ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

愛媛の旅♪その4 四国カルスト ヒメユリなど

2012-07-31 23:00:45 | 旅行
大川嶺で群生のイブキトラノオなどを見たあと、四国カルストをめざします。

カルストに着いたのは、もう13時になっていました。
いつもの東屋で、お弁当を食べてまずは腹ごしらえ!

先客の若いご夫婦はこんなキャンピングカーで昨夜からここにきているんだとか
星がすぐそこに降るようだったと話してくれました。ロマンチックやなあ\(^o^)/



中には、IH調理台、冷蔵庫、電子レンジは勿論、トイレ、シャワーもあります。
将来のために?、中も見せて貰ったんです。


今日のカルストはこんな感じで、焼けるような日ざしではありませんし、風は涼しくて
散策にはいいあんばいでした。




目指すヒメユリは咲きはじめで初々しいお年頃
      



 



   










笹原の中には、油断すると踏みつけそうになる位のカキランがあります。
カキランを見たのは2年前のここカルストだったんだけど、その時はかなりハイテンションになりました。
はじめて見たカキランが、1~2本じゃあなく、すごい群生だったんですから・・・・
今でも忘れない出会いの一つですね。



  



草原から見た天狗荘と天狗の森 



今の高原の主役はこの花、ハンカイソウです。 牛も食べないのでこの群生





おまけです こんな花もありました\(^o^)/

ワタナベソウはこの1本だけ咲き残って待っていてくれました。
        



小さな花、ハエドクソウ
          


ギンバイソウは群生



淡い色がいいけど、すぐ色が悪くなるのが欠点かな?
        


ミヤマナミキっていうもの?
         



おシノさんはこんな具合いで、またおいでって言われたような気がしたんだけど・・・・
      




今年はじめての四国カルストは、今からまた夏から秋の花が楽しめる所
もう少し近ければ、何度でも来るんだけどね。

今度来るのははいつになるかしら?

        




道後温泉に入って、美味しい食事を食べて、好きな花を見て、
友人を無理やり巻き込んだ遠出の旅は無事終わりました。















愛媛の旅♪ その3 大川嶺の花 イブキトラノオなど

2012-07-29 22:07:07 | 旅行
道後温泉で温泉三昧の夜を過ごした翌日は、
暑さを逃れて、四国カルストに行く事に決めていました。

折角松山に来たのに、この所の暑さでは市内観光に行く元気はありませんでした。

松山からカルストへの国道33号線は、もう何度か通った道なので迷うことはありませんが
今年3月に自動車専用道路の三坂道路が開通しており、気持ちよく走る事ができました。

カルストに直接行くか、大川嶺に寄るかギリギリまで迷いましたが、折角ここまできたのだから
少し遠回りになるけれど、寄って見る事にしました。
今の時期の花を見るのも楽しみです。

道の駅で、通行止めはないかなど道路情報を確認し、大川嶺方面に進みました。

高原への坂道で、この暑さをものともせずに自転車で登っていく方が




凄い人もいるものですね。全くゼーゼーなんて言ってませんでした。
「日本縦断こころ旅」の人に見せてあげたいわ~~
この男性、かなりの御年輩の方だったので、またびっくり
筋肉もきゅっと引き締まって、ヘルメット外さなければ青年かと思いましたよ



大川嶺当たりの高原は、今日もいい天気です。




ヨツバヒヨドリが咲き始めていますが、今日はお客様は来ていませんね。



なだらかな斜面には、イブキトラノオの大群生








そしてシモツケソウも咲き始めています







シコクフウロも咲きはじめ







笹の中には、まだササユリが咲き残っています。
 



この時点ではや11時30分近くになっていました。
あまりゆっくりもできないので、ここから高知方面に下って四国カルストに向かいます。
柳谷方面に下る車道沿いは、ブナ林が広がっていて辺りは緑一色です。



