２００５年１１月 ○日 ＰＭ ○○：○○
『ねえ・・・Ｌ・Ｄの副社長のＭ内って知ってる？』
「はァ・・・え～と」
『Ｍ内Ｒ治って言うの・・・Ｌ・Ｄの副社長の』
「どうだったかな～」
『あら～ 知らない？・・・最近 有名よ～』
「ぅ～ん 聞いたことあるような」
『最近 テレビとか・・・雑誌なんかにも よく出てるわよ』
「ん～ じゃあ・・・どこかで見たことがあるかもしれませんネ」
『彼・・・最近すごく頑張ってるから』
「はァ・・・そうなんですか・・・」
『あんな大きな会社で ＮＯ２でしょ・・・大変みたいなのよね』
「はァ・・・そうでしょうねぇ」
『でもね・・・Ｒ治くん すごくいい子なのよ～』
「へぇ」
『あ Ｒ治くんて言うんだけどね・・・ウチのお父さんの子供なの』
「え・・・そうなんですか」
『ふふ・・・お父さん 離婚して私と結婚しちゃったから・・・』
「ふぅん・・・・・」
『だから Ｒ治くん 若い頃はちょっと苦労したみたいなのね』
「そうですかぁ」
『時々 ウチへも顔出すのよ・・・優しくていい子なの Ｒ治くんて』
「へぇ・・・いいですね～」
『高校出てから 夜間の大学出たみたいなのよ』
「へえ・・・すごいですネ～」
『ね 偉いでしょ・・・すごく頑張り屋なの Ｒ治くんは』
「ええ・・・偉いですネ～」
『それでね 税理士の免許とって税理士になったのよ』
「へえ・・・すごいですね」
『すごいでしょ～・・・それでね 今のＨ江さんに誘われて』
「あ～・・それで～」
『そうなのよ～・・・始めからだから・・・今は あんなに偉くなっちゃって』
「すごいですよね～」
『でもねえ・・・優しくていい子なの Ｒ治くんは』
「そうなんですか～」
『すごく優秀だから・・・Ｈ江さんにも すごく信頼されてるみたい』
「すごいですよね～」
『でも Ｒ治くんて・・・すごくいい子よ』
「へぇ」
『ウチのお父さん もう停年で家にいるんだけど・・・時々顔を出すのよ』
「へぇ・・・そうですか～」
『お父さんも喜んでいるんだけどね』
「そうでしょうね～」
『今 ＬＤもどんどん大きくなってるから・・・バリバリやってるみたいよ』
「今 すごいですもんね～」
『でもいい子よ・・・すごくいい子』
（ 後略 ）
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