ふしあわせという名の猫 - 浅川マキ
浅川マキが 亡くなったようだ。
暗黒系の樹木希林ともいうべき そのチャーミングな風貌は別にして、「アングラの女王」として すでに神格化されていた彼女を一目見たくて、というか 見ておくべきだということで 友人達とこぞってライブに行ったことを思い出す。
「『ガソリン・アレイ』が どうだこうだ」とか、「『赤い橋』って本当はさ」とか、何も分かっちゃいないのに 分かったようなことを 熱く語り合ったもんだ。挙句に 浅川マキが京都に来ると 必ず立ち寄るという店があると誰かが聞きつけて来ると、みんなでそこに行ってしまったりして(五条通りだったかな?小洒落た小さな喫茶店だった)。たぶん いい時代だったんだろう。
日々の移ろいの中で忘れていた、少し苦くてちょっぴり甘い あれが青春時代だったんだななんてことを 今思っている。
赤い橋 - 浅川マキ
この不吉さが 何とも言えないが、同時に 「また一丁行ったるかい!」なんて気になるから不思議だ。
浅川マキが 亡くなったようだ。
暗黒系の樹木希林ともいうべき そのチャーミングな風貌は別にして、「アングラの女王」として すでに神格化されていた彼女を一目見たくて、というか 見ておくべきだということで 友人達とこぞってライブに行ったことを思い出す。
「『ガソリン・アレイ』が どうだこうだ」とか、「『赤い橋』って本当はさ」とか、何も分かっちゃいないのに 分かったようなことを 熱く語り合ったもんだ。挙句に 浅川マキが京都に来ると 必ず立ち寄るという店があると誰かが聞きつけて来ると、みんなでそこに行ってしまったりして(五条通りだったかな?小洒落た小さな喫茶店だった)。たぶん いい時代だったんだろう。
日々の移ろいの中で忘れていた、少し苦くてちょっぴり甘い あれが青春時代だったんだななんてことを 今思っている。
赤い橋 - 浅川マキ
この不吉さが 何とも言えないが、同時に 「また一丁行ったるかい!」なんて気になるから不思議だ。