそりそのまんま掘り盗られて
いたのを思い出すのです。嫌な思い出です。
       



登山口近くの花畑ではユキザサが満開
     


      


ラショウモンカズラ
      


ルイヨウボタン
      


真っ白のヤマシャクヤクはまだまだ見ごろです。
      



14時40分 登山口の水の元まで降りてきました。 
まだ日ざしもたっぷりあって暑い! 水の元の冷たい水を飲んで喉を潤します。
       



お疲れ様、またお茶でもしましょうか(*_*)
  今日の〆はカシワの葉で包まれた柏餅 (中はヨモギの草餅でした)