学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

自分が好きなものは何?

2020-04-19 18:47:58 | その他
休日、家に居る時間が長い分、私は自分と向き合い続けるようにしています。そして、今まで自分が見逃したり、落としてきたものを取り戻すための行動をしようと決めました。

私は学生時代を振り返ると、とにかく勉強というものが大嫌いでした。特に中学校時代はそれが顕著で、周りのみんなが毎日予習や復習、テストだの言う姿を冷めた目で見ていたのです。その理由は2つあって、それは小学校時代まで一緒に遊びまくっていた友人たちが何かにとりつかれたように勉強している姿が異様に感じたこと。もうひとつは勉強の必要性がまったくわからず、先生に聞いても納得のいく答えが得られなかったことです。こうして、勉強をする意味を考えるほうに時間を費やし、学びの場を自ら放棄したのでした。(さすがに高校時代になってからは不満ながらも勉強しましたが…)私は偏った知識で今まで生きてきましたが、仕事で様々な人に出会ったり、書店や図書館で様々な本を手に取ると、世の中はなんて面白いことに満ちているのだろうと思うのです。自分で自分の道を狭くしてきた、ということを今頃になって気づきました。

そこで、これを機にもう一度過去に戻って、ただし教科書ではない、自分なりの学びの時間を取り戻そうと思ったのです。これは馬鹿らしい考えなのかもしれません。私もいい大人ですから。でも、何だか私のなかで中学校時代のつまづきは今に響いているような気がしてならないです。過去に自分が見逃したもの、落としてきたもの、少しずつ自分と向き合い、拾っていきたいと考えています。
コメント
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