Roaring Seventies

　　　　　Hosizora no Tao - Minami Masato
　　　　　



中村由利子みたいなイントロからの 南正人。う～ん なんか らしくないような・・。今（？）はこんな曲をやってるのか、という感じ。こんな下手だったっけ などと言うと失礼だが、その分 いい味出してると言えるのかな やっぱり。
拾得で だったかな、一度 ライブで見たことあったけど、正確にはどこで見たか憶えてない。ちょっとしたミニライブという感じだったと思うが、がんがん盛り上がってたのを憶えている。そういう意味においては 少々もの足りないが、それでもまあ 良しとしようか。

こんなふうに・・

　　　　　　  こんな風に過ぎて行くのなら - 浅川マキ 
　　　　　　



浅川マキが意外と後を引いているようだ。とはいえ 彼女の死が悲しくてたまらない、というほどセンチメンタルなものではない。言ってみれば 浅川マキで盛り上がってた あの頃の自分が愛おしいだけなんだろう。独りよがりの情けない男ではある。



　　　　　　　　　　　　 港の彼岸花 - 浅川マキ 
　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　 わたしが娼婦になったなら - 浅川マキ 
　　　　　　　　　　　　

ふしあわせという・・

　　　　　　　 ふしあわせという名の猫 - 浅川マキ
　　　　 　　　



浅川マキが 亡くなったようだ。
暗黒系の樹木希林ともいうべき そのチャーミングな風貌は別にして、「アングラの女王」として すでに神格化されていた彼女を一目見たくて、というか 見ておくべきだということで 友人達とこぞってライブに行ったことを思い出す。
「『ガソリン・アレイ』が どうだこうだ」とか、「『赤い橋』って本当はさ」とか、何も分かっちゃいないのに 分かったようなことを 熱く語り合ったもんだ。挙句に 浅川マキが京都に来ると 必ず立ち寄るという店があると誰かが聞きつけて来ると、みんなでそこに行ってしまったりして（五条通りだったかな？小洒落た小さな喫茶店だった）。たぶん いい時代だったんだろう。
日々の移ろいの中で忘れていた、少し苦くてちょっぴり甘い あれが青春時代だったんだななんてことを 今思っている。



　　　　　　　　　　　　赤い橋 - 浅川マキ
　　　　　　　　　　　　


この不吉さが 何とも言えないが、同時に 「また一丁行ったるかい！」なんて気になるから不思議だ。

Angel of healing

　Angel of healing - Stephen Rhodes
　



いや 実に惜しい。わざわざ説明してくれなくとも良かったんだが・・。
中々の映像なのだが、おかげで ほぼ台無しになってしまっている。唯一 あ～ そうだったと思わされたのは Swallowtail っていうところかな。何年か前に「スワローテイル」って言う映画を見たことがあったっけ、なんていう話なんだが。アゲハという女の子の物語。

Stephen Rhodes のこの曲は 面白いほどよく寝れる。やって見んしゃい（ただし 不眠症の人には保証の限りではありません）。



　　　　　　　　　　　　Swallowtail Butterfly ～あいのうた～ - Chara
　　　　　　　　　　　　


　　　　　浅野忠信って 結構奥の深いヤツだな、なんて感心してたんだけどネ。

ナイーブな外道

　　　　



ファッションとしてのパンクには ついに乗れず終いだった（彼女が敬虔なるハマトラ女子あったので）が、音楽的には 共感できた。だが シドに関して、十分情報が得られていたかは疑問である。せいぜい ブライアン・ジョーンズ程度にしか理解していなかったし、いかれた「腐れ外道」ぐらいにしか思ってなかったんだろうと思う。
ただ シドが２１歳もの若さで亡くなっていることを 知るに及んで、今頃になって 初めて納得している部分もある。Vicious ＝ 悪い、悪質、凶暴な という、彼の性格から最も遠い名前がつけられた、という話を聞けば その意味が凡そ想像できる。
あくまでも 商業ベースに乗せられているにしてもだ、そういう目で見れば この映像さえ痛々しくあろう というものだ。

