ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

忘年登山で、高松クレーター5座に登る♪♪ パートⅠ 雨山~日山

2011-11-30 20:41:47 | 登山
11月26日、快晴

恒例の忘年さぬき里山登山、今年は高松の南部にある
高松クレーター5座に登る事になりました。

各種文献によると、クレーター5座とは
1991年、仏生山公園を中心とする直径8キロの地下に
直径4キロ、深さ千数百メートルのくぼみが地下に眠っている事が分かりました。
成因は、隕石衝突説、火山カルデラ説等がありますが、確定はできていません。
だけど、このクレーターが出来たのは、まだ人類が存在していなかった1400万年~1300万年前、
生き続けている地球のロマンを感じますよね。
今はこの窪みはたくさんの堆積物で埋め尽くされて、空撮などでも外観上「ここがクレーターだ」
とは分からないそうです。

今年の忘年登山は、高松在住のreikoさんが、登山とその後の忘年会まですべて計画してくれて
私はただ登るだけと気楽に参加させてもらいました。
(気楽と思ったのは間違い、予想以上に疲れました・・・)

9時30分仏生山公園の隣にある法然寺に集合、
真新しい五重の塔が朝日にあたって輝いていました。

仏生山公園の中を通って、皆さん元気に出発です。



法然寺の五重の塔が前池に写っています。風もない穏やかな天気です。



目指すはまずは雨山116m(こぶ山)、日山191.6m
水が抜かれてしまっている住蓮寺池の向こうに雨山、日山が見えています。



ここからは、残りの山々がぐるっと見渡せます。
左から上佐山~日妻山~馬山



ちょっとダブりますが(日妻山~馬山)右端に">実相寺山が見えています。



田んぼの畔には、返り咲きのコスミレ



10時05分 雨山登山口



10時13分 雨山山頂着



10時25分 日山登山口



気温もだんだん上がってきて、汗が出ます。手袋をはずし、上着の袖もまくって登っていきます。
ヤブコウジの赤い実は、この時期の里山ではどこにでも目に付きます。



10時36分 日山山頂着



山頂の東屋からは、高松市内~屋島などが一望できます。






reikoさん、今日1日の安全登山を祈願(ついでに、夜は美味しいお酒がいっぱい飲めますように)



展望を楽しんだ後は尻見坂を下っていきます。
この山をはじめとして今日の5座には、カナメモチの赤い実が多く見られました。
いつも登っている飯野山にもありますが数ははるかに少ないようです。



11時 日山を下って、龍のモニュメントが目印の三谷三郎池に着きました。
来年は辰年、年賀状に使えるかな?






三谷三郎池をあとにして、今日のルートでは一番長い車道歩きで、上佐山(うわさやま)255.7mを目指します。











粕うどんって知ってる?

2011-11-29 21:34:20 | 日記
今日11月29日は、Sさんの奥様M子ちゃんの○才のバースデイ♪♪
本来なら、豪華ランチ、豪華ディナーで、一日中盛大にお祝いをする段取りだったはずなのに、

数日前に私がS家の粕うどんが食べたいと言ったがために、
今日のバースディランチは、Sさん宅で「粕うどんパーティ」になってしまいました。

せっかくのバースディなのにお邪魔してごめんなさいね。

ところで、この「粕うどん」生粋の讃岐っ子の私も1年前まで一度も食べた事がありませんでした。
Sさんの詫間町の生家では、子供の頃によく作ってもらって食べていたそうですが・・・・

1年前の冬、Sさんご夫婦と何処か遠出のドライブの帰りに、M子ちゃんより
「粕うどんするから食べて帰りなよ~~」って
ありがたいお言葉をかけて貰って、はじめて食べさせてもらったのです。

簡単に言えば、粕汁にうどんを入れてちょっとだけ煮込んだものなんだけど
寒い冬の夜食に、温かい粕うどんはホカホカ体が温まって
とても美味しくいただきました。

ご主人のSさんが言われるには、「あまりゴチャゴチャと具材は入れないん方がええんや!」
「かまぼことネギがあったらそれでええ!」

って出来上がったのがこれです。
っていっても、よくわからない画像になってしまったけど、この下にうどんが隠れていますよ~~




かまぼこと油揚げ、ネギの入った素朴な味の「粕うどん」
寒い冬にお試しあれ!!