キツリフネやハガクレツリフネ
 


ヤマアジサイもまだいい色ですね



アサギマダラヒョウモンチョウが食事中
 



四国カルストへはまだ時間がかかります。

愛媛の旅 その2 道後温泉♪

2012-07-27 22:56:21 | 旅行
泉谷の棚田を後にしたのはもうお昼もだいぶ過ぎていました。

お腹も空いたので、お昼は小田川沿いにある「道の駅からり」の中のレストランに行きました。

実は、泉谷の棚田に行く前に、内子町内の観光パンフなどをいただこうとこの道の駅によってみたのですが、

その時に、川沿いの木立の中にあるこのレストランが、なんかいい雰囲気♪♪
二人とも意見が一致、お昼はここにしようと決めていたのでした。


緑の木々の中に白いテーブルが並んでいて、おばちゃん好み♪





此処を通り抜けるとレストランへ



お昼は大分過ぎていたので、お店の中は静かです。




バイキング用のプレートに、煮物などを好きなだけ取って
サラダも自由にいただけます。メインは内子豚のもろみ焼にしました。
 



緑の木々と小田川にかかる白い橋を眺めながら、ゆっくりといただきました。




食後に賑やかな声が響いている小田川沿いを歩いて見ました。
子供たちは、元気に泳いで気持ちよさそう~~
暑さなんか、忘れますよね~










冷えたコーヒーを外の白いテーブルで飲んだ後は、今夜の宿のある松山市方面を目指して引き返します。
時間はまだ15時過ぎ、暑い中、松山市内を歩くのは疲れるし、どこに行こうかと考えましたが
焼き物で有名な砥部によってみようという事になりました。

幸い大きな焼き物センター風の所は、エアコンも効いているので涼しいし、
特に買う予定が無くても、食器やコーヒーカップなど見るだけでも楽しいものです。

特に予定していたものではありませんが、急須とマグカップを買いました。
マグカップはちょうどいつも使っているものが、縁が少し欠けてしまっていたので
どうせ新しい物にするのならと、旅の記念に砥部焼きのこんなマグカップを買いました。




砥部から、道後の宿までは車でおよそ30分位だったかな?

今日のお宿は、「道後館」 有名な黒川紀章氏デザインだそうです。







楽しみにしていた食事は、一度にたくさん食べられない私たちにはちょうどいい位の品数
 
   


 



男性には少し物足りないかもしれないけれど、私たちにはこれでもうお腹いっぱい、満足、満足♪

       




食後は、そのまま道後の町に出てみました。
20時から、からくり時計が動き始めるので、それを見るのに歩いて行けばちょうどいい時間です。

お馴染みの道後温泉まえは、まだ人通りも多いですね




からくり時計は動き始めるまでにあと5分ほどありました。

ビフォー




アフター  
坊ちゃん、マドンナ、温泉、人力車など、
松山をイメージできる小説「坊ちゃん」のキャラクターの数々が出てきますよ





ここは何通りでしょうか? お土産屋さんが並んでいる賑やかな通り、宿の浴衣を着て観光客丸出しの姿でウロウロしてみました。
けど、お金置いてきたので、何も買えない(-_-;)









このあと、宿に帰ってからまた温泉、朝も温泉に入って近くて遠かった道後の湯を満喫しました。

愛媛の旅 そのⅠ 泉谷の棚田

2012-07-26 19:41:06 | 旅行
7月24日、25日 友人とお隣の愛媛へ1泊2日のプチ旅行に行ってきました。

連日の真夏日の中、旅行なんてと思ったのですが、同行の友人が身体の弱い?私の為に
いい温泉とお宿を見つけてくれたので、その好意がありがたくて
いざ決行という事になりました。

泊まるお宿は道後温泉「道後館
友人が今年の春に泊まって、食事の量が小食の彼女にはちょうどよかったので気に入ったそうです。

お宿は一番に決まったものの、何処に行くかは未定(-_-;)
「貴女にお任せするわ~~」
というわけで、行き先は私に一任されました。

私と遊びに行けば、山道走るのは承知の上だと言ってくれたので、
遠慮なく私好みのプランにさせてもらいました。

まずは、愛媛県中部にある内子町「泉谷の棚田」に行く事にしました。


松山道 内子五十崎(うちこいかさき)ICでおりて内子町内一般道へ
ナビで御祓(みそぎ)小学校を目指しましたが、道路工事中の為かなり細い林道う回路を
20分ほど余計に走って、よく開けた集落と小学校辺りにつきました。
緑の水田にコオニユリの朱色がよく目だっています。





