「笑っていいとも」だったと思うけど、共通点を探すクイズで 出てきた答えが『少年時代』だった。今まで 何となく聞き流していた曲だったが、夢はつまり 思い出のあとさき というフレーズに掴まってしまった。
まず「ホントに陽水が書いたのか」とも思ったが、調べてみると ほんとに井上陽水の作詞作曲になっている。唸ってしまった。
そういえば 昔、弟が買って来た陽水のアルバムに「人生が二度あれば」という曲が入ってて、何となくじんわり来たことを あらためて思い出した。
それだけじゃない。たとえば「アジアの純真」。この 語呂合わせというか「韻」の羅列?を見よ。
「アジアの純真」
北京 ベルリン ダブリン リベリア
束になって 輪になって
イラン アフガン 聴かせて バラライカ
美人 アリラン ガムラン ラザニア
マウスだって キーになって
気分 イレブン アクセス 試そうか
開けドア 今はもう 流れでたら アジア
白のパンダを どれでも 全部 並べて
ピュアなハートが 夜空で 弾け飛びそうに
輝いている 火花のように
火山 マゼラン シャンハイ マラリア
夜になって 熱が出て
多分 ホンコン 瞬(マタタ)く 熱帯夜
開けドア 涙 流れても 溢れ出ても アジア
地図の黄河に 星座を 全部 浮かべて
ピュアなハートが 誰かに めぐり会えそうに
流されて行く 未来の方へ
白のパンダを どれでも 全部 並べて
ピュアなハートが 世界を飾り付けそうに 輝いている
愛する限り 瞬いている
今 アクセス ラブ
若い頃は美人だったような気がしたが・・。仮面夫婦説もある妻、石川セリのためにこんな曲も書いている。
ここまで来ると もうどうでもいいようなものだが、つまり 陽水の才能の迸りを感じたと言うことを言いたいわけである。