ハッピーバースディ to M子ちゃん


いつまでもお元気でね♪

ちなみにM子ちゃん、私よりも17歳も年上の元職場の先輩です。
先日も、山口県角島にダルマギクを一緒に見に行きました。

まんのう池&金毘羅さん裏参道の紅葉

2011-11-27 20:21:52 | 野の花
サネカズラやカラスウリを撮影したあと、坂道をあがると目の前には水を満々とたたえた
満濃池が広がっています。


その北西岸には、この満濃池を見守っているかのような四国別格二十霊場十七番札所
神野寺(かんのじ)が建っています。

いつもは車で走り抜けるのですが、ちょっと赤く色づいたモミジが目にはいったので
寄ってみました。
ほんと無信心ですみません。
誰もいない静かな境内です。



奥に入って行くとこんなシックな風景が



お気に入りの一枚



午後の日ざしを浴びてちょっと輝いている









今年はほんとに綺麗な紅葉は見ていません。
最後の頼みの綱は金毘羅さん裏参道の紅葉なのですが・・・

誰かの掲示板では、「もう見に来なくていいよ」って書き込みがありましたが
一縷の望みは捨てずに、この目で確かめなくてはと、満濃池からの帰りに寄ってみました。

いつもの無料駐車場の上には、もうヤブツバキが咲いていましたよ~~
緑の葉がツヤツヤ



ここでもカラスウリの実が豊作でした




裏参道を案内している観光ガイドさんのマイクの声が聞こえてきました。
遠くに一本だけ大きなイチョウの黄色が存在感を主張しています。



裏参道と言っても、わりと広いのでしょうが今日は図書館あたりだけを少し覗いてみました。
綺麗どころだけ並べてみました。











此処が一番好きな場所です。



西日があたって赤く輝いています。




これはほんの一部のいいとこだけをトリミングして載せています。


正直「もう来なくていいですよ」とまでは言いませんが
期待はしないで(+_+)」と言っておきます。






まんのう町の里で見た ビナンカズラなど

2011-11-24 21:57:54 | 野の花
この時期、山ではもう咲いている花は殆どみられなくなりました。
それぞれの草木は花の時期が終わって、もう実を付ける時期になっているんですね。

実家に帰ったついでによく立ち寄る場所には、綺麗な色の木の実があります。

サネカズラ
学名はKadsura japonica



はじめて見たのは、たしか3年ほど前
何でもある南国高知へ、ムラサキセンブリやノジギクなどを見に行った時だったかな?
鈴なりのサネカズラ、なんてきれいな美味しそうな実なんだろうという印象でした。
緑の葉も、少し赤くなっていてそれもまた綺麗でした。

その後、香川の里山でも見かける事もあったのですが、まさか実家近くの
こんなところで見られるなんて、驚くやら嬉しいやらでした。

でも、この場所のは巻き付く高い木がないので全部地面を這うように
広がっているのです。



画像が縦横間違っているのではありません。


綺麗な赤い実はいかにも食べられそうだと思ったのは私だけかもしれません。
誰も食べようとしないので、実際味見はしたことはありませんが、
調べてみると、この実を崩して、天日干すにしたものは滋養強壮、鎮咳剤として使われるそうです。

美味しいかどうかはわからないけど、食べても死ぬことはない?
私、責任持てません(@_@;) 
食べないでください。


別名美男蔓(ビナンカズラ)

ツルを細かく刻んで、水につけておくとネバネバしたものになりそれを整髪料にしたと言われています。
美男子の条件はやはりキチッと整えた髪型なんですね。

いくら美男子でも、寝ぐせのついた髪ではやはり興ざめ~~
亀○静○さんにも使っていただきたい。

それから、このサネカズラの花は8月~9月に咲くのですが、薄いクリーム色の花、
まだ、綺麗な状態に開花しているのは見た事ありません。
今年の夏は、すっかり忘れていましたので、来年は是非とも何度も通って確認しなくては!


同じ場所には、カラスウリが赤く熟れてぶら下がってました。



その足元には、キチジョウソウが緑の葉に隠れるように咲いていました。
ちょっと周りの葉をかき分けて、撮影しました。



これを植えてある家に何かいいことがある時に咲くと言われている、
縁起のいい吉祥草

このところ毎年たくさんの花が咲いているので、ここの土地の持ち主さんには、
毎年何かいいことがあるのでしょうね。

おすそ分けしていただきたいわ(@_@;)

今日は、数少ない花と実で、長々引っ張ってみました。



何だこれは(@_@;)、今年のアッケシソウ

2011-11-21 23:26:28 | 野の花
11月17日、詫間町の丸一鋼管の敷地内にあるアッケシソウを見に行ってきました。

アッケシソウは、塩分のある土地に生育する塩性植物、普通の植物は枯れてしまう場所に生育します。
北海道の厚岸海岸の群生が有名ですが、詫間町の塩田に生育しているのを
牧野富太郎先生が発見されました。
その後、塩田の廃止にともなって、ここ丸一鋼管さんで保護されているのです。

事前にアッケシソウの紅葉情報を聞こうと会社に電話をかけたのですが、
仕事の話ではないのにとても親切に対応してくださいました。

お話によると、残念ながら今はもう紅葉は終わって、茶色くなってしまっているとの事でしたが、
まあ、それでも少しは赤く紅葉しているものも残っているだろうと
Sさんご夫妻と待ち合わせて出かけました。

Sさんも私もアッケシソウを見るのは初めてです。

会社の奥まった所に行ってみると、なんとまあこれはどうなってるの!
電話で話されていたとおり、ほんとに茶色ばかりでまるで枯草状態。

会社の方の言葉を信じるべきでした。
でも、1週間ほど前にここに来た友人の話では、ちょうどこの日辺りが見ごろだろうとの事だったんですが・・・
今年は、山の紅葉はどこも今一つでなのですが、アッケシソウも同じ理由からこんなに早くこの状態になったのでしょうか。




紅葉する前の少し緑色のものが、わずかに残っていました。






こんな状態で、来年はまた綺麗な緑のアッケシソウになるのでしょうか?

アッケシソウに混じってハママツナが、赤く染まっていました。



これは何? 海岸の植物はよくわかりません。(それ以外のものもですけど)




アッケシソウのサンゴのような紅葉までは期待してはいませんでしたが、
こんなに茶色く変身してしまった姿も想像していませんでした。

また来年も見にくる事にしましょう!


気を取り直して、近くの紫雲出山に行ってみました。
この日は、風は少しありましたが、まだ寒いという程ではありませんでした。

シマカンギクは花盛り







リュウノウギクはさわやかな香りです。




上を見ると、テイカカズラの実、 まだはじけていませんでした。
なんでこんな形の実なんでしょうか、不思議。




車を降りて歩いていくと、オドリコソウが狂い咲き?




セイヨウタンポポも咲いている




かと思ったら、もうニホンスイセンが咲き始めている



ここは、秋? 春?