間抜けなアウトロー

　　　　　I Put A Spell On You - Stranger Than Paradise
　　　　　




このSCREAMIN' JAY HAWKINS の I PUT A SPELL ON YOU もほぼ２年ぶりだなあ。それなりの映像を やっと見つけた、という感じだ。
それまで ソール系は体質的に受付けなかったんだが、これ以来 部分的にはいけるようになった記念碑的存在だろうか。ひと頃 ジム・ジャームッシュに嵌っていた時期があったが、なぜだか この「ストレンジャー・ザン・パラダイス」が一番 性にあっていた気がする。悪過ぎないアウトローみたいな感じが、潜在的な憧れとしてあったのかもしれん。
映画のラストからブラックアウト、そしてエンドロールにかけての この曲（の使われ方とその有効性）は自己最高。

NOT LIVE ! Dire Straits

　　　　　Dire Straits - Sultans of Swing
　　　　　




ばればれの伏線があって、それをはぐらかしながら 今日までもたせた という感じ。ライブ・バージョン が 何となくぼんやりした感じだったので、ＣＤバージョンもいいかな と思って。
で、それだけじゃつまらないから、カバー・バージョンをサービスパック。フィンガー・ピッキングじゃないけど秀逸。


　　　　　　　　　　　　Dire Straits - Sultans of Swing (full cover)
　　　　　　　　　　　　

Desafinado - George Michael & Astrud Gilberto

　　Desafinado - George Michael & Astrud Gilberto＊ 修正済み　23/12/24


ゲイでジャンキーのジョージ・マイケルと、アメリカ人プロデューサーと不倫の末 夫ジョアンと離婚したアストラッド・ジルベルト。言わば 恥さらしの苦労人同士のデュオに スタン・ゲッツ風のサックスが絡むと こんないい感じになる。
プロデューサーと不倫離婚と言えば 日本では加藤ミカのことだが、初代サディスティック・ミカバンドの"サイクリング・ブギ"　音声だけのでいいから 誰かアップしてくれないだろうか。桐嶋かれん とか木村カエラで ミカバンドを語られても、困ると言えば困るのだが。

それと、いずれ機会があれば アップしたいけど、現在 リクエストによる埋め込みが無効になっているので（一応リンクだけ張ってみたが）。

　　　　　　　　　　　IM ALL YOURS - George Michael

Ramones - I Wanna Be Your Boyfriend

　　　　　Ramones - I Wanna Be Your Boyfriend
　　　　　



やってくれちゃったね コカコーラ。ただ ラモーンズと言えば I Wanna Be Your Boyfriend　だろう、としか オラは言えない（尻切れ御免）。
もっとも I Don't Want To Grow Up でもいいようなもんだが（尻切れ御免）。パンクと言われないパンク。言わば その原型。若干躊躇したが、まぁ この際だから。


　　　　　　　　　　　　Joey Ramone - What A Wonderful World
　　　　　　　　　　　　

Wonderful Tonight - Eric Clapton

　　　　　　　Wonderful Tonight（My favorite）
　　　　　　　


３０日の映像を差し替えようかとも思ったんだけど、それも面倒なので 再エントリーということに。（すみませんでした～）
 要するに この音源を探していたのだ。一年半もの間 耳にこびりついていた音を 忘れるはずがない（ちょっと揺れてるけど）。つまり これは、前回 WBG により削除された映像の演奏そのものなんである。
切なさというのは 優しさと悲しさと愛おしさが巧妙にブレンドされた気持ちなんだね、などと、思わず言ってみたくなるような感傷が ここにはある。

物はついで ということで Bell Bottom Blues も更新しておこうかな。なんとまあ in Yokohama ですと。アンプラグドだが 中々いい感じだ。


　　　　　　　　　　　　Eric Clapton in Yokohama (Japan) 24/11/1999