しばらく進むと、ちょっと先にこんな屋根付きの橋が目の前に現れました。




御祓川にかかる常盤橋です。



香川では、こんな屋根つき橋は見かけたことはありませんが、
内子町内では、他にも田丸橋という屋根つき橋があり、NHKテレビドラマ「坂の上の雲」では、
撮影場所になったようです。

昔見た映画「マディソン郡の橋」のイメージとは全然違うなあ(当然だけど)

この常盤橋の近くに、棚田への道案内版



ここから、また少し細い林道に入ります。

案内版が数か所あるので、迷うことはありません。
常盤橋から20分程走って、辿り着いた泉谷の棚田はこんな所です。




人影はありません。緑の稲が元気に育っています。




よく手入れされている石積みの畔がクッキリ浮き上がって見えます。






ここ泉谷の棚田は、日本の棚田百選に選ばれています。
4.0ha、96枚の田があるそうです。

所々に、耕作放棄地らしい所もあるみたいです。




高齢化や後継者不足は、どこの農地にもあるのでしょうが、こんな棚田の農地では
問題も一層深刻なんでしょうね。

こんな美しい風景を見せて貰える陰には、地元の皆さんの弛まぬお力があるのですね。

吹き上げてくる風は涼しく、木陰をゆっくり歩いて眼下に広がるこの風景を楽しみました。



時間はもうお昼を過ぎています。
お腹も空いてきたので、今から道の駅「からり」の中にあるレストランに向かいます。

海辺の花 ナミキソウなど(7/18)

2012-07-23 23:19:12 | 野の花
7月18日 朝から雲一つない青空が広がっています。
予報では、最高気温は34度だとか!

出かけようかどうしようかと迷ったのですが
家でいても暑いのは同じ(クーラーまだかけてない)

ならば、ということでお茶、ポカリなど用意して、海岸目指して走りました。


まだ夏休みに入っていない海水浴場は、静かなもの、

人影もまばらで、賑やかなミュージックも流れていません。

青い空、青い海は、夏真っ盛りのいい色です、が、暑いです。




海岸から少し離れた所にはカワラナデシコが風に揺れていました。
カワラという割には、海辺でも、勿論川辺にも、わりと高山でも見かけます。










同じナデシコ科の海岸ではお馴染み、ハマナデシコ


シロバナもわりとよく目にします。もう終盤かな? アップに耐えがたい





カワラサイコも、河原にも海辺にもある




薄紫のハマゴウは、ここで一番の主のように、海岸沿いに何処までも広がっています。







ハマゴウに隠れるように咲き始めていたのは、ネコノシタ葉が猫の舌のようにザラザラしている




砂浜の上を歩いていると、熱気が照り返してくるようで暑さも一段と強くなる。
お茶や凍らせたポカリなど飲んで、熱中症予防!

救急車で運ばれでもしたら、「年寄りがこんな時にこんなとこ歩いてるからや」って言われそう、
なので時々木陰で休みながらの散策です。


これは、ハマニガナの葉でしょうか???



花が咲いている時に是非見たいものです。



そして、今日のお目当てはこれ!!
ナミキソウです。シソ科タツナミソウ属

浪が打ち寄せて来そうな浜辺の砂地に咲くのでこの名前







タツナミソウによく似た花が多くても2~3個だけ開花している。
一度にパッとは開花しないので華やかさはなくて、写真には撮りにくいなあ




はじめてであったナミキソウ♪
思った以上に株数もありました。
わりと花期は長いようなので、また見る機会はあるかもしれない。


もうこれ以上、こんな暑い所にいてはほんとに倒れそうです。

こんな白い砂絵と青い松と海を眺めてから帰りました。