fáint・hèart

[ フェイントハート ]  
【feint h:(r)t】
弱虫

無駄だけど無駄じゃない

2024-03-17 17:55:17 | pops
  Lucy Blue - I Left My Heart (Official Audio)




最近はほとんど本を読むことがないんだが以前はそのころ読んでた小説に影響されて通勤の途中にわざとらしく難解な本を読んだりもしてた。考えてみればその反動で本を読まなくなったのかもしれない と今頃そう思う。
その中で思い出せるのは『カオス』という本だろうか。これがまた難解な本で一度読んだぐらいでは全然理解できなくて結局二度読みしてしまったという代物なんだが かといって内容を覚えているのかというとそれほどでもない。
まず巻頭にフラクタル図形のカラー写真があって最初に見た時は全く意味が分かららず 中身を読み始めてからやっと少し分かってくる感じ。
で 何を覚えてるのか?というと記憶の奥の方に残っているのはエントロピーとバタフライエフェクトぐらいしかない。
もともと何の役にも立たない知識なのを頭の体操的な感じで読み始めたのでそれを覚えていただけでも大したもんなんだが エントロピーはたまにする会話の中でちょっとした知識のひけらかしに有効だったしバタフライエフェクト長い間 ある意味オレの心の支えになってくれていたように思う
 cf. ある気象学者の「ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきは テキサスで竜巻を引き起こすか」という問いに由来する言葉。 
バタフライエフェクトという言葉自体は文章の中に出てこなかった気がするが NHKの番組タイトルで使われるようになってから ひょっとしてと思って確かめてみたらそういうことだったのでかなり気分がよかった。
オレのバタフライエフェクト小さなことから始めよう)は今でも心の隅っこの方にあって少し躊躇しそうな時には常に発動する。小さなコーヒーカップを買う時もたぶんそんな感じで ちょっとした勇気やきっかけを与えてくれる。
ちなみに もっとも勇気を与えてくれる言葉というと 韓流ドラマの中にでてくる『大丈夫じゃなくとも大丈夫』だが これは何にでもアレンジできてすごく便利。
「無駄だけど無駄じゃない」「ダメだけどダメじゃない」とか 楽しみながら自分に徳を積んでほしいかな。



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名曲の予感

2024-03-10 21:02:00 | Music
  15 Year Old Emma Kok Sings Voilà(これが私) – André Rieu, Maastricht 2023 (official video)

 *エマ・コック(Emma Kok、2008年3月12日- )は オランダの歌手。彼女はThe Voice Kidsの第 10 シーズンで優勝した後 2021 年に有名になりました。2023 年、アンドレ・リューとヨハン・シュトラウス管弦楽団との共演による「Voilà」の演奏は急速に広まり、4,300 万回以上の再生回数を記録しました。[3] 
コックは胃不全麻痺を患っており[12] [13] 、生後9か月から栄養チューブに依存している。[14]彼女は、病気とその結果として身長が低かったために 5年生の頃からいじめられていたと述べた。[15]  

       Barbara Pravi - Voilà(これが私) Grand Final - Eurovision 2021 (こっちが本家本元)

バルバラ・プラヴィ(フランス語:Barbara Pravi、出生名:Barbara Piévic、1993年4月10日生まれ)は、フランス出身のシンガー・ソングライター、女優。ジュニア・ユーロビジョン・ソング・コンテスト2020で優勝したヴァレンティナの「J'imagine」を作曲したほか 2021年にロッテルダムで開催されたユーロビジョン・コンクールEurovision 2021に「ヴォワラ(これが私)Voilà」という曲でフランス代表として出場し ファイナルでイタリアに継ぐ第2位を獲得している。   


本来なら Eurovision 2021で2位になった Barbara Pravi の ”Voilà” を頭に持ってこないといけないんだけど本人が作詞作曲してたわけではなかったので(作詞は共作)Emma Kok の方にしちゃったけど良かったかな(聞けばBarbara Pravi がなぜ2位どまりだったのか分かるかも…) 
将来有望な15歳のエマ・コックちゃんだが かつて病気や低身長のことでいじめられていた経験があるとのことなのでちょっと一言。
エディット・ピアフが147cm、ミレイユ・マチューがせいぜい153cmぐらいなので これからはそちら方面を目指すことを是非お勧めしたい
ついでに”ミレイユ・マチュー”で思い出したことがもう一つ。
高校時代 通学電車の中で一目ぼれした女の子がミレーユ・ダルクにそっくりだった(Mireille Mathieu - Mireille Darc スペルが一緒なのに読み方がなぜ違う?)
その子とはしばらく付き合っていたが(卒業とともに何となくフェードアウト)今どきの小学生でももうちょっとましな付き合い方をしているんじゃないかと思えるほど素気のない態度だったことがずっと心残りだった。
が 先日スーパーの駐車場で 近くに止めた車から『ほらっ かずえっ・・ここっ ここに掴まって』と どうやら脳梗塞で障害を負ってしまった奥さんをご主人が車椅子に乗せようとしているところらしかったが 光景よりも先にまずその言葉が耳に入ってきた。
「そうだ!一枝ちゃんだった!」
その子のことを忘れていたわけじゃないけど どうしても名前が思い出せなくて考えるのを諦めていた。それだけじゃなく誰に似てたんだっけと一目ぼれした理由まで忘れていたことを一気に思い出せた。
そうだった、次女なのに一枝ちゃんだった。お姉ちゃんが先に家を出てしまったので家を継がないといけないからなんて話をしていた一枝ちゃんはめちゃくちゃ美人で可愛かった。
後から聞いた話だがオレと別れた後はかなりもててたらしい。「そりゃあそうだ オレが最初に見つけたんだから」という気持ちと「もったいなかったな」という気持ちが微妙に入り乱れたが その内それも忘れたように今の奥様といつの間にか付き合ってた。
ちなみにうちの美人の奥様は誰にも似ていない 
😤 

 

 


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